子供が低身長だから、バレーボールをすると身長が伸びるなら、ぜひやらせたい!
そんな気持ち、親なら誰でも思うはず。うちの子も背が低くて心配していました。
世の中には、「バレーボール等のスポーツしたって身長が高くなるわけない」と、素人判断を短絡的にしてしまう人がいます。
でも専門家の間では、運動をすると身長が伸びることは常識です。
運動すると背が伸びやすい
埼玉県立小児医療センター 代謝・内分泌科科長兼部長 望月 弘(もちづ きひろし)先生によれば、身長と運動は深い関係があるそうです。
運動をすると、次のようなメリットが産まれます。
- 骨の成長を促進させ、身長を伸ばす。
- 運動すると成長ホルモンの分泌が盛んになる。
- 体を動かすと空腹になりやすく、食事をたくさん食べるので栄養を多く摂取できる。
- 疲れて夜、早めに熟睡できるので、夜中に成長ホルモンの分泌が増加する。
これらが相互に作用して、バレーボールをすると身長が伸びる理由になります。
さすがに専門家の意見ですので、かなり説得力があります。バレーボールをして身長が伸びるなんて素敵ですね。
ぜひ、どんどんさせてあげてください。
クラブ活動で継続して体を動かす環境が大事
でもいくらさせてあげたくても、本人のやる気がないとダメですね。今まで家でゲームばかりしていた子供が、いきなり運動をしろといっても続けられません。
きっかけとして学校のクラブ活動は最適。一度入ると辞めづらいものです。それで継続して運動を続けるうちに、それが習慣化してきます。
あまり親が期待し過ぎてもダメ。
ここで大事なのは、適度に体を動かすことです。何か国体を目指したりオリンピックのような過酷なトレーニングは、注意しないと逆効果になり背が伸びない可能性もあります。
もし激しい運動をさせる場合には、その道の専門家に相談してからにしましょう。
小さいころから、過酷なトレーニングは筋肉組織を破壊し過ぎ、骨の負担を欠けて怪我や故障が絶えない体になります。最悪、骨の変形に繋がることも。
まあ、そこまでやってくれると、親は何も言わなくなりますね。
たんぱく質やカルシウム重視の食生活
バレーボールは過酷なスポーツです。そこで食生活が大切です。
運動すると筋肉が破壊され、それを修復するときに筋肉の繊維が太くなり強くなります。でも食事にたんぱく質を取らないと、体が修復されずに筋肉痛に悩まされることになります。
また骨も強くなるハズなのに、骨の原材料のカルシウムが不足すれば、骨折しやすい骨になります。子供の頃から骨粗鬆症(こつ そしょうしょう)なんてことも。
運動するようになれば、それに見合った食事は欠かせません。
おすすめの食材
たんぱく質は、マメ類、納豆、お豆腐(高い良質のお豆腐)、高野豆腐をとくにおすすめします。>>粉豆腐・高野豆腐でダイエット!まるでプロテイン!
カルシウムは、牛乳だけでは不十分です。めざしなどの魚。丸ごと食べられる魚がおすすめ。
注意して頂きたいのは、これらの栄養素を体に効率良く取り込むには、ビタミンやミネラルも必要です。つまりバランスの良い食事を毎日、欠かさず食べることが重要です。
ただしこういった栄養素は、野菜に多く含まれていますが嫌いなお子さんが多いですね。
しかも毎日のことなので子供メインで食事を考えるのは難しいので、我が家のようにサプリメントも補助的に活用するのが効率的です。
子供の身長を伸ばす、こちらの方法も読まれています。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。