最近は水耕栽培のキットが、家電やさんでも売られるようになりましたね。
あれは熱帯魚を飼育するような透明の容器で、LEDライトを上から当てて太陽の光が当たらなくても育てられるようになっています。
でも買うとお値段は小型のハーブを育てられるタイプで6000円前後、ちょっと本格的なものになると2~5万円クラスに。
そのキットをよく見ると、別段、変わったことはしていないんですよ。容器と金魚などで使うブクブク(空気を送り込むやる)、それとLEDライト。
容器はバケツでもできるし、ブクブクは安いし、LEDは南側の窓におければ必要なし。
あとは水耕栽培用の液体肥料があれば、簡単に始められます。見た目をオシャレにしたいとか、贅沢なことを考えるならキットの方が良いと思いますよ、そりゃ。
でも安く抑えたかったので、自作で取りあえず初めてみたら、これがメチャクチャ育つ!
ミニトマトのための水耕栽培キットの自作
100均で買ってくるのは、こちらの商品。
- 5~10Lのバケツ。
バケツの中に根を張ったミニトマト
大きい程、大きく育てられる。品種によっては2Lくらいのペットボトルでも始められる。その場合には、すっごく背の低いレジナというミニトマトの品種がおすすめ。
サカタのタネさんのレジナというミニトマトの品種を育てています。 これですでに成長した背丈です。 以前から水耕栽培でミニ - アルミシート 容器に太陽光が当たらないように、日よけのために使います。
- 園芸用の支柱
- 食器洗い用のスポンジ ← 種を巻いたり、苗を植える時に使います。
その他、準備する物
- 縦横が3~5cmくらいの容器。豆腐の入っていた入れ物でもOK。
- 水耕栽培用の液体肥料 ← クリックすると見られます。
- 空のペットボトル 350ml~500mlの空の容器1本
詳しい材料などは、こちらに写真付きでまとめているのでチェックしてください。
このように適当な容器と、スポンジ、専用の液体肥料さえあれば誰でも自作で水耕栽培キットが作れます。
太陽光を活用したら電気代も節約できます!
本格的な自作キットの作り方(オススメしない!)
ここまではダイソーやセリアなどの100円ショップの商品を使った、簡単な水耕栽培キットの手作りをご紹介してきました。
でも見栄えも重視したいという方は、これを使いましょう。
- 熱帯魚用の水槽と、その水槽に設置できるLEDライト。幅45~60cmくらいの水槽。
- 植物を固定する台があればOK。
- エアーポンプはあれば成長が早くなります。
基本、水耕栽培なんてこれだけで出来ます。以前、グッピーとかを飼っていて今は止めてしまい、水槽が余っているなら活用してはいかがですか?
わざわざ水槽を買うなら、市販の水耕栽培キットをオススメします。
この手作り自作キットで作れるのは、葉物野菜やハーブが中心。ミニトマトを作ろうとすれば、水槽も大きいのが必要になりますしLEDも水耕栽培用のちょっと特殊なものが必要になります。
とはいえ南側の窓際に設置できれば、ライトは必要ないのでミニトマトも作れます。その場合、ミニトマトを支える支柱は必要になります。ないと倒れてきますからね。
それもめんどくさいという方は、カーテンレールに紐(ひも)をひっかけて、トマトと結べば簡易的な支柱になります。
ちなみにドリンク剤のビンでも、こんな野菜が栽培できましたよ。
ここまでくれば、何でも育てられそう♪
太陽光を利用すればLEDも必要ない。100均で安く道具が集められるので、コストといえば液体肥料くらい。でもミニトマトは十分に元が取れるし取り立てが食べられ、しかも美味しい!
良かったら他の記事も参考にしてください。あり得ない植物も植えています。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。