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大豆からもやしを育てる自由研究ガイド!

もやし栽培
筆者が育てた『もやし』の生長観察

そこでおすすめなのが、まずは大根の種や大豆でもやし作り。これなら一人でもできますし、何より安全です。

『あさがお』を育てると1ヶ月では足り無いのですが、もやしだったら1週間~10日あれば十分に成長を観察することができます。

必要な材料

  • 大豆(乾燥したもの)
  • 容器(ガラス瓶やプラスチック容器)

  • 蓋(通気性のある布や網)
  • スポンジやキッチンペーパー(湿らせるため)

観察のポイントは3点。

  • 気温が何度くらいかを記録。
  • 目を出すまでの日数。
  • 毎日の成長の度合いを、定規で測り記録します。
気温は(朝・昼・夜)天気予報などの気象データが使えますが、室温との差がわかれば、気象庁と自宅の室温の違いも研究対象になります!

根の張りだし具合なども記録すると面白い。またもやしは光が当たらないところで、長く伸びますが収穫直前に光りに当てると、葉が緑に変化していきます。

葉緑素で光合成が始まります。その白い葉っぱから、緑になるまでの時間を計ると立派な夏休みの自由研究になります。

いくつか用意しておけば、蛍光灯と太陽光で葉が緑になるまでの時間差はどれくらいあるのか? そういう視点も付け加えられれば、さらに中身の濃い研究になります。

ここまでくれば、単なるもやしの栽培記録ではなくなります。

手順とポイント

  1. 大豆の準備。
    まず、スーパーなどで乾燥した大豆を用意しましょう。50gくらいでOKです。
  2. 大豆を水につける。
    大豆をボウルに入れて、水をたっぷり注ぎます。8~12時間ほど置いておくと、大豆がふくらんできます。
  3. 水を切る。
    大豆が十分にふくらんだら、水をよく切りましょう。水が残るとカビが生えやすくなるので、しっかり水を切ることが大切です。
  4.  発芽させる。
    水を切った大豆を容器に戻し、通気性の良いフタをします。湿らせたキッチンペーパーなどを一緒に入れて、湿度を保ちます。容器は日陰で温かい場所に置きましょう。
  5. 水やり。
    1日1回、水をスプレーして大豆を湿らせます。湿りすぎないように注意して、ちょうどよい湿り気をキープします。
  6. 成長を観察する。
    大豆は3~5日で発芽します。白くて細いもやしが伸びてくるので、写真を撮ったりしながら観察を続けましょう。
  7. 収穫
    もやしが5~10cmくらいに育ったら、収穫のタイミングです。ハサミで根元を切り取って、サラダや料理に使いましょう。

まとめ

大豆からもやしを育てる自由研究は、植物の成長を観察する素晴らしい機会です。

手順を守り、成長の過程を楽しみながら学んでください。自由研究の成果を発表する際には、育てたもやしを使った料理を紹介するのも良いアイデアです。

子供の頃、夏休みはとても楽しみでしたが、徐々に近づいていくる9月の新学期。それまでに仕上げないといけないのが、夏休みの自由。
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