「どうも、あっちゃん、最近はお腹がぽっこり出てきちゃったよね」
「そうそう。でも本人にいうと気にしているから、キレてしまうから今は触れない方が良いよ」
「そうね。もう少し、様子をみましょうか」
まだ小学生で育ち盛りだけど、中年みたいな体型になってきて肥満になったのは、おやつが原因かもしれません。
でもおやつがダメって訳じゃないみたい。問題は、食べる時間。
子供の肥満はおやつが原因じゃない
おやつは、食べるだけでは太らない。
おやつを食べるのは、むしろ太りにくくする効果があるとも言われています。
問題なのは、急激な血糖値の上昇がきっかけで、使い切れなくなったものが脂肪に蓄えられるからです。
例えばお昼の12時に食事をしてから、夜の19時に食事をするまで約7時間もあります。その間に空腹になっているので、夕食で食べたものが寝るまでに消化されても、エネルギーを使い切れません。
そこで脂肪としてお腹や二の腕、ふとももなどに蓄えられてしまいます。
これがよくある肥満の流れ。
もちろん夕食を控えめにすれば、肥満になるのを防ぐことができますが、育ち盛りの子どもは我慢できない。
そこでおやつがあることをしてくれます。
ポイントは時間!おやつは食べなきゃ太る
実はおやつは、食べないと太るとも言われるくらい有効なダイエット法の1つ。
私も実践したのですが、自分でも効果があると確信しています。
お昼に食事をして、ちょっと小腹が空いた3時くらいにおやつを食べると下がり掛けた血糖値が少し遅くなり、急激な低下を押さえてくれます。
その結果、脂肪へ蓄えるのも緩和れて、夕食時も血糖値が少し高い状態になります。
脂肪になるのは、急激な血糖値が下がるから蓄えられるので、それを押さえてやれば肥満も防げます。
不思議に思うかもしれませんが、食べる時間を変えるだけで、ダイエットすることができます。
早すぎても、遅すぎてもダメ。もちろん食べる量はほどほどに。
親が食べる量を調整する
もちろんおやつが良いからといって、食べ過ぎれば肥満になります。何事も限度というものがありますからね。
さすがにこれだけのケーキを、おやつに食べれば血糖値が急上昇するので逆効果。
とはいえ子供にカロリー計算なんて任せられませんし、私も面倒でいちいちやってられません。そこでもっと簡単に考えます。
例えば三色だんごを、3時のおやつに食べる。当然、炭水化物がほどんどなのでカロリーはそれなりにあります。
調べてみると1本で130kcal前後。炭水化物が主成分で30g程度。
お腹一杯に食べるには、とても足りませんがこの程度がちょうど良い感じ。もしたくさん食べてしまうと、食事を4食食べるのと同じになるので、これは肥満になります。
食べる量は、ほどほどにするのがベスト。この程度なら夕食までにエネルギーとして使い切れるので、肥満になることはないでしょう。
炭水化物が脂肪に変わる
子どもに限らず、大人も肥満になるのは炭水化物を摂取し過ぎているから。
これは食べる量だけではなく、なるまでの間に使い切れる量を大幅に超えてしまうと、お腹に貯められてしまうので、夜は少なめに食べるのがおすすめ。
とくに育ち盛りだからといって、白米を大量に食べて2時間もしない間に寝てしまうと、摂取した栄養の多くが使い切れないので、体に脂肪として貯蓄してしまう。
それを避けるには、夕食の炭水化物を減らすこと。お肉など体や筋肉の材料となるタンパク質を多めに食べて脂肪に変わりやすい炭水化物(糖質)を減らせば、自然と体重が減りました。
まとめ
子供のおやつは、重要な役割があることが分かりました。
急激な血糖値の上昇を抑えて、炭水化物(糖質)が脂肪になるのを防ぎます。
食べる時間は間食と言われる、食事の中間の時間に食べると太りにくい。
おやつの量は、親が管理する。
寝る3時間前には、食事を控え夕食は炭水化物を極力減らす。このような食べ方をすれば、肥満は徐々に解消されます。
ただ、1つ注意すべきことがあります。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。