ミニトマトの花が全部落ちた!
あまりのショックで、落ち込みました。せっかく順調に葉が大きく広がり、背丈も大きくなったのに残念です。
「やっぱり水耕栽培で室内では難しいのかな・・・」とあきらめる前に、ひらめきました。
それでやっと、実がなり始めました。
花が落ちる理由が分かった
全ての花に実がつくと立派ですね。これだけ実れば文句なしです。
以前はベランダで栽培していたのですが、雨に当たると実が青いのに割れてしまいました。
でも雨除けをするのは、風が強いと危険なので辞めました。しかも真夏にはベランダが40℃近くまで気温が上昇して、枯れはじめました。
もう1つ大きな理由は虫と病気です。そこで今年は室内栽培にしたのですが、最初からうまくはいきませんでした。そこで・・・
太陽の光が室内に入らない
問題は日照不足。夏になると、太陽が高くなり室内に入らなくなってしまいます。ベランダには光が当たっているので、花が落ちるのは光合成するのに日の光が足りないから。
そこでベランダにアルミシートを置いて、外から室内に向けて光を取り入れるようにしました。鏡が一番良いのですが、さすがに大きな物は用意できなかったので。
その甲斐あって、ついにミニトマトが結実しました。
ところが・・・3段目、4段目が花がつかずに実らず全滅。また振り出しに戻りました。
室内で育てるなら夏以降の方が、光が入って良さそうです。
栄養が足りない
水耕栽培なので、栄養は足りているハズなのですが、どうも品種の問題で根っこの張りが悪いようです。
糖度の高いミニトマトなのですが、それは根の張りが悪いことと関係あるかもしれません。もともと水耕栽培を想定していないでしょうね。
そこでひらめきました。
容器をもっと大きなものにしよう!
2Lのペットボトルの容器で育てていたので、溶液が少ないのも理由の1つだと思います。
ただこの品種は葉っぱも細いので、それほど水を必要としないようで、2日くらいは水が持つような感じです。
でもこれではダメだと思い、百均の10Lのバケツを買ってきました。最初からこれにすれば良かったと後悔。我が家の室内では、10Lは限界ギリギリのサイズ。
それからはグングン生育しました。やっぱりミニトマトでも10Lにすると最初の1週間くらいは根が伸びています。
室内なので余り上にのばせないので、わき芽をそのままにしてのばし放題にしました。
10日目くらいから生育が加速します。わき芽が伸びて4カ所で花が咲き始めました。やはり水耕栽培は、容器が大きいほど有利ですね。
水の交換
栄養のバランスが崩れると花が落ちます。
少し寿命を延ばすなら、たまには水だけを補給してあげると交換頻度を下げられます。ただし生育が落ち着く欠点もあります。だから定期的に変えれば良いのですが(汗)
もし、液肥を交換されていないなら、入れ替えてみましょう。水は塩素が入っているので、一晩、くみ置きした水を使ってくださいね。私はもう1つバケツを用意しています。
まとめ:水耕栽培でミニトマトの花が落ちる
- トマトの花が落ちるときは、室内でトマト栽培をされるなら、容器は10Lくらいは確保しましょう。水の補給も楽になります。
- 日の光は5時間以上は必要なので、採光を考えてください。光合成ができないと実を大きくできないので、トマト自身が花を落として負担を減らそうとするからです。
こちらで紹介した方法と組みあわせると、さらに成功率が高い方法があります。
成功率が高い ミニトマトの花が落ちる!実がならないときの受粉の特効薬!
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。