ヘチ釣りでもっとも大事なのは、ヘチリール。
そのヘチリールでおすすめはこれしかない!
黒鯛工房 黒鯛師 ザ・ヘチセレクション 88W-RT
※注 下記に他に3つ安いタイプも紹介しています。
「なぜ、これなんや?」は後ほど。
もし他のリールを使うと・・・
「なんやこれ、仕掛けが途中で止まるやんけ!」
リールが回転しないので、エサが海中に自然に落ちていかない。
どんなに良い竿を使っても、リールが腐っていたら、ぜんぜん釣りにならない。それくらい重要な道具です。
ヘチリールに求められる回転性能
機種だけチェックしたい方はこちら。
ヘチ釣りは、岸の際にどれだけ自然にエサを落とせるかが釣果に直結します。
少しでも不自然にエサを落とすと、チヌ(黒鯛)は見向きもしません。それくらい警戒心が強い魚です。
ところがする~っとエサを落とせると、がぶっと食らいついてくるから不思議。
あの魚は上から自然に落ちてくるエサに対しては、反射的に食べるんじゃないかと思うくらい、釣れてしまいます。実際、そうだという噂。
チヌは壁にくっついているカニが、波でさらわれて海中にドボーンと落ちてくるのを待っていて、落ちたらすぐに食べないと逃げられてしまう。
それを習性として分かっているから、急いで食べるのだと思います。
だからこそ、自然に落とせば釣れる。
エサを自然に落とせる回転が命
そういうこともあって、できるだけ回転が止まらないヘチリールが求められています。
例えばガン玉2Bとハリ、エサを付けたら、何もしなくてもリールから自然に糸がでていく自然さが要求されます。
落とし込み用、チヌ用と記載があっても、最低限、ヘチ釣りという表記がないと、使えないと考えた方が無難。
ヘチリールと表示されていても、ダメダメなリールも存在しています。クレームが多くなるとその記載が無くなるかもしれないけど。
つまり通販で購入される場合は、ショッピングサイトの表記だけでは信用できないということ。
ヘチリールにドラグは必要ない
ただ1つだけ見分ける方法があります。
それはドラグがついているかどうか。
ヘチリールにドラグがあると、自然に落ちずにひっかかり途中で止まります。ドラグ機構が抵抗となって糸が出ていかないからです。だからドラグ付と書いてあったら除外しましょう。
クリックストッパーは別物
中には似たような機能のリールもありますが、これはドラグではなくあくまでもストッパー機能。クリックストッパーシステムなどと記載されています。
黒鯛工房 黒鯛師 ザ・ヘチセレクション 88W-RT
ちなみに88W-RTの型番のRはRed (赤)の意味で、他の色もあります。
88W-RT レッド/チタン
88W-TG チタン/ゴールド
88W-BG ブラック/ゴールド
機能を省いた88W-Xシリーズもあります。
ボタンを押すと、若干、リールに抵抗がかかり糸を出にくくする機能です。これがないと、ヘチリールから糸を引き出したら、糸がどんどん出てバックラッシュ状態に。
これ使うと便利なので、他のリールを使う気になれない。ただしお値段が・・・・。買うのにコツコツと節約したので、その思い入れもあるからだと思います。
これがついていないリールは、ゴムなどでリールが不用意に回転しないように工夫します。
価格と性能面を考えると、ヘチ釣りにも、落とし込み釣りにも使えるから、この黒鯛工房 黒鯛師 ザ・ヘチセレクション 88W-RTがオススメなんです!
色はお好きなものを。
通販・詳細 ヘチセレクション 88Wを楽天市場で詳細を見る。
ヘチ釣りだけならこんなリールも使える
まずは回転性能がピカイチなプロマリンのヘチリール。回り出したら止まらない!
プロマリン(PRO MARINE) リール 海将黒鯛 レッド KA-87R
最初に見た時、「これやばいな~永久に周り続けるんじゃないだろうか?」と思ってしまいました。
糸を巻くとき、竿に糸を通すとき、エサをつけるときなどは、回転し過ぎるのでゴム等で回らないようにしないと、糸が出てぐちゃぐちゃ(バックラッシュ)になります。
その一手間が必要なので2位としましたが、低価格帯でこの性能なのでイチオシのヘチリールです。
人気で値上がり傾向です。(涙)
ところが、これに変わる格安モデル『バトルフィールド黒鯛』が登場。素晴らしい♪
ドラグありがあるので、間違えずに必ずBK90NRを選びましょう。
通販・最新価格 【PROMARINE/プロマリン】バトルフィールド黒鯛 糸なし BK90NR 368382 リール 落とし込み
プロマリンさん、あんなヘチリール出して大丈夫かな。
予想としては、人気に火が付いたところで値上げのパターンかな。よくある話しなので、欲しいと思ったら、すぐに手にした方がいいかも。
プロックス 波堤チヌ80(廃盤みたい)
かっこ良くないですか?
しぶい感じで良いですね~。
価格もこの中でもっとも低価格。しかも軽いので1日、釣りをしても疲れない。
初めてヘチ釣りをする人にもおすすめ。
他の2つと比較すると、若干、回転性能が悪いのですが、それでもカニをつけるとリールが回転して落とせます。
もっと回転を求めるなら、チューニングをすると劇的に変わります。おそらくヘチリールの回転性能の違いは、ベアリングのオイルの粘度や入れる量の違いだと思います。
予備のヘチリールとしても良いんじゃないかな。私はメンテナンスしたので、2分以上は回転してます!
詳しくはこちら。
回転性能が少し劣る分、バックラッシュの危険も減ります。あ~糸が出る・・・というところでしばらくすると止まってくれるので使いやすいかも。
※なぜ3位かというと、径が80mmだから。ヘチセレクションと比べると使いにくい。
まとめ:ヘチリールのおすすめリール
ヘチリールは3択。
1位 予算に余裕があるなら、間違いなく『黒鯛工房 黒鯛師 ザ・ヘチセレクション 88W-RT』
2位 予算が少し厳しい。できれば1万円以下というなら、プロマリン(PRO MARINE) リール 海将黒鯛 レッド KA-87R。
5千円以下ならバトルフィールド黒鯛 BK90NRが良いですよ。
3位 入門機が欲しい。取りあえずヘチ釣りを始めたいという方には、プロックス 波堤チヌ80(おそらく廃盤)。
いずれのリールも人気が高いので、売り切れると予約になるのでお早めに。
ドラグなしなのに、回転性能が劣るヘチリールを持ってる方に、素敵な情報があります。
目次釣り入門
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。