Gopro hero11とDJI Osmo Action 3のどっちが良いのか問題が、YouTubeでも比較されています。
結論からいうと、私はGopro hero11を選びましたが、それにはある特別な理由があります。その理由さえなければ、私はJI Osmo Action 3を選んでいました。
目次
Gopro hero11とDJI Osmo Action 3
Gopro hero11とDJI Osmo Action 3で、私が迷ったポイントは5つ。
- 手振れ補正
- 画質
- 音質
- 使い勝手
- 価格
ちなみに下記の写真は、ケースと本体など。32GBのmicroSDカードも付属していました。
Gopro hero11とOsmo Action 3の手振れ補正で満足
Gopro hero11は、例えばバク天やバク中したり、舗装されていないガタガタ道を、マウンテンバイクなどで激しく走行するようなシーンでも、十分な手振れ補正です。
Osmo Action 3は、若干劣りますが旅行に持ってでかけ、観光地をただ歩く程度であれば手振れ補正で不満はありません。舗装された道路をジョギング程度でも、ほぼほぼ手振れを防いでくれます。
7分16秒あたりから走った映像がありますが、Gopro hero 11の方が手振れは強いです。
Osmo Action 3は見られない映像ではなく、臨場感ある感じにも見えます。
走って映像を撮影したい場合には、Goproの方が安定した手振れ補正が期待できます。
下記の注目ポイントは、Osmo Action3でカラーをD-CineLikenにすると階調が滑らかになりGoPro HERO 11 Blackの10bitと互角になっているのがポイントです。
Osmo Action3ならD-CineLikenで撮影しておいて、軽く色を調整すれば良い感じになります。
暗所
どちらも暗所には弱い。そもそもセンサーサイズが小さい両機種なので、暗くなるとノイズが増えます。
ただそれぞれ特徴があります。
- Gopro hero11は、暗所で明るく見えますが無理してる感がありノイズが盛大にでます。
- Osmo Action 3は、無理して明るくしていないのでノイズはかなり少なめ。明るさを調整すれば、それなりには見えますがやはりノイズは増えます。
どちらも一長一短で、どちらも暗所はイマイチです。
こちらは前機種Gopro hero10とiPhone、フルサイズミラーレスα7siii(高感度モデル)との比較の動画(参考)。
圧倒的にフルサイズに軍配があがります。これを見ると、適材適所かな~と。暗所はこの先、アクションカムが進化してもサイズの制限があるので、劇的な進化はまだまだ先な気がします。
Gopro hero11もOsmo Action 3もあまり暗いところでは使わない。または照明が使えるところであれば、活用するのが良いと思います。
音質について
Osmo Action 3がGopro hero11よりも少し良い感じ。
私の場合は音はとりあえず別に録音することにしたので、本体の音質については気にしないことに。
YouTubeでの多くの方の評価は、Osmo Action 3の方が高評価ですが僅差だと思いますし、音にこだわる方は外付けマイクを使う方が音質はぐっと上がります。
とくに風が強い日は、風防やノイズキャンセリングのある外付けマイクの圧勝。ですので本体での音質が強風でも極めて優れているわけではないので選定理由にはしませんでした。
使い勝手
使い勝手はOsmo Action 3の圧勝だと思います。マグネットのクイックリリースが素晴らしい。
マグネット式のマウントシステムは素晴らしい。いちいちネジを回して取り外さなくてもいいので、撮影を止めることなくできるのが良い。
ただGopro hero11でも、社外品(サードパーティー製)の『Ulanzi 磁気マグネットマウント』を使えば脱着が楽になることが分かりました。
手返しという部分では、これで解決できます。ストラップ式にもなっているため、ネックマウントのマグネットバージョンみたいな使い方ができます。
下記の3分あたりから使うところが見られます。
価格差は大きい
- Gopro hero11 black
本体サブスク付き価格 62,000円 - Osmo Action 3
本体価格 47,300円 - 62000円 VS 47300円
Gopro hero11の場合、Ulanzi 磁気マグネットマウントも買い足すと、その差は広がります。もしOsmo Action 3を買うとその差額で、アクションカメラ用のジンバルも買うことができます。
どちらの夜間撮影は苦手なので、もし暗所で撮影するならジンバル必須だと思うので、Osmo Action 3は良い選択肢です。ジンバルに載せれば、手振れ補正もGopro hero11も互角以上、夜間撮影は圧勝です。
ここまで見るとOsmo Action 3を購入したくなりますが・・・
8×7は三脚固定が使いやすい
Gopro hero11で初めて、8×7の比率で撮影できるようになりました。
このサイズのメリットは、広い範囲を撮影しておいてあとから『16:9』や縦で撮影したのと同じことが編集で切り取りできます。
迷ったら広めに撮影して、あとから使いたい範囲を切り出せば失敗も減ります。
問題点としては、手振れ補正が弱くなり周辺の画像がゆがむことがあります。それを防ぐには、Gopro hero11を三脚に固定して手振れを無くすことです。
例えばキャンプや釣り動画で、固定して撮影すれば問題ありません。私はこの8×7の最も魅力を感じたのでGopro hero11を選びました。もしOsmo Action 3も同様の機能があれはそちらを選びました。
ぜひ買いそろえたいアクセサリー
- 予備のバッテリーと充電器
- マグネット式マウント
- ネックマウント
予備のバッテリーは必須。モバイルバッテリーで給電(USBパススルードアを使うと安心)はできますが、雨の日や砂ぼこりが多い屋外の場合は、やはりバッテリーでの運用が安心。
暗所はジンバルで使う
暗い暗所撮影はジンバル必須。アクションカメラは、Gopro hero11もOsmo Action 3も暗くなると、電子手振れ補正が極端に能力が低下します。
かなり苦労されていますが、どれも暗い所ではひどい画質です。
そもそも『アクション』カメラを暗所で使うのは現実的ではないと思います。フルサイズのカメラでも、暗所に強い高感度なタイプでないとかなりノイズがでます。それを小さなGoproに綺麗さと高感度を求めるのは、そもそも用途を外れています。
夜明けや夕暮れから夜にかけての暗所。これはどんなアクションカム(アクションカメラ)でも手振れします。電子式手振れ補正という方式は、暗い場所での撮影は苦手です。
もし暗いところで撮影するなら、ジンバルカメラ(DJI Pcketシリーズ)か、ジンバルに載せて撮影するしか方法がありません。あるいは高感度のフルサイズで手振れ補正を搭載した、高額なカメラを使うしか暗所での撮影は難しいでしょう。
そこでアクションカメラを使うなら、物理的に振動などを抑えられるジンバルで運用します。
まとめ:Gopro hero 11 VS Osmo Action 3 どっち
とにかく手振れ補正が強力な方が良い方は、Gopro hero11。8×7で広い画角で撮影して、後から縦位置や16:9に切り出せるのはGopro hero11だけ。
私は広角を活かして、三脚での固定撮影もするので8×7は魅力的。
コスパ優先で、旅行で歩きながら撮影する程度なら使い勝手の良いOsmo Action3。価格差を考えると、アクションカム専用のジンバルも買えるので暗所にかなり強くなります。
正直、YouTubeのように動画で横に並べて比較しないと分からない程度に、どちらも良い感じの完成度だと思います。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。