成長期の子供がごはんを食べないと成長が遅れます。
3歳と5歳のお子さんがいるご家庭で、好き嫌いが激しくて2人とも、ご飯をたべなくて悩んでいるお母さんがいました。
しかしそれが原因なの?というのも、こちらで解説しています。
またカレーライスに入っているニンジンやジャガイモ、ブロッコリーはぺろっと食べるのですが、ゆでたブロッコリーは残してしまいます。
そこでうちのある方法を伝授しました。
子供の好き嫌いをなくす
うちの子も好き嫌いがあって困っていました。
ところが小学校に入ると、好き嫌いなものを食べられるようになりました。ピーマンも大好きで積極的に食べてくれます。
ところが当時、「ママ、学校でニンジンが食べられるようになったよ」と自慢げに話してくれましたが、家では残してしまいます。
「学校で食べられるようになったんでしょう?」というと、本人もなぜ食べられないのか、分からないみたいでした。
「お母さんの作るものはマズイ?」と聞くと、「一番美味しいよ」と言ってくれます。私まで意味がわからなくなりました。
嫌いな食材の魅せ方
その後も家では食べてくれませんでした。
ところがファミレスにいったとき、嫌いな野菜を口に入れて食べていました。そのときピーンときました。
「お子様ランチ!」
1つこんなことを考えました。
「もしかしたら大きなお皿にドーンと置いているから、好きなものだけ取って食べるんじゃないか?」という仮説を考えました。
お子様ランチは、自分専用になっているから食べるのでは?
私達も好きですよね。ランチプレート。
そういえば学校も、個人にそれぞれ配られるから食べるのかも。そこで今度は、お弁当屋さんで買って食べさせると、やっぱり食べました。
これは間違いない!
実験開始
その日の夜から大皿をやめて、家族全員分を小皿に分けて出すようにしました。
するとなんと全部食べてくれました!
う~ん。これだったのか。分かってしまうと簡単でした。その日から好き嫌いに関係なく、食べてくれるようになりました。
小皿を洗うのが増えましたが、食洗機を導入して逆に楽になりました♪
調理で気をつけたこと
料理では、あることに気をつけています。
- それは出来るだけ1口のサイズを小さくすること。
- 嫌いな野菜は味を濃いめにして出すこと。
- 食べなければ調理法を変える。
この3つを実践したら、嫌いなものも食べられるようになりました。
いくら食べるとはいっても、野菜の味自体が美味しいわけではないので、そこは味付けが大事です。
炒めたピーマンがあまり得意ではなかった子供が、チンジャオロースで出すと、おかわりするほど、ぺろっと食べたのをみて、それをヒントにしました。
それからです。ピーマンに慣れていったので、野菜炒めでピーマンを出すと食べてくれました。
ピーマンを切るときは細く、縦に切ると苦みが抑えられるというのも良かったと思います。
またピーマンを炒めるとき、塩昆布と混ぜていためると塩味が効いて、美味しいといってくれました。
余り塩分が多いのは良くないとは思いますが、夏場の暑い時期ならピーマンも安いし、熱中症予防にもなるのでおすすめ。
そして徐々に味付けを薄くした今では、ピーマンを普通に炒めても食べられるようになりました。
そして我が家では、どうしても食べられないものは、とりあえず天ぷらにして濃厚なお好みソースで食べさせると、全部食べられることが分かりました。
健康を考えて米油を使っています。
子供がご飯を食べない。好き嫌いがあって、それを無くすときは、子供がなぜ食べないのか、なぜ食べられるのかを良く観察する。
するとヒントが、必ず隠されているので見逃さないのが大事ですね。
好き嫌いを放置すると危険
栄養が不足すると、体に悪影響があります。
- 身長が伸びない。
- 病気(小児がん)にならないか。
- 知能の発達が遅れないか?
今日や明日にどうこうなるわけではありませんが、長い目で見ると発達障害などあらゆる病気の心配がでてきます。こんな心配をしていると、ストレスでこちらが倒れそう。
ちなみに両親のどちらかが好き嫌いがあると、子供も真似するのが問題に。
料理好きだったんだけど、結婚して子育てしていく内になんだか嫌いになりそう。
旦那は好き嫌い激しいし、子供は気分によって食べないし。
まあ子供はしょうがないけど、旦那は大人なんだけどね、子供みたいに好き嫌いするのよ。
仕事から帰ってきて、ご飯がある生活は当たり前ではないのにね🙈
— まつ/しょーもない日記ブロガー (@ponkotsushufu) June 18, 2019
食物アレルギーは好き嫌いとば別
食物アレルギーは病気なので好き嫌いとは別。もしかして子供が特定のものを食べると、体がかゆくなったり具合が悪くなって嫌がっている可能性も。
学校や幼稚園の先生がアレルギーのある子供に
「好き嫌いをするな!!!」
と、ご飯を食べさせる事件を最近よくみるけど
” 好き嫌い ” じゃなくて
” アレルギー ” だから。バカじゃないの?
下手したら死ぬぞ。人に何かを教える仕事や
人の命を預かる仕事辞めた方がいいと思う— 💋城咲沙彩は抜歯が怖い💋 (@saayankrmn) June 18, 2019
決めつける前に様子をみて、子供の意見も聞いてくださいね。
食物アレルギーとは、特定の食べ物に含まれる「アレルゲン(アレルギーの原因となる物質。ほとんどはたんぱく質)」に「免疫」機能が過剰に反応してしまい、体にさまざまな症状をおこすものです。
「免疫」はもともと体に害となるものを排除する働きです。参考 https://www.meiji.co.jp/meiji-shokuiku/food-allergy/about/01/
まとめ:子供の好き嫌いをなくす
この3つの道具を使って、好き嫌いを無くすようにチャレンジしてみてください。
- 混ぜる。(ハンバーグやかき揚げに混ぜる。原型を見えなくする。)
- 調理法を変える。(ジュースにしたり、スイーツにしてみる。)
- 空腹にさせる。
最後の三番目は、本当に効果があります。お腹が空かないと、嫌いなものはまず食べない。
人間、お腹が空いてぺこぺこになったとき、嫌いなものでも食べるしかなくなります。
ポイントは、好きなものも嫌いなものも少量ずつ出すようにします。最初からドーンと出すと、好きな物だけ食べてお腹一杯になってしまいます。
以上のようなことに注意して、お子さんに健康的な食事を食べさせてあげましょう。
あ、おやつを食べさせると、夜ご飯を食べないお子さんが増えています。カロリーが高いものをやめて、寒天などヘルシーなものがオススメ。
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。