【防災の日と災害の備え】防災センターで専門家に聞いてきた!

東海地震や首都直下型地震、台風の来襲など災害はいつやってくるかもしれません。

実際に身近な友人や親せきの家が、甚大な被害にあったのをこの目で見てきました。東日本大震災では、車がコンビニの店内に建てかかっているのを目の当たりにしました。

そこで防災の日を前に、三重県名張市の消防本部の横にある防災センターを尋ねて、災害の備えや注意事項について聞いてきました。

名張市の防災センター

防災センターの駐車場がムダ広く感じるかもしれませんが、これにはある理由があると思っています。(写真はすべて2015年 筆者撮影)
防災センターの遠景

左の建物が防災センター

隣に消防があります。
防災センターの外観その1

おそらくこの広い理由は、防火訓練などをする為にあるのと、地震などの際の避難所などの拠点になると思われます。

こちらが今回訪れました防災センター
ちょっと近寄りすぎて建物がわかりにくいですね(汗)

防災センター近景

電話で予約してから伺いました。予定では30分ほど、館内を説明していただき、防災についての体験などをする予定でした。

お忙しい中、余計な質問などをするものだから、結局、2時間もお邪魔してしまいました。お忙しいのに、丁寧に説明して頂き有り難うございます。

こちらは防災エンターの展示パネル。地震が発生したとき、家の周りの状況を想像してしまいました。
防災センター内部

こちらは展示物
防災センター内部02
何となくイメージができます。

パネル以外にも、地震の体験ができる部屋があり、地震が起きた場合に何をすれば良いのか、実際に体験することができます。

いざと言うときに、このような想定を頭の片隅にでもいれておけば、うろたえることなく適切に対処できると思えました。

実際に大地震がきたら、腰抜を抜かすほど驚き恐怖に感じると思いますが、何もしないよりはマシかな~と。いざというときに、家族に「想定内!」って言える自分でありたいものです。

火事の出火原因

地震と火事はセットのようなもの。防災センターでいろんな話しを聞かせていただいた方は、元、消防署の職員の方。

火事で多いのがタバコや放火、放火の疑い。
こちらの総務省消防庁では詳しいデータが見られます。

参考 総務省消防庁

放火の多さに驚きです!

それはともかく、日中に多いのが天ぷら油による出火。夕食時などに地震が発生すると、火事のリスクが増大します。

その場を離れない

防災センターの方の話しによれば、天ぷらを揚げているときに電話がかかってきて、ちょっとその場を離れたら、わずか10分ほどで油に火がつき天井まであっという間に上り火事になるといいます。

気が動転している母親

電話じゃなくとも、ご近所さんがたずねて来たら油のことをすっかり忘れていたなんてことにも...。

天ぷら油を揚げている時の温度は180~200度になっているので、14~15分で発火するのが実験でも確かめられています。

参考 天ぷら油火災-呉市消防局 ←テストでは油の温度が冷たい時からの時間の経過がグラフ表示されています。

防災センターの方曰く、フライパンなど口が広くて浅い鍋で天ぷらを揚げていたら、発火の確率と危険が増加するとのこと。

これで決まり!

その点、天ぷら油用の鍋は、口が狭くなってたっぷりと油を入れないと揚げにくくなっていますが、それは防災の観点からいっても利に叶っているといえそうです。

防災センターを訪問して、いろんなことが分かりました。感謝。

※注 津波が予想される地域では、火を止めたら可能な限り早く高台へ非難してください。

特に旅行で出かけた地域で津波にあう危険があるので、その辺りの情報もあらかじめ得ておくと慌てずにすみます。

消火の方法

注意していても、いつ火事になるかわかりません。普通の火事なら水をかけますが、油が出火元の場合は水をかけると危険! 水が一気に加熱して飛び散り、さらに被害が拡大します。

用意しておきたいアイテム

一番間違いないのは、油を消火できる消火器。

火が燃え広がっていない場合は、鍋をフタすれば酸素の供給が絶たれて火は鎮火します。それと油の温度を早く下げるのが大事です。

バスタオルを湿らせて鍋を覆うようにフタをしても効果があるようです。

先ほど紹介した、天ぷら油火災-呉市消防局で消化の方法が解説されています。

台所や居間、寝室など各部屋に1つずつ、消化器を設置して置くと慌てずにすみます。そういえば、うちの消化器もそろそろ中の薬剤を交換してもらわなくちゃ。

いいね! 防災センターで消化器の取扱も教えて頂きました。

  注意事項

もし心当たりのある方は、ぜひ天ぷらの専用鍋をお使いください。・・・・じゃなくって、天ぷらを揚げるときは、電話がかかってもその場を離れないか、必ず火を止めてから場所を移動しましょう。

防災の日

さてさて。防災の日、本題です。

防災の日は毎年9月1日。その日を含む1週間を防災週間として、消防署を始め市町村で防災訓練が行われています。テレビニュースなどにもなるので、ご存知の方も多いと思います。

