生乾きの臭い、気になりますよね。煮洗いなんて、実際にはなかなか現実的ではありません。
数枚なら可能でも、バスタオルを煮るとなると、さすがに大きな鍋を用意するのは難しいです。生乾きの臭いを取るために、そんな手間をかけるのはあり得ません。
もっと手軽に、簡単にできる方法が求められます。手軽に実践できる方法を下記にまとめました。
タオルの生乾きの臭いを消す方法
タオルなど洗濯物の生乾きの臭いを消すためには、雑菌の繁殖を抑えることが非常に重要です。特に、モラクセラ菌などが臭いの原因となるため、効果的な対策を講じる必要があります。
以下の5つの方法で、臭いをしっかりと取り除きましょう。
- 高温での洗濯:60℃以上のお湯で洗うことが推奨されます。タオルを高温で洗うことで、雑菌を効果的に死滅させることができ、特にモラクセラ菌に対して有効です。
- 酸素系漂白剤の使用: 40〜50℃のお湯に酸素系漂白剤を溶かし、20分ほどつけ置きします。この方法では、雑菌の除去と同時に臭いの元となる汚れも落とすことができます。
- コインランドリーの乾燥機利用: コインランドリーの乾燥機は、家庭用よりも高温で乾燥できるため、80℃以上の熱でモラクセラ菌を確実に死滅させます。
- アイロンやスチームアイロンの使用: 高温のアイロンを使うことで、一時的に雑菌を殺すことができます。ただし、生地によっては熱ダメージを与える可能性があるため注意が必要です。
- 重曹の活用: 重曹は弱アルカリ性で、皮脂汚れを中和する効果があります。40〜60℃のお湯に重曹を溶かし、を1時間ほどつけ置きすると、消臭効果が期待できます。
制菌・抗菌・防臭加工のタオル
普通のタオルが臭うなら、抗菌仕様のタオルを使うのも1つの方法です。
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濡れたタオルを何時間もそのまま放置しない。
バスタオルは使ったら干すか、すぐに洗濯します。でも夜は洗濯できないお宅もあると思うので、そうなると朝に洗濯することになります。
これでは臭いが発生してしまいます。タイマー機能を使っても同じことですね。
そこで抗菌タオルを使います。
問題点としては、メーカーやロットによっては臭う場合があります。技術がまだ確立されていないのか、レビューによっては悪い評価もあります。しかも日本製なのですが…。
ただしレビューは100%の信頼性はありません。というのも、ライバルを落とすための、悪い書き込みがあるかもしれないからです。鵜呑みにせず、実際に試してみてください。
ドラム式洗濯機で洗濯・乾燥
もっとも手軽なのは、ドラム式洗濯機で洗濯から乾燥までやってしまうことです。
洗濯しても乾燥が室内干しだったり、陽当たりや風通しが悪いところで干せば、雑菌が繁殖して臭いが残ります。
でもドラム式なら洗濯から乾燥まで、ぜんぶやってくれるので中途半端に乾いて臭いが発生することがありません。
ただしドラム式洗濯機を使っても、臭いが完全に落ちない場合があります。強力な雑菌が繁殖してしまい、普通の洗濯でも殺菌できないケースがあります。
詳しくはこちらを参考にしてください。
キッチンハイター 台所用漂白剤
この方法はオススメしませんが、うちでは効果を実感しています。でもキッチンハイター 台所用漂白剤は、衣類には用途としては向いていません。
メーカーの奨励ではありませんので、自己責任となります。
洗濯用のハイターは漂白剤なのですが、キッチンハイターは除菌と漂白・消臭をうたっているので、試しにバケツに入れてタオルを除菌してみました。
その後、ちょっと絞ってドラム式洗濯機で洗濯と乾燥をしたら、臭いが完全に消えました。
かなり臭うタオルも、新品のように無臭になりました。人にはオススメしませんが、自家用としていざという時は、この方法でやります。
ちなみにタオルが黄ばんだものや、少々の汚れもこれで落とせました。私としてはハイターよりもキッチンハイターの方が効果を実感しました。
その分、衣類の繊維を傷めているかもしれませんが、臭くて使いたくないタオルや、黄ばんで捨てたくなるタオルだったので、ダメもとでやってみたら、見事成功しました!
あくまでも自己責任でお願いします。なお分量は、いろいろ変えてチャレンジしてください。
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。