我が家のミニトマトの水耕栽培が、2年目を迎えました。
初代は、私のミスで枝を折ってしまったので枯れてしまいましたが、まだ生きている枝先の目を挿し芽に。(これなら無限に、いつまでも育てられる!)
すると、またグングンと成長を初めて2年目も、たくさんの実をつけてくれました。
ところで室内で水耕栽培をするのに、適切な時期は秋から春なんですよ。
室内の水耕栽培は太陽光が決め手
一般的に、畑での栽培(路地栽培)は、春に苗を植えて夏に収穫期を迎えます。
ところが室内で水耕栽培をすると、困ったことが発生します。それが太陽の位置。
室内に直射日光が入らなくなるんです。
トマトの実が付かない原因
いくら水耕栽培の液の濃度を上げても、花が落ちて実がならない。
「薄くしたら?」という発想で、今度は液を薄くしてみる。
ところが、花が落ちて実が付かない。トマトトーンという液を花に付けても、身につきが悪い。
実が付かない原因は、いくつかあります。
- 室内が高温で、液温も高くトマトが夏バテ気味。
- 日照時間が短い。
主にこの2点が、一番、大きな原因です。
夏は太陽が高い位置にあるので、どうしても窓から光が差し込む時間が短くなります。トマトは光合成をしないと、実に栄養を蓄えられません。液肥だけでは不足するのです。
じゃあ、どうすれば良いのか?
秋から水耕栽培を始める
そこでおすすめなのが、秋栽培。
秋からトマトを育てると、ちょうど太陽が低くなり、直射日光が室内に入り込む時間が長くなります。
つまり屋外だったら日が長いのは夏ですが、室内栽培の場合は、秋からの方が日が長くなるわけです。
でも苗は秋には販売されていませんから、種から育てることになるので、ちょっと難しいかもしれません。
そこで私は春に苗を購入して、夏はとにかく苗を維持することに専念します。そして秋からグングン育つように、わき芽をとったりしているだけです。
10月頃から収穫開始
もちろん夏でも収穫はできるのですが、秋になると成り方がかなり増えます。鈴なり状態になります。
もともとトマトは、高原の乾燥地域で温度が低いところに育つものなので、ちょうど秋の気温が下がる頃が、生育にはちょうど最適なんです。
すでに春から実があまりならなくても、背丈は大きくなっているので、太陽光が増えれば一気に実付きがよくなります(トマトトーンはした方が良いです)。
このころから、ミニトマトは全て自家製栽培のみで、スーパーで買うことはありません。
このまま春までなり続けるので、収穫が楽しくなります。
まとめ
秋になると、太陽の光が長く射し込むようになり、気温も25度前後になるので、成長が活発になります。
水耕栽培は、環境が整うと室内栽培でも放置していると、窓、全面に広がっていくので、部屋が暗くなるのが嫌な方は、定期的に摘心して間引いてください。
枯れてきた葉っぱは、取り除くようにします。また、ミニトマトの場合は、摘果は必要ありません。
育て方などは、こちらに詳細をまとめました。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。