わずか1本のミニトマトの苗から、それを水耕栽培で育てて、ついに3年目に突入しました!
そんな人、私の周りには誰もいません。
とはいえ、2年目に入る前に私の不注意で1本折ってしまいました。
「あれ、1本の苗なのに折れたら終わりじゃないの?」と思われたかもしれませんが、実はトマトは挿し芽で無限に増やすことができます。
目次
ミニトマトの室内栽培で最大のメリット
室内栽培の最大のメリットは、真冬でもトマトが生育できる温度を保てること。真冬こそ育てやすい(理由は後述)。
私が育てているミニトマトは、冷房も暖房もない部屋で水耕栽培しています。
冬は10度、真夏は35度は超える気温、それでも育つのはトマトに力があるからでしょうね。
冬でも霜さえ降りなければ、枯れることはありません。もともとトマトはアンデスの高地が原産。夜は気温も低くなるので、寒さにも強い。
※秋~春まで窓から、太陽光が入る窓際で育てられることが大前提。夏は逆に日が室内に入らないので不向き。
ミニトマトの水耕栽培は簡単
室内で半日以上、太陽の光が当たる場所で水耕栽培できます。
※注1 種苗法で品種登録された植物は、挿し木や挿し芽、接ぎ木は禁止されています。
増やすのも簡単で、わき芽を挿し芽にするだけ。
大きなトマトと違い、ミニトマトは実が小さいので実に蓄える栄養分が少なくてすむからかもしれませんね。だから日照条件が多少悪くても、生育できると考えられます。
もし1日数時間くらいしか、光が当たらない場所ならチマサンチュなど葉もの野菜がおすすめ。夏は太陽が高くなるので、室内に光が入りづらくなるからです。
生育が良く実つきも良くなるのは、秋頃から春先まで。太陽が低くなるので、室内に日の光が入り込み光合成が活発になるので、実のりも夏よりも良くなります。
トマトは、霜にさえ当たらなければ寒さに強く枯れずに室内でも生育します。
窓枠いっぱいに育つ
ミニトマトは育てやすく、水耕栽培で窓枠に広がり続けます。
室内で太陽光が十分に当たらない影響もあるのか、油断していると天井まで成長しますし、窓枠いっぱいまで、わき芽から育ち広がります。
トマトをビニールハウスで育てると、藤の棚やぶどうのように大きく拡がりますから、グリーンカーテンにもなります。
ただし室内は暗くなるので、適当にわき芽を間引いてくださいね。
冬の方が太陽の光がたくさん入るので、実はしっかりと成長してくれます。真夏の方が光が少なく暑いので成長、結実は悪い感じです。
何年くらい成長を続けるのだろう?
我が家のトマトは、一度、根元からポキッと折れてしまいましたが、その時に挿し芽をしたのが、2年目も実り続けています。
おそらく何事も無ければ、3年目も生育を続けるのかもしれません。
ただそろそろ家族から邪魔だとクレームが入り始めていたので、ミニトマトの水耕栽培は終わる予定です。
まあ暗いですしね(汗)
もし観葉植物の様に育てるなら、小さい容器でわき芽をとって3段目くらいのところで、芽をカットすれば、それ以上には大きくならないので、邪魔にはなりません。
とはいえ、ちょっと油断しているとすぐにわき芽を伸ばして成長するのでご注意ください~
室内栽培の他のメリット
家から離れた畑だと、週末にしかいけませんが室内栽培だったら、わき芽を毎日とったり収穫も簡単。
仮に病気になりかけてもすぐに分かります。そしてなにより管理が簡単。
また雨に当たらないので、土にいる細菌が雨で泥と一緒にはねて葉に付着して病気になることもありません。
そして虫もつきにくい。
これらは全て室内栽培だからこそ、得られるメリット。
夕食にミニトマトを収穫するなんて最高♪
まとめ:室内でミニトマトを水耕栽培!3年目の成果
たぶんわき芽を挿し芽にして、どんどん増やしていくとそのうち、売るほど栽培できそう。
まあ、そんなことをすると、どこからかクレームが来そうなので自家用以外に、誰かに配布したりはしません。もしかすると、法律に違反するかも。
とか考えていますが、自宅でひっそり育てているだけなら楽しいです。挿し芽がダメなら、長く育てればいいや~という発想なら良いのでは?
もしかして苗は、1年しか育てちゃダメって法律作らないでね!
ちなみに、いままで1本のミニトマトから収穫した数は、数百個、いやもっとかな。とにかく、いつスーパーでミニトマトを購入したのか記憶がないくらい、ず~っと買ってませんから。
水耕栽培のやり方などは、こちらにまとめました。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。