テレビで豪華客船で行く世界一周旅行~みたいなのを見て、行ってみたい気はしますが先立つものもなく、そんな時間も暇も捻出できず・・・
そんなとき、「だったら国内で体験してみたら?」と友人が提案。
「そ、その手があったか!」。
ということで、にっぽん丸クルーズ 北海道と離島の旅を体験しました。
目次
飛んでクルーズ北海道 Cコース(4日間)
今回、たいへんお世話になったのが、にっぽん丸さん。
小樽の町中から見るとデカイ!
おはようございます。 一昨日の午後3時過ぎ、小樽駅前からは第3号ふ頭に停泊するクルーズ船にっぽん丸が見えました。…https://t.co/YuEvtUwQtc pic.twitter.com/Rf12XF8yYW
— 小樽市 (@OtaruCity) 2018年8月27日
行き先や出発費、料金はこちら。
- 小樽発→利尻島→羅臼→小樽着
- 出発:9月3日 月 18:30
- 帰港:9月6日 木 11:30
- 料金:¥116,000〜589,000(部屋のグレードによる)
飛んでクルーズというのは、簡単にいうと現地集合というもの。大半の方は飛行機とレンタカーやバスなどを使って港まで向かいます。
ちなみに、今回は北海道に台風と地震という2つの自然現象で、旅は波乱になったのですが出発する時は、そんなことは知らず脳天気にワクワクしていました。
小樽から出港でテンションマックス!
小樽は家族で行ったことがあり、お気に入りの観光地なので楽しみにしていました。
「帰りに食べて帰りましょう」
行きは午後4時くらいだったので、海鮮丼のお店が行列なのにスルーしました。
今日は小樽に来て海鮮丼🤤
ぷらぷら観光して夜はジンギスカン食べます。ひたすら食べてる。笑 pic.twitter.com/rYD93BUa9L
— ぐっちー@マイルの聖書 (@gucci___123) 2019年6月13日
やっぱり北海道に来たら、海の幸を堪能したいですよね。
でも、この時はまさか地震による停電でお店がお休みになり、食べられないなんて知りませんでした。
トホホ・・・
出港するときは、現地の方が太鼓などでお見送りしていただけました。
旅って良いですね~(と、この時は思っていました)。
にっぽん丸の船室
プラン(ランク)によって船室は異なるのですが、下から2番目のグレード(だったと思う)のお部屋になります。
寝るだけなので広さは十分。景色といっても、島に近づくまでは大海原しか見えないので、これで満足。
お風呂はシャワーです。お風呂付きは、予算オーバーでした(汗)
ただ船には大きなお風呂があるので、そちらを利用することもできます。
にっぽん丸の船の中を探検
よくテレビなどで見ていると、「あ、これこれ」ってことがありますが、予備知識はほぼ無しでにっぽん丸に乗り込んだので、全てが新鮮に感じられました。
こちらの写真は、階段やエレベーター付近の様子。
こちらはレストランの入り口の様子。食事の10分くらい前から並んでいました。
こちらで良くコーヒーや牛乳を頂きました。
島に到着するときに、景色を見ながら1杯飲んでくつろいでいました。船の旅はのんびりできるのがポイント。
牛乳の種類が多く飲み比べできますが、さすがにそんなに飲めない。それに私は味音痴なので、たぶん銘柄は当てられません(汗)
にっぽん丸の名前が入った、お土産が販売されています。
臨時のお土産屋さんもオープンしていました。撮影していませんが、マルセイバターサンドをたくさん買っちゃいました。
もし購入される方は、初日に買った方が良いですよ。
ここでほぼお土産を買って、家に宅配便で送ったので荷物にならず楽でした。
まさか地震でお土産やさんが全て締まるなんて、このときは知らずのんきなものでした。買っておいて良かった。もうちょっとで、手ぶらで家に帰るところでした。
船の旅は移動中は暇になるので、私はパズルをして過ごしました。
その他にも、将棋や囲碁・・・大人のゲームなどもあります。
まあせっかくの船旅なので、日頃の疲れを癒やしてのんびり過ごすのが良いかも。
にっぽん丸の食事
今回参加したのは、飛んでクルーズ北海道 Cコース(4日間)+1日追加(北海道の地震・停電のため。
