「仕事が趣味」という人は、たとえ収入が増えても破産しない。
以前、収入が急に増えると破産するという記事を書きました。
しかし世の中、その枠に入らない例外的な人はいるものです。
たぶん100人いれば、何人かは大金を手にしても破綻しない人がいます。
仕事が趣味のできる人
24時間、頭の中で仕事のことしか考えないレベルの人は、仕事=趣味。
仕事を嫌々している人がその人をみたら、おそらく「可哀想に。ブラック企業の虜になってしまった」と思うことでしょう。
そんな人は例外でも何でもなく、おそらく昭和30年代の頃の日本人は、みんな仕事が楽しかったのでしょう。
働けば、働くほど収入が増えた時代です。経済が右肩上がりの時代は、それを誰もブラック企業や、ブラックな環境とは言いませんでした。
おそらく今と全く同じ勤務時間でも、収入が今の1.5倍や2倍だったとしたら、ほとんどの人はブラックだとか文句や不満は出てこなかったでしょう。
結局、人はお金だからです。
そして、もしお金が『ものさし』ではなかったら、ブラック企業という言葉は生まれなかったかもしれません。
仕事が本気で好きな人
オリンピック選手レベルのアスリートの人も、競技や練習は仕事になります。
あの人たちが、もしサラリーマンの人のように嫌々、トレーニングをしていたら「ブラック競技」と文句や不満をぶちまけていることでしょう。
「スケートの4回転ジャンプの練習がキツイ」
「今日は坂道を10キロも走り込みさせられた。やってられないよ」
とか、愚痴をこぼすでしょうね。
好きでなければ、おそらくできない練習です。
経営者として成功を収めている人も、私たちが知らないだけで相当な苦労をされているはずです。
仕事の根本には「おもしろい!」があるでしょう。スティーブ・ジョブス氏などは、その典型的な人でしょうね。
あの人がいなかったら、まだiPhoneやスマホはできてなかったかもしれません。
そういう人は成功するまで、資金繰りに頭を悩ませ銀行や投資家に頭を下げ、100、200件回って、やっと1件、出資してもらえる人を見つけたとか。
やっと軌道に乗ってきたら、ベテラン社員が独立してライバル企業を立ち上げたり。
仕事が好きじゃなければ、やってられないでしょう。
だから、仮に急に大成功して大金を手にしても、生活レベルはさほど変わることなく、仕事に集中することもできるのでしょうね。
私たちのような、お金が目的ではないからです。
生活もこだわりも、私たちとは違う人も多いと感じます。
例えば同じ服を何十枚も用意して、同じ食事を毎日のように繰り返すだけ。
「食事や服を選ぶ時間がもったいない」とか言いながら、仕事のことしか考えたくない人。
根っからの仕事好き人間。
このような人は、お金があってもまた仕事に投資するでしょうから、お金で何かを買う時間も使いたくないのかもしれません。
- お金を稼ぐために働く人。← 一般人。
- 仕事をしたい為に働く人。← 仕事そのものが夢。スポーツ選手、専門職の人。
- 大金を稼いで、その資金で何かを実現したい人。← 発展途上国で小学校を建てたい人。ボランティア。
- 何かアイデアを形にするため仕事をする人。← 研究開発者や起業家。
まとめ
「やっぱり、お前はお金か」という人ほど、お金が気になる人で間違いありません!
仕事が目的か、お金が目的か、それによって収入が増えたときの行動が変わり収入が減ったときに、破産するか、変わらないか結果が異なるでしょう。
だいたい私たちは、お金より大切なものがあると良いながら、就職でまず最初に見るのが、自給だったり、給与だったりしますから。
この常識を乗り越えるほど、仕事に対して熱中できる人の中から、成功者が産まれるのでしょうね
仕事が趣味の人、根っから好きな人は、収入が減っても不満は考えないからブラックとは無縁でしょう。
その前に、「どうすれば今よりも改善できるのか?」
それしか考えていないでしょう。だから成功の確率もアップするのでしょうね。
ちなみに仕事(内容)より、お金を優先する人は、稼ぎが多くなると破産しやすいって考えたことありますか?
参考 孫子の兵法?「あなたの会社はブラック企業」という人の声は無視して良い!


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