台風シーズンの時期ですが、神戸を中心とした地震と東北地方で起きたあの地震以降、伊勢湾台風などから忘れかけていた悪夢が蘇ることとなりました。

宮城県気仙沼の地震被害
(2011年 筆者撮影 宮城県気仙沼の地震被害)

それだけに防災の日は、重要な訓練の日という位置づけだけではなく、私達一人一人の意識がリセットされる日ともなっています。

あの当時、私は直接震災にあった訳ではありませんが、テレビの映像や被災地の人の話を聞いて、何度も津波に自分が襲われる夢をみました。それだけ強烈な映像でした。

時間が絶つと忘れてしまうのが人間ですが、9月1日防災の日に忘れそうな記憶を定着させて、危険に備えようと思います。

その際、非難用品もチェックしましょう。いざという時に懐中電灯が付かなかったり、カンパンなどの食品の正味期限が過ぎている場合もあるので要注意。9月1日はそういうチェックの日でもありますね。

カンパンと賞味期限
(2015年7月22日筆者撮影)

賞味期限切れ間際に、なんとか家族で食べきりました。カンパンってたまに食べるから美味しい。でも10日間も食べられません(汗)

私の地域では昔、大地震がありそれを、ご近所のおばあさんに聞いたことがあります。

こういう話しを最近は聞かなくなりました。存命なうちに市や国が中心となり、昔の話しをまとめて欲しい。(個人でそれをやると詐欺だと思われそう。そんな時代になってしまいました。)

忙しい日々ですが、この日だけでも時間を使って準備をしたいものです。

水害

自分の家はなんとか免れたのですが、私の親せきの家へいく道路があちこち崩落して、大変な目にあっています。

そこまでいくのに、私は何度か転落するのではないかと思う程、まだまだ道路が割れていました。

思い出したくない・・・ものを思い出すのが嫌ですね。

また会社の周りの住宅も、人間の腰から肩くらいまでの洪水で、大変な被害に遭われたのを見ました。家財道具などを少し外に出すお手伝いをした程度でしたが、当事者になると相当なご苦労があります。

地震や火事だけではなく、水の被害にも要注意

防災用品リスト

非常食は必須!

南海トラフ巨大地震、東海地震を初めとする3連動で、大規模で広範囲にわたり地震が発生すると、通常いわれている3日程度の食料品の備蓄では、全く足り無い可能性があります。

道路の被害だけではなく、被災者の数が膨大になり周辺地域から物資を運ぶにも、数も足りなくなる恐れも。現在の物資輸送計画を信用していては、想定外の事が起こる可能性があります。

  • 食料
  • 携帯用充電器
  • 非常用電源(パソコン含む)
  • 簡易トイレ
  • 災害用家電
  • 毛布や寝袋
  • 下着や着替えのセット
  • 防災ラジオや防災ライト
  • 防災ヘルメット
  • 浄水器
  • 暖房器具
  • 調理器具

余裕があれば安全靴

気仙沼にいって分かったのですが、木材(家のがれき)が流れてきていたのですが、その木の至る所で釘が刺さっていて、非常に危険な状態でした。

しかも安全靴の中に鉄板を入れないと、普通の安全靴だと貫通します。

私は前もって聞いていたので準備しました。大規模な地震の場合、どこからも助けてもらえないのを想定して、自力で救助するための準備も必要だと感じました。

ぜひリストの優先順位が高そうなものから、防災の日や小さな地震を機会に、少しずつでも追加していってください。

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必要な食料や水の量は想定外

食料や水画最低3日と言われたら、7日~10日くらいは備蓄しておきたい。

問題なのは飲料水
真夏に地震が発生すると、水分補給量も相当なもの1日3Lで家族4人で12L

3日分だと12L×3=36L
もし10日間だとすると、12L×10=120L

ペットボトル2Lで60本も必要!

そこで筆者が注目したのが、池や川の水も飲める携帯用ストロー浄水器

コンパクトなので、カバンのすみにいれて海外旅行にも持って行けるので、いざというときに威力を発揮しそう。でも使うようなことが起きないのが一番ですが...。

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カンパンばかりでは飽きるので、非常食もコッペパンや普通のパンなども現在は長期保存ができるものが発売されています。

味も様々な工夫をされているので、子供達も食べやすくなっています。
水が必要ですが、ラーメン(醤油味など)の非常食もあります。

ドライフルーツなども豊富になってきたので、非常食と言わず普段から食べていれば、いざというときに持ち出しも簡単になります。

※注 非常持ち出し袋は用意しましょう。

防災センターの連絡先と場所

三重県にお住まいの方は、訪問される場合は電話で問い合わせてください。

参考名張市消防本部、防災センター

住所:〒518-0701 三重県名張市鴻之台1番町2

各地域にも防災センターで、イベントなどが行われている場合があります。参加してみてはいかがですか?

名古屋市港防災センターにも行って、震度7の揺れや煙避難体験もしてきました。

防災の日に、改めて避難所などの確認や、家族との連絡の取り方を、再確認しておくと来たるべき日に備えられます。

地震は必ずやって来きます。

参考 家庭用 非常用電源とソーラーパネルで停電を乗り越える方法

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