「21世紀の現代に、風水みたいな非科学的なもので引っ越しの場所や部屋、方位を見るなんてあり得ない」と、昔の私は考えていました。
人工衛星が地球の周りを飛ぶ時代に、根拠もない風水で物事を決めるのは、ナンセンスだと言われても仕方がないですよね。
私の友人でまさに、その風水で決めた人がいます。
風水で引っ越しを決めた友人の話
先日、奈良県から兵庫県に引越をした友人に会いました。それほど興味は無かったのですが、話のつなぎに引越の経緯などを聞いてみました(笑)
すると「風水などもしている先生に、方角を決めてもらった」。
「え?何がどうして、どうなって風水で決めた?」とびっくりして、とっさに質問しました。
その先生は、昔から何かしら相談している人で、引っ越しに限らず、恋愛、結婚相手に至までみてもらっているらしい。
「この人はダメですね」と言われたらどうするのか、気になって恐る恐る聞いてみました。
まさか好きになった人だからね・・・
「やめる」と、即答。
おいおい。ちょっとは考えてよ。迷ってよ。
さすがに結婚相手を、他人様に決めてもらうのはダメでしょう。戦国時代なら分かるけど、いまは21世紀だよ。
しかも日本だよ。宗教とか関係ないよね?
だけど、なんの迷いもなく「やめる!」と即答されたのには、さすがにビックリ。
風水で引っ越しを決める合理性ってある?
友達が風水で引っ越しされたり、結婚するのは自己責任だから止めはしませんが・・・
風水で引っ越しを決める場合、こんな判断基準があるそうです。
- 移動による吉凶の影響の判断は、核となる主人を主とする事。
- 居住する家族にもよくない影響が発生しないよう判断する事。
- 移動による方位影響力の良し悪しは、移動する家族すべての
生年月日、移動方位、 移動距離、移動予定日により判断する。
でも、これって合理性がある?
風水に合理性はある?
私は科学で全てを割り切れるなんて考えていません。でも風水でトイレの位置の説明を聞くと、なんだか科学的な合理性を感じることがあります。
鬼門(北東)は凶相と言われ、トイレの場所としては嫌われる位置。
でも話を聞いてみると湿気のある場所に、水周りを避けるなど「なるほど」と納得できる時があります。
これってもしかしたら、味噌と醤油みたいな感じで、合理性があるのかも。色使いも夫婦仲に関係しているというのも見逃せません。
味噌と醤油と風水の関係
お味噌や醤油は、昔の日本人は微生物とか、まだ顕微鏡がない時代から作っていたので、科学的には何も分からずにいたことになります。
微生物が食材を発酵させて、大豆を味噌や醤油に変化させるという理論は、ずっと後になって分かったことです。
ところが当時の職人さんは、それを知らずに美味しいものを作っていました。これはいままでの経験を代々受け継いで、ノウハウとして伝授されたものです。
トイレの場所や玄関の位置なんかも、もしかしたらそういう経験的なものから割り出した学問の1つかもしれません。それを風水と呼ぶようになったのかも。
そう考えると、風水の中身を良く精査して、技術的な要素の内容は取り入れるべきかもしれません。わざわざ風水に逆らってNGなことをしなくても良いと思います。
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。