夫婦別姓のメリットがあるのに賛成派が増えない本当の理由!

婚姻届け

「夫婦別姓に賛成!」

そんな声が徐々に増えているように思います。

メディアが調査しているデータは、設問の前の質問の意図で数値が上下するので、あまり話し半分くらいに考えているので、話し半分。

しかし、それでも賛成派が増えているようには感じます。

ところで、あなたは賛成ですか、それとも反対?

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メリットよりデメリットが大きい

※注 氏名の氏を本記事では、姓と言い換えています。

夫婦別姓のメリットは理解できるのに、賛成が思ったほど急激に増えないのはデメリットの方が大きいと感じている人が多いからだと考えます。

法務省が調査された『選択的夫婦別氏制度に関する世論調査結果』を見ると、夫婦別姓を法律を改正して認めるべきかという問いに対して、賛成下割合が興味深い。

選択的夫婦別姓の割合


選択的夫婦別氏制度に関する世論調査結果より抜粋利用。詳細は法務省まで。

昭和51年当時は、わずか13.0%の賛成。

平成13年には42.1%と、このままいけば過半数になるのではと予想されていましたが・・・

とはいえ昭和(時代)と比較すれば、平成24年 59.5%もの人が、法律で何らかの改正を指示していることが分かります。

デメリットと感じている人

ズバリ、デメリットと感じている人は既婚の女性

親子の会話

たしかに独身のときは、夫婦別姓の方がメリットが多かったでしょう。ところがすでに結婚して、免許証、パスポート、数々の事務手続きですでに姓を変更しています。

いまさら別姓がOKになったから、また元に戻して良いよと言われても、それもめんどくさい。デメリットと感じてしまう。

ということは、本気で夫婦別姓にして欲しいと考えている人は、未婚の女性でしかも夫婦別姓を望んでいる人と、事実婚で別姓の人。あとは、今の姓と名前のバランスが悪くて変えたい人。

と、考えていくと実際には別姓が認められても、変更するは結婚するときしかないので、徐々にしか増加しないでしょう。

もし、あなたが女性既婚者で、夫婦別姓が法律で認められたら、面倒な手続きをしてまで元の姓に戻したいですか?
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選択的夫婦別姓で問題のある人

おそらく法律で別姓が認められることになるとしても、選択的夫婦別姓が有力です。

反対と賛成

いままで通り結婚したら姓を変更するか、いまの姓をそのまま使うか選べる制度です。これなら、それぞれ夫婦間で相談すればOKですね。

問題は、その後ろにいる両親たち。いわゆる伝統的な考え方を持った世代。

江戸時代から武士の家計だったり、由緒ある家柄で○代目と言われる人がいる家は、夫婦同姓でしょうね。

このような家柄では、たとえ夫婦が別姓を望んでも、親や祖父母からの圧力で難しいでしょうね。このような家系の人は、一悶着ありそうです。

両方の姓を名乗る

私が考えるのは、戸籍に両方の姓で登録すること。

ミドルネームとは違います。

例えば鈴木 太郎さんと、山田 花子さんが結婚したら、

鈴木 山田 太郎』『山田 鈴木 花子』

元の姓がどちらか分かるように、以前の姓を戸籍には便宜上、前に記載する方法。

氏名1 氏名2

パスポートや免許証は、どちらか片方の姓を書く。両方の記載は不可(読みづらい)。

このような方法を考えたのは、取りあえず先に進めるため移行期として、両方良いとこ取りを考えました。

今後、さらに国民の間で選択的別姓の流れになれば、また法律を改正すれば良いでしょう。それまでのつなぎ制度。

これなら、表札なども両方記載できますし(二世帯住宅などでは、すでに当たり前になっていますから問題はないでしょう)。

子供の姓に困る

問題になるのは、子供が父親か母親か、どちらの姓を名乗るかです。

成人になるまでは、父親の姓で統一しそれ以降は選択できるようにする案もありますが、これはこれで問題があります。

これから産まれてくる子供達全員に、選択的別姓をさせることになります。

結局、これでは問題は変わりません。むしろより複雑になるでしょう。

成人で姓を変えて、結婚したらまた姓を変える?

事務手続きが更に2倍になりそう。妻は姓を変更しなくても良くなるけど、子供もにその苦労が移転するだけ。

さらに結婚で姓の選択を迫られる。

こんな制度なら必要ない。

平等に姓を変える方法

反対、賛成があるのは、メリットとデメリットがぶつかりあうから。

とくに女性側の不満が大きい。

新しく姓を作る

これで決まり!

だったら、男性も女性も結婚したら、名のように新たに姓を作り戸籍を作れば良い。

どんな姓にするかは、二人で考えるか、両方の姓を一文字ずつ入れるか、全くいれないかなど議論は必要ですが。ここまでくると、戸籍法の改正が大変・・・。

男性にも免許証やパスポート、仕事上でもデメリットを感じてもらう方法。

女性ばかりに、デメリットを押し付けられても困るので、だったら男性にも感じてもらいましょうという案です。

これなら子供の姓を父・母のどちらの姓を名乗るかなど、困ることもなくなります。

ただし、次の問題が発生します。

両方の姓を持った子供が、さらに大人になり結婚する場合。

鈴木 山田 太郎』『佐藤 田中 花子』

この二人が結婚すると、こんな名前になります。

鈴木 山田  佐藤 田中 太郎』『佐藤 田中 鈴木 山田 花子』

やはりどこかで、選択する必要が出てきます。いまのコンピューター管理なら、これでも戸籍で管理できるでしょうが、もはや姓の意味もなくなりそう。

このような場合は、それぞれ一番前の姓にするなど新たなルールが必要になるでしょうね。

鈴木 山田 太郎』『佐藤 田中 花子』

結婚すると、

鈴木 佐藤 太郎』『佐藤 鈴木 花子』

ここまでくると、姓で「家族の一体感が損なわれる」というデメリットとは無縁な時代になりそう。

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まとめ

どんな方法にするにしても、法律の改正が必要になりますが、多くの人の賛同を得るのは難しい。

とはいえ、反対派の方がよく発言される「家族の一体感が損なわれる」というのは納得できない。

家族間は、姓や名を意識しません。それぞれの人格を見ています。

そもそも名前を変えたくらいで、離婚や家庭不和になるようなら、もともとその程度の関係さったのではないでしょうか?

「それなら賛成ですか?」

と聞かれれば賛成とは答えますが、もし今から選択的(夫婦)別姓の制度ができても、いまさら変える気はありません。

ということで、私は姓を変更しないので、私自身には別姓論議はあまり関係ありません。子供達の世代は問題になるでしょうね。

と、いう考え方の人がいるから、あまり真剣な論議が盛り上がらないのでしょうね。 

ポイント

反対派の説得だけではなく、私のような消極的な賛成派を積極的な賛成にするのも大変かもしれません。

(文:みか)

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