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3万円でお釣りがくる家庭用の3Dプリンターできること

3Dプリンターとガーゼ、捨てるマスクのゴムを使えば再利用可能なマスクが作れます。

インクジェットプリンターが、写真並みの綺麗な印刷物がプリントできる時代になり、ついに3Dプリンター(3次元)で、自宅でも簡単に物作りができると話題に。

最新記事:【厳選2機種】ついに3万円以下で使える3Dプリンターが登場!

将来的には細胞を積み重ねて、臓器なども作れるようになるらしい。

夢の様なハイテク技術。業務用なら金属やガラスも材料に作れるようになっているそうですが、家庭用の3Dプリンターは樹脂がメイン。

そこで現在の3Dプリンターは、どこまでできるのかを調べてみました。価格や性能、用途などもまとめています。

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3Dプリンター できること

樹脂素材で作れるものであれば、かなりの物が作れます。こちらはその一例リスト。

  • 壊れた家電の修理(部品を製造)
  • フィギュア(恐竜なども可能)
  • 自作のプラモデル(鉄道模型なども出来る。)
  • スマホケースやスマホの車載ホルダ
  • 造花
  • 食品サンプル
  • おもちゃ(コマとか楽勝、サイコロ)
  • コスプレの衣装のパーツ
  • アクセサリー
  • 表札
  • ロゴマーク
  • 自分で考えた家の模型
  • 家電の壊れた部品
  • マグカップ(漏れ対策は必要)やお皿
  • お弁当箱(漏れ対策や衛生面の検討は必要)
  • 樹脂でできた雑貨
  • 100均などで手に入らないオリジナルなプラスチック容器

3Dプリンターの印刷する大きさによりますが、小物であれば買わずに作る時代になる予感。

あるいは手書きのデザインを元に、手軽に近くのお店で印刷してもらい、世界に1つだけのオリジナルな商品を手にできるようになるでしょうね。ほんとすごい。

また大きなものも、分割してあとから接続できる構造や、接着剤でくっつけてもOKなものであれば、サイズはかなり大きなものが作れるでしょう。想像するだけでワクワクしてきます。

でも気になるのはお値段。

3Dプリンターの価格

どんどん価格が下がってきました。数年前までは15万円前後したものが、いまは5万円を切りそうな勢い。これはあくまで完成品の3Dプリンターの話。

参考価格

XYZプリンティングジャパン ダヴィンチ 1.0 AiO 9万円前半
Abee SCOOVO C170 SCV-C170 4万円弱

参考 アマゾン 最新の3Dプリンタ本体【価格一覧】

参考 価格コムさんの人気ランキング

手の届く方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ただし現状は問題もあります ⇒ 家庭用クラスの3Dプリンターの現状


自分で組み立てる上級者向け

物作りが得意な方は、すでに組み立て式の3Dプリンターを格安で購入されています。

性能面を期待しつつ、格安で入手したいなら、3万円代で入手可能!

ただし手軽とは言い難いです。DIYの得意な方で失敗のリスクがあっても挑戦したい方に向いています。

オススメ機種

MICROMAKE 3D打印机DIY学习套件 光轴版 三角洲 Kossel

改良や新機種に変わると、値上がりする可能性もあります。

商品名を見てお分かりの様に、お隣の国で販売されているもので、個人では購入できないので代行業者さんに依頼することになります。ちょっと入手性や品質は気になるところですが…。

手数料にだいたい商品代金の10%くらいはかかりますが、日本国内で購入するよりもお徳になるケースが多いようです。

参考 代行業者についてはこちら

組み立てには、ある程度の根気と理解力が必要で、丁寧なマニュアルなどはありませんが、すでに国内で自力で製作している方々がいて、情報を公開されています。

自力で組み立てをしたい方は、これらの記事は必見

  • Micromake 3Dプリンター組付け
  • MicroMake 3D打印机・ソフトの設定 初3Dプリント
  • フィラメントリール受けを作る 10%程大きく出力される問題の解決
  • オリジナルパーツを作る ヒーテッドベッド導入
  • ファンダクトを作る

私が参考にしているのはこちら

参考 自作☆改造☆修理の館(新館)

こちらの動画解説も参考に Micromake 3D

自作☆改造☆修理の館さんは、現在(2015年11月現在)、掃除機の壊れた部品を3Dプリンターで製作されています。このような使い方ができれば、簡単な部品の故障なら自分で直せてしまいますね。

