40代になったら、急に白髪が目立つようになりました。
(染めないと真っ白 イメージです。)
そこで自宅で白髪染めを使うようになりましたが、ぜんぜん染まらない。
美容院ではちゃんと染まるのですが、どうしても家だと上手くいかない。
新しく生えてくる毛は白く、その上は美容院で染めてもらっている毛の先は黒色をしています。
そこで白髪が染まらない女性に多い原因を調べてまとめました。
目次
白髪が染まらない原因
染まりにくい原因は、
- 髪の毛がきれい。(キューティクルが整っている。)← この可能性が大!
表面がつるつるしていてツヤがある。 - 毛が硬い。
- パーマがかかりにくい髪質。太い。
などがあげられます。
これらの原因は、いくつかありますが共通する点は髪は、まだ痛んでいないということです。
髪がボロボロな状態ほど染まりやすい特徴があるからです。(【白髪染め実例】白髪が染まらない!?原因と対策を現役美容師が解説|くせ毛を生かしたヘアスタイル・縮毛矯正に特化したさいたま市南浦和・浦和にある美容院)
髪が痛んでいない40代の女性
髪の毛が傷んでいないのって、日頃の心がけが良いので本来は良いことです!
- 髪の毛が痛まないように、ドライヤーも過度に使わない。
- お風呂から出て、すぐ水分を拭き取っているので髪が健康を維持されている。
- 食事に配慮しているので髪が健康過ぎる。
逆に白髪を染めやすい髪は、ちょっと薄毛の危険があるかも。そう考えると、染めにくいっていうのも悪いことではなさそうです。
でも、ここである疑問がでてきます。
なぜ髪が傷んでいると染まりやすいのか?
痛んだ髪と毛先

白髪染めは、そもそもどうやって髪の毛を染めているのかご存知ですか?
ヘアカラーの場合、大抵の商品は2つの液(泡)を混ぜるタイプが主流です。この2つの液は、それぞれ役割が異なっています。
仮にA液とB液と呼ぶことにします。
- A液はアルカリ性で、うろこ状になった髪のキューティクルを広げる働きがあります。そして髪を脱色させます。
- B液は、広げた隙間に染料が浸透して着色させます。
この2つの液のおかげで白い髪が黒く、黒い髪が茶髪や金髪に染まります。
髪の毛がある程度は痛んでいないと、たとえ白髪でもキューティクルがしっかり整っているので、隙間が開かず、染料が髪に浸透していかないので染まりません。
髪の毛がきれい。(キューティクルが整っている。)とお伝えしたのは、まさにそんな状況。
とくに40代で自宅で白髪が染まらない女性に多いのが、白髪に光沢感があって樹脂の繊維のようにツヤツヤしている髪。これは白髪染めが浸透しにくい。
50代でもこのような髪の方は、美容を気遣っているので髪の状態が良い証拠。
「まだ、ちょっと分かりにくいけど・・・」
それなら、これはどうですか?
DIYをしていると分かると思います。たとえば木材にペンキを塗るとき、そのままぬると油っで弾くような場合があります。
そこでペーパーで表面を荒らすと、色を塗りやすく定着して落ちにくくなります。
お料理に例えると・・・
テフロン加工されたフライパンをイメージすると、もっと分かりやすいかな。
新しいフライパンは焦げ付きにくいですが、痛んでくるとすぐにくっつきます。
もしそれが食材ではなく染料なら。新品のフライパンは色はつかないですが、古い物は色で染まります。
染まりにくい髪の毛は、このように新品のフライパンのようにきれいなため。
毛を染める場合はそれが問題になります。
なんだか良いような悪いような、複雑な気持ちになりますね。それ以外にも髪の質によっても染まりにくいので、いくつかの工夫が必要になります。
これで分かって下さいネ!
古い白髪染めを使っていませんか?
私がやらかした失敗談。
ノズルの詰まりにご注意を
白髪染めすると、ちょっと余ってしまうんですよね。それで次回にとっておくのですが、問題はスプレーの出口の片方が詰まっているとダメですね。
A液が詰まったり、B液が詰まっているとダメ。片方だけ多くでていると効果がないので、時間をかけて塗っても染まらない。
結局、翌日、新品の白髪染めを使ったら一発で染まりました^^;
私の染まりにくい失敗のケースは、これが多かったかも。ただ前日に一度染めているので、そのときに髪が多少、痛んで染めやすくなった可能性もあります。
ちなみに使用期限は、私の使っているもので開封後、3ヶ月。
室温20~25度 放置時間30分
髪が傷んでいるのでキューティクルもダメだけどそれでも白髪が染まらない。
もしかして冬に染めていませんか?
一般的に白髪染めは、室温が20~25度くらいの常温で効果が発揮されるようです。もし寒いところで染めていたら液の染める効果が低下している可能性も。
髪も冷たいと染めにくい。洗濯物も冷たい水より温かいお湯の方が汚れが取れやすいですよね。それと同じで適度な気温が必要です。
ここで大事なのは、染める作業が終わってから30分のタイマーをスタートさせること。塗り始めからではないですよ。この勘違いが多い。
30分くらいのテレビやYouTubeの動画を見てから、髪を洗うようにします。もちろん冬はエアコンの近くの暖かい部屋で。
また生え際は染まりにくいので、染まりにくいところにはたっぷりとあわあわの液で覆います。
この条件で染めると、キューティクルや髪質などの原因の場合でも良い感じなり、これで大抵の場合は染まります。
※注 あまり放置すると、肌荒れにつながるので30分くらいが目安。
染めやすい白髪染めを使う
「まだダメだよ・・・・」
どうしても自宅で染まりにくいときは、商品を変えてみてください。
使用されている成分と髪との相性もあります。おそらく肌の刺激を抑えるため、薬剤も薄くしている可能性も。
逆に染まりやすいものは効果が高い分、ちょっと強めなのでその中でも頭皮に優しいものを使ったものがおすすめ。シャンプーでケアしましょう。


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