「ドラム式の乾燥なんてダメダメ」と母と大げんか。
考え方が古いんですよ。いまはドラム式洗濯機でも乾燥しわがつきにくいタイプがあります。
「電気代も高いし、縮むのよ。シワもできるしダメダメ。」なんて、もうそんな知識は石器時代のもの。
例えばパナソニックのヒートポンプ乾燥は、タオルもふわふわ。外干しのものと比べると、圧倒的にドラム式に軍配が上がります。
電気代も極端に安くなりました。
ドラム式でしわができない理由
ポイントは3kg
ドラム式でしわを作らずに乾燥させたいなら3kgくらいに抑えること。そうすれば、しわもできずにタオルも肌触りが良い仕上がりになります。
もしいっぱい詰め込めば、確実にしわのオンパレード。重なりあった洗濯物に、いくら風を当てても、伸びずにしわになります。
洗濯機をお腹に例えるなら、腹八分目よりももう少しすくない腹半分くらいがおすすめ。ジェット乾燥という特殊な乾燥方式のため、半分くらいの量で洗うと、効果的に乾燥してくれます。
洗濯量が少ないほど、しわが少なくなります。
6kg → 3kg → 1kg
何でも一杯に詰め込むのは良くありませんね!
節電とふわっと乾燥は関係している
電気代がかからないのと、ゴワゴワしないとは関連しています。
昔の乾燥機は、ドライヤーのような方式で約100℃の熱風で乾かすタイプでした。それだと電気代もかかるしゴワゴワ感が残ります。しかも縮む。
一方、最新式のドラム洗濯乾燥機は、乾かす発想が違います。まず65℃程度の低温の風で乾かすので生地も傷まず縮みません。
しかも洗濯機内を除湿して、洗濯物を乾かすという発想で電気代も1回16円程度。コインランドリーよりも安い。
「ジェット乾燥、ジェットほぐし」という技で、しわもほとんど気にならないレベルなんです。だから購入したんですけどね。
生乾きの臭いなどが気になる方は、こちらを参考にしてください。
タオルで差が出る乾燥
フェイスタオルなどは、肌触りが重要になるので、ドラム式乾燥で3kg以下でジェット乾燥すれば、やわらかいタオルに仕上がります。
このふわっと、やわらかく乾いたものは、しわにもなりません。
日干しにすると、どうしても固くぺたんこの仕上がりになります。叩いたりして涙ぐましい努力も空しく、圧倒的にドラム式の乾燥に負けます。
母のは、乾燥は電気代が高く縮むという固定観念が理解できないようです。
母が干したタオルと、乾燥機を比較すると、倍くらいタオルの厚みが違います。もう圧倒的な仕上がりです。
しかも干す手間がかからないので、時短できるので助かっています。
しわになりにくい服
もっと完璧にしわを無くしたいなら形状記憶など、しわができない服を選びましょう。
ワイシャツ、シャツもしわができにくい形態安定の服があるので、最近はそれを使うようにしています。少々、お値段が高いかもしれませんが、それよりも時短の方が貴重です。
アイロンなんかの作業も無くせるので、とても便利。しわになりにくいワンピースやエプロンもあります。
※筆者はパナソニックの上位モデル(型落ちでしたが・・・)を使っていますが、日立の最新機種のお高いものは、しわになりにくい機能を搭載していて、評判もよさそうです。