「テフロンのフライパンって、すぐ焦げ付くよね」
「え?そんなわけないよ」
「だってすぐダメになっちゃうよ」
「安物でも、そこそも持つよ」
私の友人は、すぐにフライパンをダメにします。ダメだこりゃ。使い方を見せてもらったら、驚愕の事実が発覚!
林先生のテレビでも取りあげられているので注目が高い。
テフロンのフライパンを長持ちさせる3つのポイント
テフロンがすぐ焦げ付くようになる人は、たった3つのポイントに注意すれば、とても長持ちするようになります。
- 加熱したまま長く放置しない。
- 急冷しない。← 意外とやらかす人が多い!
- 硬いものでこすらない
わずか3つに注意するだけで、驚くほどテフロンのフライパンが長持ちするようになります。
すぐダメになる原因
テフロンという特殊な樹脂が、フライパンに焼き付けられています。
ところが高性能でも樹脂は熱に弱い。 樹脂を加熱を続ければ焦げ付く。
煙がでていたら、おそらくテフロンが焦げてしまっているのでアウト。しかも水で冷やしてもダメ。その理由は後ほど解説。
仮に高級なティファールのフライパンでも、買って1回で焦げるようになります。それだけテフロンのフライパンは繊細で取り扱い注意。
急冷するとテフロンがはげる
フライパンは金属の上にテフロンを焼き付けています。
金属と樹脂は膨張率が異なります。
表面上は、まだ付くついていて「大丈夫そうだな」と思っていても、テフロン樹脂が浮いているので、何かの拍子にはがれます。
その結果、テフロンが取れたところから焦げ付き、またはがれた隙間がさらに広がり、フライパンがダメになります。
高温で放置していたのに気づいたら、そのままゆっくり冷ましましょう。水もお湯も入れない!
もしかしたら助かるかもしれません。
硬いものでこすらない
金属や木でこすらない。
テフロン加工のフライパンは鉄のフライパンと違うのは、表面が柔らかいこと。
そりゃ当たり前ですよね。表面がテフロンという樹脂でコーティングされているだけですから。金属や木のへらでフライパンをこすれば、すぐにはげてしまいます。
菜箸(さいばし)も、絵先端をフライパンにこすりつけると、そこから徐々にテフロンが削られていくので注意。
めんどくさいという方は、重くて厚い鉄のフライパンが良いかもしれませんが、こちらもお手入れの手間がかかります。
まとめ:テフロンのフライパンを長持ちさせる
テフロンのフライパンは、とても繊細だとお分かり頂けたと思います。
友人は、3つのポイントがぜんぜんダメでした。
私がみているのに、フライパンは加熱してかけっぱなし。水をフライパンに入れて急冷するわ、金属でこするわ、ダメダメ。
これじゃ高いフライパンもすぐにダメ。
こんな人に「あんたのところのフライパン、使えない!」なんてクレーム入れられたら、企業の担当者に同情しちゃいます。
たいだい丁寧に使っていても、テフロンのフライパンは1年半くらいが寿命と言われています。樹脂ですからね。
使用状況、使う回数によっても異なるので、あくまで参考程度にて。
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。