ロッド(竿)の規格。いろんなメーカーで発売されていますが、商品名に記載されている型番を見ると、そのメーカーでの竿の硬さがわかります。
ロッドの選び方は、釣りの楽しさを大きく左右します。特に、ロッドの硬さと長さは、釣りのスタイルや対象魚によって最適な選択が異なるため、理解しておくことが重要です。
本記事では、初心者からプロまで役立つロッドの選び方を解説し、アルファベットによる硬さと長さの分類方法を紹介します。これにより、自分にぴったりのロッドを見つける手助けをします。
竿の硬さと長さ
型番によりロッドの種類、長さ、硬さを知ることができます。
アルファベットによる分類。
ロッドの硬さと長さはアルファベットで表記されることが多く、これを理解することで選択肢が広がります。
例えば、「M」はミディアム、「H」はヘビーを示します。このような分類を知ることで、自分に合ったロッドを見つけやすくなります。
ロッドの硬さ
ロッドの硬さは、主に「ライト」「ミディアム」「ヘビー」の3つに分類されます。これらはそれぞれ異なる釣り方や魚種に適しています。
例えば、ライトロッドは小型魚向けで、繊細なアプローチが求められます。一方、ヘビーロッドは大型魚を狙う際に必要です。
記号 | かたさ |
L (ライト) | かなり柔らかい。 |
ML(ミディアムライト) | 柔らかい。 |
M (ミディアム) | まあまあ。 |
MH(ミディアムヘビー) | 硬い。 |
H (ハードヘビー) | かなり硬い。 |
他のメーカーと比べても異なるので、同じメーカーの竿の同じシリーズで比べてくださいね。
例)
- ダイワ(Daiwa) JIG CASTER(ジグキャスター) 96M
- ダイワ(Daiwa) JIG CASTER(ジグキャスター) 96H 96Mより、かなり硬い。
竿の長さが分かる
ロッドの長さ
ロッドの長さも重要な要素です。一般的には、長いロッドは遠投が可能であり、短いロッドは取り回しが良いとされています。釣り場や対象魚によって最適な長さを選ぶことが成功への鍵です。
- ダイワ ジグキャスター 106H
Hはハード、つまり硬めの竿だと分かりますね。
106というのは、フィート(ft)で表記しています。106というのは、10.6フィートという意味。
1フィートは30.48cm。
10.6×30.48cm=323.088
ダイワさんのカタログを見ると、106H 10’6”(3.20m)になっています。四捨五入しているようですね。
おおよそ、1フィートは30cmと覚えておけば十分。
ダイワさんのジグキャスターの例
フィート | メートル |
8.7 | 2.62 |
9.0 | 2.74 |
9.6 | 2.90 |
10.6 | 3.20 |
メーカー特有の記号はわかりづらい。
まとめ:型番でロッドの種類、長さ、硬さが分かる
ロッドの種類を示す記号
「C」= ベイトロッド(ベイトリール用)
「S」= スピニングロッド(スピニングリール用)
長さを示す数字
数字はフィートやメートルで表記される。
例):「86ML」の「86」は8フィート6インチ(約2.59メートル)。
硬さを示す記号
硬さは「UL」から「XH」までのアルファベットで示される。
硬さの例)
- UL(ウルトラライト):柔らかく小型魚や軽いルアー向け。
- L(ライト):軽めのルアー用、バスやトラウト釣りに最適。
- ML(ミディアムライト):小型~中型魚、4~20gのルアーに適応。
- M(ミディアム):幅広い用途。初心者向け、軽~中程度のルアー対応。
- MH(ミディアムヘビー):中~重ルアー用、バスやシーバス釣り向け。
- H(ヘビー):大物狙い、重ルアー(10~30g)用。
- XH(エクストラヘビー):非常に硬く、大型ルアー用。
初心者は、狙う魚や釣り方に合った長さや硬さを選ぶことが大切。
例)シーバス釣りには「8フィート6インチ」の「ML」ロッドが推奨されることが多い。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。