やっと寒天が固まった!
何をやっても、時間が過ぎてもダメ。最初は失敗してから学習する桜香です(汗)
あんみつを作るために、粉末の寒天で作ったのですが固まらずに失敗。でも珍しく水ようかんを作ったときは、上手くできたのに何がいけないんでしょうか?
寒天のたたり!?まさか・・・ね?
調べて分かった【意外な寒天の欠点を発見!】それでようやく寒天が固まりました。
時間が経過しても寒天作りに失敗した原因
普通のあんみつは買えば良いので、ちょっとオリジナルなものを作ろうとしました。
そこでみかんや、レモンの果汁を使ったフルーツ寒天を作りました。いつもの手順でやったのですが、ちゃんと固まりません。
これまでも水ようかんや、牛乳寒天を作っていたので、失敗するハズがありません。
形はちょっと崩れているけど、固まってますよね。
なんか、粉寒天、不良品かな・・・。ちょっとむかついていました。
寒天が固まる時間
1つ大事なことがあります。それは寒天が固まる時間の目安。
一般的に寒天は40~30℃で固まり始めます。アルミ容器に小分けにして氷水で冷やせば、20~30分くらいで固まることもあります(寒天の量や冷やす温度によって異なります)。
一方、真夏で室内も30度を超えるようなところでは、なかなか固まりません。
冷蔵庫に入れても固まるのが遅いのはなぜ?
これは小学校か中学校で習うことですが、ちょっと忘れているかもしれないので補足しますね。
例えば0℃の冷たい空気と、同じ温度の水で物を冷やすと、水で冷やす方が熱伝導率が20倍以上もあるので早く冷やせます。
つまり冷蔵庫に入れて冷やすより、冷たい水で冷やす方が早くなります。さらにアルミの容器も熱を伝えやすいので、さらに早く寒天を固まらせることができます。
もし急いでいる場合には、アルミ容器と氷水がオススメ!
酸っぱいのを入れたら固まらない!
みかんとか、オレンジジュース、レモンの果汁を入れて寒天を作ると固まらない!
そんなこと知らなかったよ!
でも、作る方法はありました。
ポイントは、最初にお湯で寒天を溶かして寒天液を作ります。あとで加える果汁の量だけ減らしておけばOK。
しっかり溶けてから、果汁を加えると固まります。ちょっとゆるい感じですが・・・
少し粉寒天の量を多めに入れた方が、うまくいきます。固まる力が弱い。
どうやら果汁の成分が影響して、寒天の結合がわるく固まらない。
私みたいに、ちょっと変わった寒天を作るときは、注意してくださいね。果汁以外にも、もしかしたら野菜ジュースでも固まりにくいかも。寒天って簡単そうで奥が深い。
溶けてないと固まらない
失敗しないためには、十分に粉寒天を煮て溶かす必要があります。
おっちょこちょいの私がやらかした失敗です。
棒寒天から初めて粉寒天を作った時の事。水に入れたら、すぐに溶けたので「なんだ粉寒天ってこんなに簡単なんだ」と思い込みました。
たしかに棒寒天を水で戻すような行程はないので楽なんですが、しっかりと説明書を読まずに作ったので失敗しました。
粉寒天は、水に入れると溶けたように見えるけど溶けていないです。2分くらいはしっかりと沸騰させて、煮立たせないと完全には溶けません。
沸騰して2分。これ大事!
もし、寒天だけでも固まらないときは、煮立たせ不足を疑ってくださいね。
分量を間違えているケース
これも私がやった失敗ケース。
ケチったわけではなく計量を間違えてしまって、分量を規定の半分しか使いませんでした。
で、どうなったかというと、なんだか柔らかくてすぐに潰れてしまうような、おかゆみたいな寒天ができてしまいました。
好みがあると思うので、規定量で成功したら次回から、水や粉の量をアレンジして硬さの違う寒天も楽しんでみてください。
くれぐれも分量には注意してくださいね^^;
下記も良かったらどうぞ。
まとめ
寒天が固まらないのは、
- 酸味のある果汁などを入れた。
- 寒天をしっかり溶かしていない。
- 分量を間違えている。
- 冷やす温度が高い。
- 冷やす時間が短い。
これらをもう一度、確認してください。
まだ固まっていなければ、もう一度加熱して氷水で冷やしてみてはいかがですか?
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。