泳がせは新鮮な生きエサが必要なので釣り具店でアジを買うか、サビキ釣りをして小魚を釣ります。
竿を2本用意すれば、待ち時間もなく釣りを楽しむことができます。
実は泳がせしながら、サビキ釣りをする大きなメリットがあります!
泳がせでサビキ釣りするメリット
泳がせするのに、アジの生き餌を買うのは時間の短縮になるので良いことです。でも私は現地でサビキ釣りをして、活きの良いエサを確保するメリットに注目しました。
サビキ釣りはコマセを入れる作業もあるので、体を動かすので退屈しないとかそういう理由ではありません。
ふかせ釣りをしている方なら、そのメリットがよく分かると思います。
サビキ釣りのメリット
サビキ釣りのメリットは、コマセに集まるアジなどの小魚を補食する大型の魚も集まってくることが大きなメリットです。
例えばシーバス。集まってきたアジを狙って集まってきます。泳がせの対象魚です。エサを確保しつつ、狙う魚も集められるメリットがあります!
「いや、捕食する魚が見あたらないけど・・・」と思うことはありますが、水中カメラを沈めると、海底に大型の魚がゆうゆうと泳いでいることが良くあります。
夕方から夜になると、表層までシーバスが捕食するために集まるのを何度もみかけたことも。
たしか5分くらいでイカを釣られていました。そのときです。「あ~アジを食べるのに集まったイカを狙っていたのか!」と理解しました。
泳がせは待ちの釣りですが、サビキ釣りのコマセで大型魚も集められるので攻めの釣りができます。
小魚が釣れたら、それをエサに泳がせをスタート。
魚の活性が上がる
仮に大型の魚がいても、活性が低く泳がせたアジに興味を示さないことも考えられます。
ところがコマセの匂いと、それに釣られて小魚がどんどん集まってくると、あるとき捕食するスイッチが入って、活性が高くなり釣れる確率もアップ。
ただし周りに小魚が全くいないこともあります。そんなときはコマセを巻いてサビキ釣りしても、ぜんぜん釣れる小魚を確保できないことも。また前日の雨で水温が低下してくると、状況が悪くなります。
1時間くらいしても小魚が集まってこなければ、サビキ釣りを一旦中止してエサ釣りします。
そこで海底付近や堤防の際(ヘチ)に居着いている、小魚をアミエビでエサ釣りして確保します。
もしそれでも釣れないときは、エサがいないので、狙う魚も近くにいない可能性が高く、泳がせをしても釣れない可能性が高い。
エサを別の場所で確保していた場合には、投げサビキをすれば釣れることもあるので、沖を狙いましょう。数十メートル投げると、ヒラメが釣れることも。
置き竿は危険
サビキ釣りも泳がせも竿に注意してください。
竿が2本になると、ちょっとした油断で何の前触れもなく、いきなりドラグが鳴り響き竿が海中にもっていかれることがあります。
竿を置いてからわずか十数秒という時間で、竿が海に引き釣り込まれる事例があります。
私は鈴をつけて、アタリが分かるようにしていますが、アタリがないまま海に引き込まれるここも。
「え?そんなことある?」
あるんですよ。
竿の方に向かって泳ぎつつ、エサをくわえたら糸が緩んでアタリがないですよね?
その後、いっきに魚が反転して沖に逃げられるとアタリがきたときには手遅れ。そこでドラグを極端に緩めて、ヒットしても竿が落ちないようにしつつ、竿をヒモで固定して落ちない様にしましょう。
予想以上に魚の引きは強烈なので、重そうに見える竿とリールを竿立てを倒して海中にもっていくこともあるのでご注意を。
最悪、逃げられた魚の姿も見られず、タックル一式失い後悔だけが残ります。もちろんサビキ釣りの竿も置き竿は危険。
家族が置き竿して休憩していたら、そのサビキにアジがかかりそれを大物がくらいついて海の中へ。まるでマンガみたいな話しですが、実際にあちこちで同様のことが発生しています。
サビキ釣りしながら泳がせが楽しい
泳がせが面白いと感じる瞬間は、いきなりドラグがジーと鳴って糸がでるとき!心臓がバクバクします。
あれが忘れられず、寒いのに釣りにでかける人も多いですね。
泳がせは待っているあいだは退屈ですが、2本竿があればサビキ釣りをしながら釣りをできるので、待ち時間も楽しめます。
下記の記事を読めば、さらに釣りに詳しくなります。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。