コースによって異なります。おそらく同じ料理は出さない可能性があるので、あくまでも参考程度にしてください。
「あ、これが食べたい!」と思っても、あなたが参加されたコースには出されない可能性が高いと思われます。
にっぽん丸の夜のディナー
ぶっちゃけディナーで食べた味を、ここであなたに伝えるほど文才がないので、ここは写真だけでお許しください。
全ては掲載しきれませんが、私が食べたお料理をドーンと紹介します。何日分かの料理の写真です。1度に出てきた訳じゃないので勘違いしないでくださいね。
「それは、さすがにないか。」
1つ言えることは、いつも濃い味付けに慣れた方は「ちょっと味、薄くない?」と思うでしょう。
私は濃い味が好きですが、それでもちょうど良いと思いましたが、中にはいらっしゃいますので。
今回の旅ではコース料理を選びました。理由は相方が食べたいというから。
美味しそうですね~食欲がそそります。私はこちらが好きです!
良く見るとニンジンが北海道の形をしている~
毎度、コースでも飽きないように料理も工夫はされています。
和の天ぷらを見ると、なんだかホッとします。
お魚もオシャレに出されると、うっとりします。食べるのがもったいない。
ソースつけて頂きます。
お魚がでたら、次はお肉という感じでバランスは良いですね。
ソースをパンにつけて食べてもOK。もちもち、ふわふわ、カリッとしたこれらのパン、私はどれも美味しくておかわりしました。
この他にも前菜やスイーツなどもありますが、とても全てを紹介しきれない。
ちょっと撮影時、暗くて写真の色が悪いですが実際には鮮やかな色をしていて、食後なのにペロッと食べちゃいました。
これも美味しかったな~
このほかにもちろん、朝食もあります。昼食はいつも軽く食べるようにしています。さすがにどこかで胃を休ませないと・・・
困ったことと言えば・・・
さすがに連日、こんなコース料理を食べ続けると、いくら工夫されても飽きてしまいます。ちょうどその頃に、ツアーが終わるので完璧。
でも家に帰ってこの写真を見ていたら、またにっぽん丸で食べたくなっちゃいました。恋しくなってきた・・・
ゆっくり食べられるのが良い
船旅の良い所は、ゆっくり食事ができること。
にっぽん丸は、いわば動くホテル。次の日の朝には目的地に到着しているので、車を運転することもなく、バスや電車に乗らなくても勝手に着いているので楽。
だから夜も遅くまで、飲んでも食べても平気。ディナーも気兼ねなく、くつろいで頂けるのも良いですね~
まあ、今回は台風の影響で船が揺れる時間もあったので、全てが快適とは言えませんが、これは自然なので仕方のないこと。
地震もあって困りましたが、結果的はもう一泊追加で旅ができたので、これはこれでOK。
にっぽん丸のカフェ
正式にはどういうか知らないし、気にしてないのですがにっぽん丸には、コーヒーなどを飲んで、まったりできる空間があります。
「船の旅と言えば、カフェで海を長めながらまったり!」でしょう?
「あれ、違う!?」
楽しみは、これじゃない?
私はイベントものはあまり好きじゃないので、踊りやダンス系は苦手です。あまり興味がないんですよ。
どちらかというと、のんびりするのが好きです。誰が何と言おうと私はそれが楽しみで好きなんです。(と、書くとあれですが、クルージングの旅はこれが初めて・・・)
ケーキでお茶しました
不思議。帰ってきてから、しばらくするとまた食べに行きたくなってします。
「ものすごく美味しい!」と、いうわけではなく、「見た目が凄いのか?」と聞かれても、普通のケーキ屋さんと大差はありません。
でも、なにか・・・食べたくなってしまうんですよ。
「昼食はこれだけで良いかな・・・」といいつつ、1つ、2つと・・・^^;
1つには、このように記事を書きながらそのときの旅を思い出して、懐かしさが蘇ってくるのもあると思うんですね。
だから今、家で同じケーキを食べたら「あ、こんなものか?」と思うかもしれません。
でもね、船旅で食べるケーキって、また特別なんですよ。
たった1杯のコーヒーですが、外をながめながらのんびりと時間を過ごすのも贅沢です!
