子供の知恵熱と除菌ブームのちょっと怖い話

知恵熱

「あ、熱い、大丈夫?」

いままで病気らしい病気にかかったことがなかったのに、生後10ヶ月~1歳くらいの幼児が初めて発熱したとき、知恵熱(ちえねつ)じゃないの?と言われます。

知恵熱とは、幼児の免疫がなくなってウイルスに弱くなって発熱することを言います。

産まれて1年ぐらいはママからもらった免疫力が体に残っていて、病気にかかりにくいのですが、徐々にその力が低下します。

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知恵熱はウイルスに弱い体質を攻撃

知恵熱のことを、ウイルスに弱い体質と考えています。

カビの菌

赤ちゃんはママのお腹で過保護に守られていますが、それまは体外の病原菌への抵抗力がないからなので仕方がありません。

でも産まれて少しずつ免疫力が低下していく中で、弱い病原菌が体内に入り始めて風邪引いたり体調が悪くなります。

このとき熱がでますが、そこで体がウイルスへの攻撃の仕方を学習します。そして徐々に他の細菌との接触も増えて、強い病原菌へも対応できる体に強くなります。

刺激

これが上手くいけば、病気にかかりにくい体になります。

保育園で病気にかかりやすい子供

病気

保育園や幼稚園に初めて預けると、すぐに病気にかかる子供がいます。これは1つには慣れない環境でストレスが多くなるのも影響しています。

そしてもう1つ重要なことは、いままで接触したことがない細菌に感染したことで発熱するケースもあります。

でもこれは決して悪いことではありません。むしろ将来、さらに強い強敵、インフルエンザなどへの対抗するための免疫力を獲得するための学習、経験といえます。

海外で日本人が体調を崩しやすい

腹痛

日本人が海外旅行にいくと、お腹を下し下痢で悩まされることもしばしばあります。

その理由の1つとして水に含まれる細菌に極度に弱いことです。いまでは辺り前ですが、ミネラルウォーターを飲むのが普通になっています。

以前、その知識がないと必ずといっていいくらい腹痛になりました。私の友人も3日目に病気になりました。

流し台の排水の詰まり

日本は水道水の基準は世界最高水準で、細菌なども塩素で消毒されているので、蛇口をひねって飲んでも腹痛にはなりません。

一方、現地の人は平気で飲んでも大丈夫なのは、なぜなんでしょう?

それが細菌に対する抵抗力の違い。おそらく小さなことから、それらの細菌と戦って体が学習して免疫力を獲得しているのです。

過保護にするほど細菌に弱く重症化の恐れ

この流れですでにお分かりだと思いますが、もしも日本人がこのまま更に除菌をすすめていって、仮に家では無菌状態で生活するようになったとします。

気が動転している母親

おそらく軟弱な日本人は、二度と海外で生活もできないでしょう。

もしかすると、屋外で空気を吸っただけでアレルギー反応がでたり、呼吸不全に陥るかもしれません。

最近の研究で、アレルギーが少ない子供は、小さな頃に動物と接する期間が多いことが分かっています。

これで決まり!

まだメカニズムが完全には解明されていませんが、子供の頃に動物や自然な環境のもとで体内に入った細菌が、腸内細菌と共に共生してアレルギーの反応を抑えていると考えられています。

このようなことから、都市部を中心に虫や細菌などに過度に避ける傾向が続けば、ある日、ウイルスに負けてしまい大きな影響を及ぼす可能性も予想する人もいます。

何でもほどほどにしないと、徹底的に追い詰めると将来、悪い意味で自分に降りかかってくるかもしれません。

研究者にはぜひ、免疫力を高める研究をさらにすすめて欲しいと思います。除菌もほどほどに。

注意

高熱がでたり、体調がすぐれない場合は、病院で医師の診察を受けさせてくださいね。

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