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ブルーベリーの地植え!株間の間隔と庭で栽培する場合のポイント

畝間と株間

ブルーベリーの植え方は、人によって変わります。またプロの栽培農家さんと個人で庭に趣味で植える場合でも、考え方が変わってきます。

この記事では、お庭など限られたスペースで鉢植えから地植えするケースで、2本の株間の間隔での植え方をまとめました。

※注 ブルーベリーの植え方に、数学のような『これが正解です』みたいなたった1つだけの回答はありません。ここで紹介する方法は、私がNHKテキストの趣味の園芸や園芸の書籍、YouTubeのブルーベリー栽培農家さんのやり方を、私なりにアレンジしたものとなります。

ブルーベリーの株間(間隔)について

まずプロ農家さんのおっしゃる株間(間隔)は、おおよそ次のような範囲です。

株間

ラビットは樹勢が強いので株間は2~4m。サザンハイブュシュは1.5~3m。

プロでもこれくらいの差があります。

しかし自宅の庭でこの株間で植えられるのは、相当な豪邸か田舎のお庭ではないでしょうか?私の自宅の庭では、あの株間ではたくさんの品種が植えられません。

株間を広くするメリット

株間は、ブルーベリーの木が成長すると狭くなる。未来の姿を想像すると、広い方が木は大きくできる。

木が大きくなると狭くなる。

プロ農家さんが株間を広くするのは、大木にして収穫量をアップさせるためや、植える本数を減らすためです。1本の木を大きくすれば、肥料など管理は楽になります。また大木にすれば収穫量も増えるからです。苗の数も減らせますので、初期の導入コストも下げられます。

プロは収穫量が売り上げに直結するので、最大化する必要がありますが、趣味の園芸であれば株間はあまり気にされなくても問題ありません。

株間を広くするデメリット

株間を広くするデメリットは、大木になるまで収穫量が安定しない。

ブルーベリーの果実

木が大きくなるにはかなり時間がかかります。株間3m以上にすると、本格的な収穫量を確保するためには5年、10年単位の時間を要します。家庭菜園で、そこまで待てるでしょうか?

また株間が広がると木が大きくなりますが、それは横にだけではなく高さも上に伸び、樹高は5mを超える大木になります。放置していると、数年で高さが2~3mを超えるので脚立などを使わないと収穫できなくなります。プロなら機械を使って収穫することもできますが・・・

広いと思っていても、狭くなる

株間を広くすると木は大きくなり、プロはメリットが大きいかもしれませんが、趣味の園芸ではむしろデメリットの方が大きくなるケースも。

私の場合、1本(1品種)で5kgも10kgも収穫したいわけではないですし、あまり大きくすると、お隣(ご近所)さんに影響がでてくるので、高さも抑えたい。

そこで私は株間を次のように決めました。

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自宅の庭に多品種のブルーベリーを植える株間

ブルーベリーの品種をたくさん植える場合の株間について。

我が家のブルーベリーの品種は20品種程度。もしプロ農家さんのおっしゃる株間にすると、巨大な敷地が必要になります。たしかに我が家は田舎にありますが、そんな敷地面積はありません。

そこでうちのブルーベリーは、基本は密植栽培をしています。

超密植の多品種の株間について

多品種のブルーベリーを植えたい場合は、超密植の株間 60cmにします。いわゆる垣根のイメージ。1本あたりの収量は見込めませんが、限られたスペースで様々な品種の味を試してみたい方向け。株間60cm

YouTube『農業JAPAN』さんのそんなに切っちゃうの?【ブルーベリーの剪定】でも分かりますが、超密植栽培をされています。やればできる事例です。

そんなに切っちゃうの?【ブルーベリーの剪定】

もう少しスペースがある場合には、1本あたりの収穫量が増やせる株間120cmの密植栽培。 オススメ株間120cm

これくらいの株間になると、収量も期待できるので品種を絞って栽培するのに向いています。

ちなみにあぜ板300Nを使うと、あとから移植しやすくなります。

株間120cm 畝幅170cm

広く感じますが、木が成長していくと株間は狭くなります。

またサッカーやシュートが生えていくと、さらに狭く感じます。その場合は適度に剪定してください。

畝間は広く

ここでいう畝間とは、通路を挟んで、木から木までの距離とします。野菜の栽培等では、畝の幅を考慮しますが、ブルーベリー栽培の場合は、畝の幅があやふやなので、ここでは植えるときに分かりやすいように、そのようにしました。

株間は狭くできますが、問題は畝間。2本を植えるだけなら何も問題はありませんが、5本、10本と植える場合、畝を何列にするかで畝間が変わります。

基本は株間と畝間は同じですが、さすがに株間60cmで畝間も60cmにすると、収穫も剪定も肥料もやれません。

畝間が狭い

最低でも人が通れるくらいのスペースは必要になります。畝間は1.5m~1.8mは欲しいところ。

畝間は広い

畝間1.5mといえば広く感じますが、枝が伸び葉が茂ると意外と通路としては狭く感じます。剪定を定期的に行わないと、体に枝先がひっかかり通るときに枝を折ってしまうことに。

株間は狭くしても、畝間(通路幅)は広くとりましょう。通路のスペースだけは、収穫や剪定作業などができなくなるので狭くはできません。

まとめ:ブルーベリーの地植え!株間の間隔と庭で栽培する場合のポイント

たくさんの品種を地植えしたい場合は、

  • 株間60cm、畝間1.5~1.8m。

お庭が広い前提ですが、お気に入りの美味しい1本の木を大きく育てて、収穫量を多くしたいなら、株間、畝間ともに3~4mくらいにして順調に生育すれば、食べきれないくらいの収穫量(ラビットアイ系なら1本で5kg、10kgあるいはそれ以上)が得られるようになります。鉢植えでは得られない量が期待できます。

収穫量を優先するのか、多品種を育てたいのかで、株間は変わります。私の場合は、多品種の味を試したくて、密植、超密植の2種類で栽培しています。あぜ板を使うと、あとから移植するときに根を傷めにくい。← ポイント!

もし味が気に入らなければ、お気に入りの木を接ぎ木できるので、無駄にはならないです。

ちなみに超密植にした場合、間引いてあとから株間を広くすることもできます。

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釣りやほったらかしのレモン栽培などをきっかけにブログで発信。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。
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