「何やったの!」
感情だけで怒鳴っていませんか?
実はこれ、新入社員がやる気を無くす原因にもなっています。
※この記事は、自分自身への戒めも込めて記録しています。
子供のほめ方のポイントと注意点
子供をほめる場合、どのようにされていますか?
例えば、積み木で上手に作れたり、おもちゃを自分で片付けられたとき。
「わあ~○○ちゃん、すごいね~」
「ちゃんとできて、えらいね!」というほめ方をされていませんか?
実は、これ、ダメなほめ方なんです。
「どういうこと!?」
具体的にほめる
一人目の子供さんの場合、とくに褒めすぎてしまいがち。
しかも、そのほめ方が抽象的なのはNGです。
お片付けが、きっちりできたら、
「○○ちゃん、お片付けがちゃんとできてえらいね!」と、必ず何に対してほめているのかを、具体的に指摘してあげましょう。
何でも褒めると、子供は何に対してほめているのか分からないと、戸惑ってしまいます。
ママが喜んでくれているのは、表情は超えのトーンで分かるけど、どれか分からないと困ります。
重要
具体的にほめてあげると、失敗したときに子供を助けることになります。
もし1つ失敗しても、「私は○○は出来るんだよ!」と他に自信があれば、心に逃げ道ができ、心にゆとりが生まれます。
叱るときも必ず具体的に叱る
大好きな子供を叱るとき、とてもつらい気持ちになりますが、それは子供も同じ。
大好きなママやパパに叱られて、とても落ち込んでしまいます。
しかし問題なのは、ほめる時と同じで、何に対して叱られているのか、具体的に分かりやすく子供に説明してください。
ただ感情に任せて怒鳴るのは論外。子供が萎縮して、親の顔をいつも見るようになります。
あくまで、『間違った行為がダメ』なわけで、『個人否定をしているわけではない』ということを伝えてあげてください。
これは将来、会社であなたのお子さんが、他の人(上司)の顔を常に気にし、恐れる社員になる原因にもなります。
最近は、たった1つでも失言したら人格を全否定される流れができているのは、何かほめ方・叱り方を曖昧に考えているのが影響していると推測しています。
だから必ず『後片付けをしないからダメ』と具体的に伝えましょう。もちろん1度や2度で理解できません。繰り返し、その都度、注意してあげましょう。
これ、とても大事なことなんです。
具体的にほめて叱る
褒めてばかりいると、失敗したとき子供のダメージは大きくなります。
もちろん叱ってばかりでも萎縮します。
- お片付けができるので、ほめられている。
- ご飯をこぼしたことに対して、叱られた。
このように具体的に理解していると、ダメなものはダメ。良い物は良いと理解でき、子供は、すくすく育っていきます。
もし、どれも曖昧(あいまい)だとしたら、子供は戸惑い、最悪の場合、自己否定をします。
「どうせ、私はダメな子供なんだ」と。自分を全部だめな人と思い込んでしまいます。これは危険。
でも、それは違いますよね?
片付けはできるので、その点は良い子です。ご飯をこぼすのは、食べ方に問題があるから。でも、全部が悪いわけじゃない。
繰り返しになりますが、「子供が、全部悪い訳じゃありませんよね?」
それを理解してもらい、自分に自信を持ってもらうために、いつも具体的に指摘するのです。
では、なぜ、自分はダメな人だと考えるのでそyか?
それは、曖昧に叱っているから、全否定されたように考えてしまうから。抽象的に接してきたからです。
完璧な人なんてこの世にいません
どんな人にも良い所・出来る所と、ダメなところがあります。
東大を出たような勉強ができる人でも、協調性がない人もいます。勉強は得意じゃないけれど、人を喜ばせるのが得意な人もいます。
「何をやっても人並みだけど、人の痛みが理解できる人は良い人です」というように、人は必ず得意な所、欠点を兼ね備えているのを理解してもらう必要があります。
それをしないでいると、例えば自分ダメ人間なんだ、社会の役にたっていない。必要のない人間。と、自分を追い込んでしまいます。
それを防ぐためにも、子供の頃のほめ方、叱り方が大事です。
まとめ
偉そうなことを書いていますが、私も大失敗を何度もしてきます。
感情にまかせて酷く叱ってしまい、心に大きな傷をつけてしまいました。「あ、あんなこと言うんじゃなかった」と思っても手遅れ。
そんな私自身、役に立たない人間だと思い込んでいた時期もあります。
だからこそ、自分への戒めも込めて、このようにまとめました。
叱るときは、論理的に考えて具体的に叱る。
褒めるときは具体的に、感情的にほめるように心がけるように。
すぐにはできないかもしれませんが、ムカッとして怒りがこみ上げてきたら、この記事を思いだしてもらえれば幸いです。
あ、もし感情的に叱ってしまって後から気づいたときは、お子さんに後からでも良いので、なぜ叱ったのかを、具体的に指摘してあげましょう。
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。