キラキラネームを付けられた子供には、全く責任がありませんが、親が叩かれるようになりつつあります。
- 低学歴だから、子供にキラキラネールを付けるんだ!
- そもそも貧乏だから、いい加減な名前を付けてしまのだろう?
- 親(自分)に個性がないから、子供には自分とは違うことをしてしまう。
中には中傷するための材料の1つに、名前を指摘しているかもしれません。
しかし!
目次
キラキラネームは悪くない
私の友人のお子さんもキラキラネームです。とても可愛いし、親は良い人です。決してバカではなく、適当に名前を付けたわけではありません。
それこそ、産まれる前から、ずっと名前を真剣に考えて、たくさんの候補を検討していました。
とてもいい加減に、名前を付けているわけではありません。そもそもキラキラネームって、いろいろ調べないと、名付けられないと思います。
だから、両親は一般の方に負けないくらい、それ以上に考えて付けているはずです。それにキラキラネームだけど悪い気はしない。
問題があるとしたら、読み方を聞かないと正しく読めないことかな。
※注 ごくごく一部に本人も耐えられない名前も嵐ます。
良い名前と悪い名前
キラキラネームも、良い名前と悪い名前があると考えます。
例えばご両親が一所懸命に考えて、みんなから愛される人になって欲しいという想いを込めて、愛人と名付けたとします。
名前の読み方は、『あいと』『まなと』くん。
でも、おそらく学校でイジメの対象になりやすい名前だと思いませんか?
いくら親が込めた気持が、愛される人だとしても、一般には愛人は『あいじん』と読んでしまいます。
愛人って、良い意味では使わないですよね?
このようにせっかく、子供の将来を考えて真剣につけてもマイナスのイメージが浮かぶような名前は、付けるべきではないと考えます。
良い意味なら、ありかもしれません。そこで1つ、将来を考えてみてはいかがですか?
シミュレーション
もし子供が将来、自己紹介をするときのことをイメージしたら、付けられない名前もあるはず。
子供が大きくなったのを想定して、シミュレーションすれば分かったのでは?
これは学歴とか貧乏とかと関係なく、想像力があるか、ないか、それだけだけ。
たとえば就職の面接でのシーンを想像してみてください。
怖そうな面接官がから「お名前は?」と尋ねられ、
子供が「鈴木 ぴかちゅう(光宙)です」と答える。
面接官はどう思うでしょうか?
「え?もう一度、言ってもらえますか?」
担当者は『ぴかちゅう』と、聞こえたけど、実は聞き間違えたと思うかもしれません。本当は鈴木 ひかり(光)とか・・・
あるいはこんな例はどうでしょう?
結婚相手のご両親に会うときや結婚式の時。
司会の方が「新郎のすずき ぴかちゅう様・・・」
会場は爆笑の渦。芸人さんなら、あるいはありかもしれませんが。
う~ん。どうなのでしょうね?
それでもご両親が名付けると言われるなら、止めはしませんがお子さんが、将来、どう考えるかは、想像されたのでしょうか?
親が低学歴と噂されるのは、そういうところにあるのかもしれません。イメージを持って、キラキラネームを付ければ、最低限、当たり障りの名前になるはずです。
キラキラネームの擁護してみた
批判ばかりするのはよくありません。
良いことだってあるはず。ということで次に、利点をなんとか頑張って考えてみました。良い点と悪い点を比べていけば、あるいは新しく見えてくることもあるかもしれません。
ただし期待はしないでください。自信はないので。
個性を重視して付けたので悪くない
ではいよいよ、キラキラネームの擁護をします!
- ゲーム世代だから、キャラクターに憧れを持っているので、ぴかちゅうという名前を付けたかった。
だからキラキラネームを付けてしまっても、仕方がない。小さいころは喜んでくれた!
- スーパーマリオが三度の飯より好きで、麻央(まりお)とか、カッコイイよね?
例えば日本が好きで、海外からやってきた方とか、イメージで付けてしまう可能性はあります。
- 名前をつけるときは、個性を重視したくて考えた。
「聞いたことがあるような、ありきたりの名前はダメだろ?」
「際立つ名前を考えたら、たまたまキラキラネームと呼ばれるものだった。でも差別化はビジネスでも重要視されているので、良いだろう?」という意見。
- キラキラネームが悪いのではなく、その良さを理解できない周りが変だ!
もしかすると、キラキラネームを付けない、私たちの方がおかしい可能性があります。山田 太郎とか、ありきたり過ぎる。だから山田 勝利生(まりお)と付けた。
山田さんの勝利生(まりお)は、漢字を見たら何となく良い気がする。
名前を付けた理由が、「スーパーマリオが好きだから」というと、批判されるかもしれせんが、そんなのは言わなきゃ分からない。
低学歴の何が悪い?
「だいたい東大やいくつかの大学以外は、どこもたいしたことがない」。
「低学歴とか、どうでも良いだろ!」。
「キラキラネームをつけようが、あんたには関係ない。ごちゃごちゃ言うんじゃないよ」。
「自由で何が悪い!」
まあ確かに。私のような低学歴の人間に言われたら、怒られても仕方がないかもしれません。
こんなとき、林 修(はやし おさむ)先生に分かりやすく解説されたら、あるいは考え方が変わるかもしれません。
もし、そこで気づいたら改名も検討しても良いかもしれません。
常識なんて変わるよ
今は、周りがいろいろいうかもしれませんが、実は何十年後かの未来になれば、キラキラネームが当たり前で、それ以外の名前の方が変だと言われる時代になるかもしれません。
変だと言われるのは、少数派だから。キラキラネームばかりになれば、それが多数派になって常識に変わります。
自信を持ってつけたお子さんの名前であれば、心配する必要はなく堂々としていれば良いと思います。そんな時代がやってくるのはいつかは分かりませんが・・・
キラキラネームより実力で差別化すべき
個性は大事ですが、それがキラキラネームというネーミングではないと考えます。
「昭和の頃は女性の名前には○○子と名付けるのが普通でしたが、いまはほとんど見かけなくなりましたよね?」これも常識が変わった証拠ですよね。
ちなみにAKB48で子がつく方もいらっしゃいました。篠田麻里子・前田敦子・大島優子・松井咲子など。(研究生を含めると、他にも)。
びっくりしましたが、子がついても全く違和感がありませんでしたよね?
これは子という文字より、本人の実力や個性が際立っているからなのでしょう。
結局、キラキラネームで親が差別化させるのではなく、本人の実力で差別化を促すように教育すべき。
まとめ
『キラキラネームを付ける親は、低学歴か貧乏なんて関係ない』という視点で、擁護することを考えました。
「子ども名前は、親が責任をもってつけているんだから、他人にごちゃごちゃ文句を言われる筋合いはない!」というご両親の怒りの声が想像できたからです
何というか、確かに自由だし法律違反ではない。もしキラキラネームを付けられたお子さんが嫌じゃなければ、周りがとやかくいうことではないのかもしれません。
それにキラキラネームじゃなければ、頭が勝手に良くなるわけでもありません。改名は、100%成功するわけでもありませんし。本人には何の責任もありませんから。
「低学歴になると言われムカツクなら、勉強を頑張って東京大学など高偏差値に入って見返してやれば良い」・・・というのも、意味が無い。
結局、本人がどれだけ他人より力をつけて差別化できか、それが強い個性と言えるのですが。
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。