「ブロッコリーって、大嫌い!」
保育園でも、野菜嫌いの子供が多くいます。
でもそれ、人から人へと伝染するんです!
いままでは好きだったのに、ある野菜が急に嫌いになる。これが厄介。
子供の野菜嫌いが感染した
お恥ずかしい話、保育園のときニンジン嫌いになったことがあります。
それまではニンジンは美味しく食べていたのですが、
「ニンジン、まずい~」
「私もニンジン、大嫌い!だって苦いもん」
友達がそんなことを、毎日のように言うのを聞いていたある日のこと、突然、私もニンジンが嫌いになって、全く食べられなくなったんです。
理由なんてありません。ほんと、突然の出来事。いま思いだしても理由は分かりません。
そして大抵の場合、そんなことなんて覚えてもいない。私はたまたま記憶していただけ。
嫌いな野菜を生理的に拒否
「ニンジンを食べないと、体が大きくならないよ」「病気になるよ」と言われても、無理なものは無理。
生理的に受け付けないから。
野菜の好き嫌いは、爬虫類や特定の昆虫が嫌いなのと似ています。
「ヘビを見ただけで気持悪い」。
「あの黒い色のゴキブリを見ただけで恐怖を感じる」。
理由なんてないんです。とにかく気分が悪くなります。
それと同じで、「ニンジンを食べないとビタミンが摂取できないから、体に悪いよ」なんていう、論理的な思考で子供に食べさせようとしても無意味。私がそうだったから分かるんです。
「まずい」野菜とは?
毎日、友達が嫌いだというのを聞いていると、なんだか理由は分からないのに、
ニンジン = まずい
と、暗示をかけられたようになりました。
母親は、私が急に食べられなくなったのが不思議だったようです。そりゃ、本人も分からないので。
しかしあるとき、カレーライスだったか、バター炒めだったかは忘れたのですが、ちょっとくらい食べてみようかと思い、頑張ってみたら、
「あれ!?美味しい」
そこからは、また食べられるようになりました。
美味しい野菜だった
以前、母は家庭菜園をやっていて、もしかするとそのニンジンは自家製野菜だったかもしれません。
実はうちの子供も、あるときニンジン嫌いだったのですが、借りた畑で一緒に育てた小さな間引いたニンジンを、その場で洗って食べたら・・・
確かにスーパーで買って食べるニンジンよりも甘くて美味しい♪
あ、これ、子供の頃に食べたニンジンの味だ!
育て方なのか、品種なのか分かりませんが、自分の畑で育てたものは美味しい。もしかすると、収穫したばかりのものは糖度が高く甘くて美味しいのかもしれません。
あるいは無農薬だからかな。
でも、やはりスーパーのものは、いまでの苦手のようです。やはり子供は特定の味には敏感なんでしょうね。
できるだけ小さく切って、カレーに入れるとニンジンなどは食べやすくはなりますが・・・
『子供の野菜嫌い』まとめ
好き嫌いは、無意識の子供達の言葉の暗示によって嫌いになることもあります。
その一方で、本当に苦みがあって美味しくないのかも。
そのほか、キノコの食感が嫌いなケースや、野菜のシャキッとした感じが嫌いなお子さんもいるので、嫌いな原因や理由は様々だと考えられます。
無理に食べさせると拒否反応を起こして、何かのきっかけがないと大人になるまで食べなくなる恐れもあるので、くれぐれも慎重に。
もしかしたらJAや道の駅で、美味しい野菜を見つけて食べさせたら、美味しく食べられるようになるかも!?
ちなみに今でも、苦みのあるニンジンは食べるけどマズイ。
それじゃ、どうすれば良いのか?
答えがこれ。
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。