ゴディバのショコリキサーが良かった!
日本人より他国のスタッフの方が多いのですが、日本語で会話できるので問題なし。
とても親切で、トラブルは別段ありませんでした。チップは必要ありません。
それよりも私がイチオシなのがこれ。
ゴディバのショコリキサー!
もう、これだけでいいわ。結局3杯頂きました♪
時間があれば、カフェでコーヒーや軽食を頂いていました。もちろん無料。また行きたいな~。
終わったみたい・・・
ショコリキサー終わったので、次は紅茶とケーキ✌️#にっぽん丸 pic.twitter.com/cToUKFGrFA
— いずも (@viking0904) 2019年6月10日
にっぽん丸の楽しみ
楽しみ方は人それぞれで、カフェでまったりでも良いし、オプショナルツアーという人もいますが、私が外せないのはビンゴ!
ビンゴだけは参加した方が良い
「何だ、ビンゴかよ~」と思ったあなた!
ただのビンゴじゃないんですよ。これが。
とにかく多くの方が参加されてますよ~
種明かしになるといけないので、そこは参加してのお楽しみ。私、全部、ネタバレするのが好きじゃないので。
できれば実際に参加して、楽しんで欲しいタイプなので。話は違うのですが映画でも、完全なネタバレは読まず概要だけ知りたい人なんです。
ちなみにビンゴは普通は1回なのですが、緊急事態のため2回目も体験することができました。
この2回目、初めてビンゴ!良い想い出になりました。
「どんだけ、当たらないほど運が悪い奴だよ」というツッコミはなしでお願いします(汗)
船の旅はココが良い!
航空機や電車、車の旅と違って客船(にっぽん丸など)でクルージングして良いのは、移動にかける手間と時間。
車なんて運転手が大変ですが、船なら楽です。仮眠の必要もありません。
コースにもよると思いますが、北海道のコースでは船が動くのは基本的に夜。日中は島や港に停泊しているのも良い所。
どうせ夜は寝るだけなので、その間に次の目的地に行ってくれるので船の移動の遅さをカバーしてくれます。
また移動中はベッドに横になって寝られるので、疲れが蓄積することもないので体への負担はないか、最小限。
とまあ、良いことづくめですが海が大荒れのときは、慣れていないときついかも。私は酔い止めを飲んだので、バスでも気分が悪くなるのに、ぜんぜん平気で食欲もありました。
たしかに揺れは感じましたし、一番台風の影響があったときは横になっていましたが、別に急ぐ旅ではないので気になりません。
※注 私はどちらかというと、悪い記憶は忘れて良いことしか覚えていないタイプなので、他の方はもしかしたら、もう二度と乗るものか!と思っている人もいるかもしれません。
クルーズが楽しい理由
辛いことがあると、その何倍も楽しめる。
家族の不幸や命を脅かすかもしれなかった、事故や病気などが次々と続いた後の旅だったのも、楽しく感じた理由の1つかもしれません。
普通なら、台風で船が揺れたり地震で旅の予定が変わったら、後味の悪い記憶が残るかもしれませんが、それが全くないんですよ。
停電すら良い想い出になっています。
人間って、大切な人の命を左右する出来事があったあとでは、悪いことも鈍感になってしまうのかもしれませんね。
いろいろありましたが私はまたぜひ、にっぽん丸でクルーズの旅を楽しみたい♪
あ、そうそう。北海道で食べたスープカレーが絶品でした。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。