「ママ、ピーマン、苦いから出さないでって言ったよね!?」本当に嫌そうな顔。
「ダメダメ、食べなきゃ、大きくなれないよ」と怖い顔のママ。
「だったら、大きくならなくていい」
困りますよね。これって、お母さんが悪いの?
でももしかしたら、ちょっと一手間加えるだけで、今まで食べられなかった野菜を克服できるかも。
野菜の苦味を消す
そもそも野菜って苦いんですよ。だってもとは雑草だから。
草は虫たちに葉っぱをかじられると枯れてしまうから、クセのある苦み、えぐみ、いわゆるアクで虫から防いでいます。だから苦いんですよ。
それなら調理で消せばOK!
魔法の調理法『天ぷら』
ピーマン、タマネギ、ニンジンなど苦手な子供には、天ぷら、我が家ではかき揚げにして食べさせています。
食材をできるだけ細かく切ってから、サクッと揚げて濃い目のソースで食べると、あら不思議。
「甘いかき揚げっていうんだよ。甘いでしょう?」
「うん」。
野菜の苦味を消すなら天ぷらで決まり!
さらにピーマンを包丁でカットするとき、切る向きに注意すると苦みが減らせます。
青シソも生食は苦手ですが、天ぷらは美味しい♪
ニンジンはゆでる、蒸すと臭いや苦みが抑えられます。ファミレスでハンバーグに添えられたニンジンは、何とか食べられる人も多い。バターで炒めるのも良いですが臭いが少し残ります。
ニンジンを薄く切り、みじん切りにしてかき揚げにすると美味しいですよ~
『てんぷら』って魔法の調理法ですね!
ピーマン入り餃子も魔法の一品
実は餃子(ギョーザ)も、ピーマン嫌いの子供が好きになる魔法のメニューの1つ。ピーマンを切って塩もみしてから、餃子にすると気づかずパクパク食べてしまいます。
「え!?ピーマンがこの中に入っているの?」と、信じられないという顔をしています。言わなければ分からない。何も言わない方が良いかも。
最初は分量は少なめにして様子を見てみましょう。美味しいと間違いなくリピートに♪
カロリーが気になる方へ
天ぷら油のカロリーが気になるなら、
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- 油をしっかり落として、吸い取って吸着させる。
- 一手間かけて、オーブンでさらに油を落とす。
- 健康志向の天ぷら油を使う。
- 脂肪燃焼の特保の飲み物を一緒に飲む。また油の種類によっては、ビタミンEなども摂取できるので、食べ過ぎなければ問題なし。
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子供の場合は、成長期に多くのカロリーを必要とするので、あまり気にしすぎなくても大丈夫。
苦みの少ないピーマンなどの野菜
最近、苦みの少ないピーマンも開発されています。そろそろ百貨店などで見かけることもあります。
タキイという種苗の会社が、『こどもピーマン』という苦みが少ない品種を開発しているので、自分で育てられる方は挑戦してみては?
参考 http://www.takii.co.jp/info/news_120319.html
またトマトなら、独特の青臭いものより、糖度が高いフルーツトマトや硬い果肉が多いファーストトマトがおすすめ。
マイクロトマトだと、フルーツと思って気づかれないかも。大きさは大豆より少し大きい程度。
それぞれ苦みのある野菜でも、品種や調理法で子供が食べられるケースも多いので、いろいろ試してみましょう。
もしかすると、食べられるのに食べない原因があるかも。これは私がニンジンの食べられなくなった理由です。
ちなみにキャベツの苦み成分は、みじん切りにして水にさらすと苦みがやわらぐそうです。私はマヨネーズをたっぷりかけると、全く気にならないですが。
キャベツの天ぷらとか、やったことはないけど美味しいかも。
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。