子供の足の爪を切って上げようとしたら、プーンと足の方から臭いがしてきました。
「なに、その足!ちゃんと洗ってるの?」
「え、どうしたの?」全く本人は気づいていないのにびっくり。どうしてこんなに臭いがきついのか調べて分かった、子供特有の事情が見つかりました。
洗っても臭う原因と消す方法
臭いの直接の原因は、足に繁殖した雑菌です。
「キャー気持ち悪い~」と思ってしまいました。生ゴミも臭いですが、あれも雑菌の仕業です。
ちなみに良い匂いがするのは、麹菌など人間にとって良い細菌です。
細菌の種類の違い
子供の頃に山にいって、土を掘ったことがあるのですが、とても土の良い香りがしました。あれと比べると大違いです。
もちろん土の中にも雑菌がいるのですが、この違いは細菌の種類の違いのようです。
臭いを消すには雑菌をやっつけろ!
雑菌が原因なら、消毒すればやっつけられます。
でも人間の足に消毒液をふりかけても、雑菌を完全には防ぐことができません。子供の足を消毒すると、肌が荒れそうで心配ですしね。
しかも足で地面や床を歩く限り、細菌が常に足に付着してくるから難しいです。もしもそれを防ぐなら、世界中に消毒液をかけるしかありません。そんなことは無理ですよね。
「靴、履けば良いのでは?」という意見もあります。問題はその靴にも雑菌が繁殖するのです。
靴の雑菌が臭いの元?
日本では家にいるときは靴下か、裸足で歩いています。そこで雑菌がついてしまいます。
でも屋外では靴を履くから大丈夫・・・なわけではありません。靴と足の空間がないので、常に湿度が高く蒸れやすい環境です。
真夏は足裏にも汗をかなりかいています。子供の体温が高いのも、繁殖しやすい原因の1つです。
そのような状態を雑菌は大好き。大繁殖してしまいます。おそらく顕微鏡で見れば、気持ち悪くなるくらいの菌がウヨウヨしているでしょう。
まな板に雑菌が付着しているCMを見ても、その気持ち悪さはイメージできると思います。
足が臭いのは、靴にも雑菌がいて菌や臭いが足にもついてしまうからです。だからまず靴を除菌しないと話しが先に進みません。
完全な除菌は難しい?
ファブリーズなどの除菌消臭素スプレーで、靴や靴下も除菌できます。
でもここでも問題があります。除菌しても、また菌が増殖し始めることです。最低でも靴下と靴を消毒し続けないと、消臭することができません。
24時間除菌はできない
消毒液も万能ではありません。もし長い時間除菌できるくらいであれば、肌にも何らかの影響を及ぼす危険もでてきます。
また人間の皮膚には、人によって良い影響を与える細菌もいます。それらも排除すると、別の皮膚病の危険も高まるので、あまりおすすめできません。
それよりも靴で繁殖した雑菌を、履いていない時間に殺菌して数を減らすのが効果的です。
できれば毎日、干して乾燥して除菌するのがオススメ。靴を5足用意して、1日履いたら除菌スプレーをして、5日間は乾燥して寝かせると雑菌を減らすのに有効です。
でも、それも忙しくてできないときは、靴専用の脱臭乾燥機を使う方法もあります。
寝ている間に靴を除菌
寝ている時間で、日中に蒸れて湿った靴を乾燥して、除菌もしてくれる靴専用の脱臭乾燥機があります。
これを使うと、光触媒による悪臭の脱臭ができるので、玄関の嫌な臭いも無くなります。
面白いところでは、なかなか治らない水虫の方にも人気があるようです。少し値段が高い気もしますが、臭いを消臭するアイテムが話題になっています。
詳しい除菌の原理などは、下記の商品の紹介ページを確認してください。
便利なアイテムがあれば、子供が足を洗っても、取れない臭いの原因を消すことができます。
足の除菌?
靴を除菌して乾燥させれば、かなり臭いが減らせます。
ところが、それでも臭いが強い場合は、足の指をキレイにします。とくに雑菌が繁殖しやすいのは、足の裏よりも指の間やツメ。
お風呂で足を洗うときは、指の間も丁寧に石けんを泡立てて洗うようにしてください。
ツメの中で細菌が大繁殖
またツメが長いと、その間に皮脂やゴミ、汗が残っているので、そこに雑菌が繁殖して強烈な臭いの元になります。
ツメの中に黒い汚れがあれば、顕微鏡で見ると恐怖映画を見ているような、恐ろしいほどの細菌が大繁殖しています。
足の爪を切ったら、石けんでその周辺を洗うようにしてくださいね。そのまま寝ると、また雑菌が足で増えて臭います。
ただし深爪はしないようにしてくださいね。
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