仕事で取引先の人の会話が、理解できないと困りますね。
頭の回転が速い人は、クイズ番組で問題がだされても、最後まで問題を読み終わるまでに答えを出せる人っていますよね。
発売当日、楽しみにしていた推理小説を読んでいると「その犯人は○○」だった。読み応えが無かったな。
「え、あんた、なに答えバラしてるの!」
というか、まだ半分しか読んでないのに、なんで犯人が分かってんのよ!
とにかく理解力があるので、人が話しをしている最中に遮られて、こちらが言おうとしていることの結論をしゃべってしまうので、会話にならない。
いくら頭が良いか知らないけど、これって自分勝手じゃないでしょうか?
頭の回転が速い人同士
そもそも頭の回転が速い人同士の会話は、聞いているとキーワード、語句がでてきて会話が終わっている感じ。
話しが短く、要点だけを伝えているだけだから、横にいてもぜんぜん面白くもない。
用件だけをズバリと伝え、補足説明などもない。だから余計、分かりにくい。
理解力の差が分かる例
相手に速く伝えたいという気持は理解できます。
例えば子供のころ姉妹で、小学6年生のお姉さんが小学1年生の妹に学校の算数を教えるとき。
1+2+3+4+5+6+7+8+9+10=
上級生なら、かけ算や割り算を使って簡単に計算することもできます。
ところがこれを、下級生に教える場合、レベルが違うので足し算だけで答えを出す方法を教えなければなりません。
「めんどくさ!」となりますよね。
今はもっと簡単な方法を知っているのに、それを使えないもどかしさ。
もし同じレベルだったら、簡単に説明して終わります。
「この式を使えば、計算が速いよ」
(1+10)×10÷2
「あ、そうそう。この式ね。忘れてたわ。答えは55だ!」
でもレベルが違うと、足し算だけで教えていかないといけないので、時間も労力もかかります。それに何より根気が必要ですね。
これと同じことを、頭の回転が速い人は、私たちに常に感じています。
「何でこんなことも理解できないの?」と、いつも思っているはずです。
頭が良いのに理解してない
「なんで、もうちょっと分かりやすく説明できないかな?」
困ったことに、頭の回転が速いのに、他人と自分との理解力の差を理解していない人がいます。
自分が理解できるんだから、他の人も分かっているはず。だから説明不足になりがち。自分勝手に会話されても、こちらはついていけない・・・
「こちらも勉強不足かもしれないけど、あなたの言っていることを理解できる人なんて、数%しかいないよ」と、言いたい。
でも日本人って、分かったように「うんうん」うなづいて分かったつもりになって、話しの流れを止めないような配慮をしてしまうのも、良い時もあるけど悪い面もありますよね。
「ちょっと、そこ分かりません!」
「今言われた○○について理解できません!」
なんて、会議中にいうと「後にしなさい」とか「まだ説明中です。説明が終わってから手をあげて質問してください」と言われて、恥ずかしくなったという経験、ありませんか?
頭が良いなら、こちらのことを察して欲しいと思ってしまう。
会話を円滑にする対策
お互いに意思疎通ができていないから、いろいろトラブルになります。
いくら頭の回転が速いとはいえ、他人の頭の中を透かしてみるように分かるわけではありません。
やはり理解できない、分からないことは直接、相手にどこが分からないのか伝えないと、相手も勘違いしてしまいます。
やはり自分が分からないと思ったら、質問するなり後から調べて理解できないところを補足する必要があります。
質問できる雰囲気であれば、その都度聞いた方が良いでしょう。取引先の方で、その都度聞けないときはメモして後から聞くか、調べて理解するようにします。
それをしないと、さらに大きなトラブルに発展してしまうので、分からないことは先送りしないようにしたいですね。
まあ、学校の授業でも先送りしてきたので、私は成績が上がらなかったのですが・・・
「つ」といえば「か」、相手がつばを飲み込んでいたら、お茶が欲しいのかな~と理解して、飲み物を用意できるように、会話もすぐ分かればもっと時間を有効に活用できそうですね。
頭の回転が速い人の会話に、自然と入っていけるようになりたい。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。