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枯れる!ミニトマトの水耕栽培をベランダで育てるなら危険な温度に要注意!

これは私の事例なのですが、水耕栽培を初めて始めたときミニトマトがたくさん実り、もうすぐ収穫できるところまで育ってくれました。

ベランダのミニトマト

ベランダのミニトマト

「来週くらいには食べられそう」。

少し酸味が残る、甘いミニトマトが食べられるのかと思うと、よだれがでてきそうでした(笑い)

ところが収穫が近づいていく頃になると、樹の勢いがなくなり花は落ち初め赤く実ることなく最後は枯れてしまいました。

もう悲しくて、やるせない気持ちになりました。当時は病気かな~と考えていたのですが、翌日、枯れた原因が分かりました。

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枯れた原因はベランダの高温

家庭菜園は、陽当たりが良すぎるのも考えものですね。当たり前のことだと言われそうですが、当時の私は日中の気温まで考えていませんでした。

水耕栽培なので水の補給は涼しい朝にやっていたので、苗もシャキッとして元気でした。

元気なミニトマトの苗

ところが徐々にしおれ元気がなくなり、最後に枯れた翌日、撤収をしようと夕方に作業をし始めたら、水耕栽培の水がお湯になっていました。

そりゃ枯れるわ・・・。ごめんねミニトマトさん。一生懸命に育ってくれたのに収穫間際に枯らしてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

気になってそのベランダに、1日の最高気温がはかれる温度計を買ってきて、ベランダの気温がどれくらいになるか調べてみたら・・・

46度!

床面は素足で歩くと火傷するくらいの温度でした。

晴天で無風、気温が30度になるとベランダの底面は、そこまで温度が上がっていたのでした。さすがに水耕栽培の水はぬるま湯くらいだったのですが、枯れたのはこの高温が原因だと分かりました。

室内で水耕栽培の開始

ベランダの床面をアルミのシートで置いたりしましたが、風がないと床から少し上の空気は35度を超えていました。

百葉箱

天気予報のその日の最高気温は、百葉箱の風通しがよく日陰になっている場所の気温なので、屋外の日の当たる風通しの悪い地面などの上は、それよりも高くなります。

これは自分の手に負えない。

そこで南側の窓で室内で、水耕栽培を開始することになりました。

これが大成功になったのは、すでに他の記事でご紹介しました。屋外よりも予想以上に生育が良くて驚かされました。

ベランダで育てるなら雨よけ必須?

トマトは雨が降ると、病気になりやすかったり、実が割れたりするのがネック。

土壌には細菌がいて、悪い細菌(ウイルスも?)が雨で泥と一緒にはねて葉っぱに付着して、病気になると言われています。

それは水耕栽培で、地面をビニールシートなどで覆えば庭でもOKだと思いますが、問題は実割れ。

ビニールハウスとトマト栽培

雨が降って割れたミニトマトがこれ。かなり無残に割れています。放置していると虫が集まるから取りました。

割れたミニトマト

晴れた日は成長が遅いのですが、雨が降ると根から多くの水分を吸い上げ早く実が大きくなります。人間でいうと水太りかな。水っぽくなる上、トマトの実が急成長するのに美の皮が追いつかず割れてしまいます。

だから雨よけするようにします。

「水耕栽培は関係ないのでは?」と思われるかもしれませんが、水耕栽培の肥料が入った容器に雨水が入ると液が薄まってしまいます。

また葉からも水を吸収するので、それも避けたいところ。もし美味しいミニトマトを作りたい方は、雨よけは必須。

ただしベランダでは、強風で雨よけがあおわれて危険なケースもあるので、風対策ができない方は、無理しないでください。トマトより安全第一ですからね。

いまだから言えますが、室内で良かったと思います。

続き 室内でミニトマトが鈴なり|トマトのグリーンカーテンを水耕栽培で!

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