「猫ってこんなに臭い?」久々に遊びにきた友人に言われてショック。
でもたしかに最近、気になっていました。
そこで原因を調べると病気の可能性が急浮上。早めに対策しないと、寿命が短くなるかも。
臭いの原因は3つの病気
猫の臭いが気になり出したら、次の3つの病気が考えられます。
- 口の炎症
- 肛門の炎症
- 皮膚病
これらについて対策を取らないと、臭いが酷くなります。
臭いそのものを除去したいときは、こちらを参考にしてください。
口の炎症は歯周病の疑い
口の炎症で臭うのは、歯周病の疑いがあります。
人間と同様に食べ残しが歯の間や隙間に付着して、そこに細菌が繁殖して臭いを発することもあります。結果的に歯周病にもつながります。
ひどくなると歯を支えられなくなり、抜けてしまいます。そうなると食べ物を上手くかめなくなり、体力が低下して体調が悪化。夏場を超えられなくなるなんてことも。
症状によっては自分では手に負えないので、獣医さんに診てもらい適切な治療を受ける必要があります。
歯周病の予防は、普段からできるだけ口を清潔にしてあげることです。
肛門の炎症も臭う
肛門の周囲が皮膚炎を起こしている場合も臭います。
何か分泌物がでていると、そこから雑菌が増えてさらに臭いが強くなることも。
原因によっては家でも対処できますが、最初は獣医さんに見てもらって対処できるものは、指示されます。
自己判断をしてしまうと、猫の症状が悪化したり別の病気を併発するリスクもあるので、まずは猫ちゃんを受診させてあげましょう。
皮膚病も臭いの原因
皮膚が臭うのは、皮脂の過剰な分泌などが原因の1つです。脂が出過ぎると、洗っても取り除きにくく酸化すると臭いが強くなります。
さらに皮膚の炎症を起こして雑菌の繁殖も加わり臭いが強烈になるかもしれません。体全体が臭い場合には、皮膚病のケースが考えられます。
こちらも診察を受けて適切な治療を受けないと、炎症が広がり痒くなったり痛みを伴い猫ちゃんが苦しくなるので、早めに治してあげてください。
猫の臭い対策のまとめ
猫ちゃんの臭いの原因は、いずれのケースでも飼い主が注意を怠ると臭いだけではなく、体調まで悪化させることになります。
早めに獣医さんを受診して対処してもらいましょう。
なお、治療費は健康保険がないので、人間の治療費の100%がかかると考えてください。体は小さいですが、医療費は人間並みかそれ以上にかかるケースもあります。
いずれにしても、猫ちゃんは自分では症状を訴えられないので、飼い主が常に注意してあげる必要があります。臭いは病気発見のきっかけになります。
万が一の為に、猫ちゃんのためにペット保険に加入してあげると、いざというときに治療費を気にせず、病気を治療させてあげられます。


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