また3Dプリンターを使って、さらに機能アップをしてしまうという、面白い記事の連載が続いています。

印刷にかかるコスト

価格ズバリ、重さで変わります。

材料は1Kgでアマゾンなどで購入すると3000円以下で入手ができます。
つまり1gで3円以下。

自分が作りたい物の完成時の重さで変わります。例えばスマホのケースを作るのに10gかかれば、10g×3円/g=30円

実際には、材料を固定したりするのに、余分に消費するのですが、それにしても予想よりも安い感じがします。

もちろん1kgの大きなものを作れば、3000円弱くらい。

サイコロ状で中身が空っぽのようなものであれば、見た目は大きいですが重さが軽いとコストも安くなります。その辺りは、強度とデザインの兼ね合いで工夫できると思います。

補足

印刷する場合、紙に印刷する2次元とは異なり、3次元で造形されていくので形状によっては、印刷に支える部分も作る必要があります。そのパーツの材料費も若干必要になります。

サポート

赤い部分は、後で除去する材料で、造形している間に支える(サポート)する材料です。プラモデルを作ったことがある方なら分かると思うのですが。

ただし形状が大きくなると重量も重いのでサポート材もそれなりに大きくなるので、材料の消費も本体プラスアルファーが必要になります。

家庭用クラスの3Dプリンターの現状

たくさんの機種がありますが、ネット上の口コミやレビューをみると総じて評判はイマイチ。

  • 使いにくい。
  • 音がうるさい。
  • 細かい造形ができない。

これらの欠点は、家庭用のクラスだと20万円するような機種でも同じようなことが書かれていました。

特に細かい造形を期待される方は、切削タイプで削り出されています。

参考 KitMill Qt100 製品PV (オリジナルマインドさんの製品)

まだまだ過渡期で、インクジェットプリンターや複合機のような使い勝手を期待すると、まず不満がでます。

家庭用CNCフライス(ホビー用)などを使われているような、工作大好きな方はすぐに取り入れられるでしょうが、工作をしたことがない、DIYは苦手という方はまだまだ敷居が高いと言えます。

もしスマホで撮影して、さっと3Dプリントしたい方は、まだあと5年、10年先になると思われます。

3Dプリンターで挫折する

自分が思ったようなデザインを、データー化できないこと。

複合機などでプリントする場合は、平面のデータなのでスマホで写真を撮って、そのまま印刷できるのですが、3Dプリンターは現在の技術ではまだスマホの平面で撮影したデータを3Dに変換できません。

第一の挫折ポイント

悩み

そこで印刷するデータを作るのにデザインを数値化する必要があります。

それにはパソコンで動く、CADという形を入力するソフトの使い方を覚えるのに時間がかかります。ここでまず挫折します。

うたい文句は簡単に造形できそうですが、自分が思ったような形状にするには、CADを使って手書きしたイラストを元に3次元で図面を書く必要があります。

第二の挫折ポイント

悩み2思ったようなデザインを図面化できたとしても、思ったように印刷されない場合が多々あります。

平面だったら簡単なのですが、三次元の立体物なので重力に逆らって作るので、足が細いフィギュアを作ると、途中で倒れてしまいます。

そこで倒れないような工夫をする必要があるからです。

でもすでに成功している人がいるので、そういった人が発信した情報を探し出して活用すれば成功していくのですが、そこまでの根気が続かないと挫折します。

すでに作品を発表している方々は、そういった山や谷を乗り越えられた方々です。そういう所を楽しんでできるかが、3Dプリンターを使いこなせるカギになります。

3Dプリンターの正体

このように見ていくと、手軽そうにみえた便利な3Dプリンターが全く別物に見えてきます。

まだまだ家庭でスイッチ入れてプリントボタンを押したら、希望の形に簡単に作れる家電という所までは、完成度が到達していません。

家庭で使える工作機械と言った方が良いかもしれません。工作機械って難しそうでしょう?

実際に難しいと思います。それを承知でやってみたい!使いたいというパワー、情熱がある方であれば、使いこなすまで諦めないと思います。

それらを理解した上で取り組めば、物作りを楽しめるでしょう。不満な点を改良している先駆者の方々の情報公開に感謝。

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釣りやほったらかしのレモン栽培などをきっかけにブログで発信。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。
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