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君の名は。感想が賛否両論でも大満足なメイキング動画

映画『君の名は。』を公開3日目に見てきました。

隕石衝突

このブログ記事を書いている『楽しむ未来』です。

もともと映画の予告で気になっていたので、まず見られたことに満足です。どうやら記録的な動員数になっているようで、不思議な感覚です。

「そんなにヒットする映画だったかな!?」と思った人は、もう一度思いだして欲しい。

話題になればなるほど、評価で賛否が分かれています。

感想と大まかなネタバレを、忘れっぽい自分のためにブログにメモしておきました。

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君の名は。あらすじ&感想・ネタバレ

ある日、二人の高校生の男女の中身(精神・心だけ)が夢の中で入れ替わる。

歌が良い。歌が良い。

予告動画、まもなく700万回、再生回数。

映画を1回見ただけで、全ての設定やストーリー、人間関係を頭に入れられるほど私は頭が良くないので、一言一句は覚えていませんので、あくまで感覚的な感想になります。

疑問を感じた女性

朝起きると女子高生と男子高校生が、見ず知らずの他人の家にいて、それぞれ目覚める。

最初は夢だと思って、流れに身を任せるところがありますが、現実の出来事だと認識します。

もし自分だったら、しばらく呆然として状況が飲み込めないでしょうね。

最終的にはこの入れ替わりは、ある町の人々の命を救うための不思議な出来事だと分かります。

二人とも入れ替わりに慣れ、徐々にその生活を楽しむようになります。

入れ替わるのは寝ている間。毎日、入れ替わるわけではなく、1週間に3回程度。だからいつも通りの生活もしています。

こんな生活もありだな~と思いかけていたある日、「あれ、今日も入れ替わっていない」不思議な状況がピタリと終わったことに、男子高校生が気づきました。

これで決まり!

なぜ、彼女は気づけなかったのかも、その後、明らかになります。

「一体、どうしたんだ。気になる」

そこで主人公は、相手の女子高校生を捜す旅に出かけます。「もっと早い時期に行けよ」ってツッコミを入れながら展開を見つめていると、そこで衝撃の事実を知ることになります。

その子はすでに3年前に亡くなっていた。

気が動転している母親

「・・・・・」

3年前のある日。

地球に接近した彗星の一部が分裂して地球に落下。

隕石墜落の事故が発生。莫大なエネルギーによる破壊力で、彼女を含めて町の人、数百人が亡くなっているのを死亡者リストで知ることに。

つまり夢の中で入れ替わっていたのは、3年という時間差で時空を超えた出来事だったのです。(時間と場所を飛び越えて入れ替わり)

主人公の一人が亡くなるというこの展開は衝撃的でした。全く予想できなかったかというと、何となく嫌な展開は感じていました。

クレーター状の湖

町にある大きな湖や町の地形がそれを、何となく伝えていたからです。クレーター状の地形になっていたので、過去に火山活動か、隕石が衝突してできた場所だろうということ。

話しを戻すと・・・主人公は、彼女や彼女の妹、家族、入れ替わって楽しく過ごしていた友達も、全員、その隕石の激突で亡くなっている事実に混乱します。

身近で大切な人が急に亡くなると、気持ちの整理がつかないというか、受けいられないというか。ぽっかり穴が開いたような気持ちというか・・・複雑な心境です。

クライマックスの一部、少し飛ばします。

笑顔

その後、彼はもう一度だけ彼女が事故で亡くなる日の当日の彼女と、体の入れ替わりに成功します。

ここがカギです。そこで彼は、歴史を変えられるかもしれないと希望がわき上がります歴史を変えようと決意します。

映画を見ていた観客の人、全員が主人公と同じように『何とか助けたい!』と思った瞬間だったと思います。

歴史は変えられない?それとも・・・

結論からいうと、彼の手では歴史は変えられません。その後、また体は元に戻ってしまいます。

しかしもう一人の主人公、彗星の衝突で町がほぼ全滅することを知った彼女自身が、歴史を変えることに成功

「ハッピーエンドだ~!」思ったら・・・

切な過ぎる・・・

お互いの記憶が徐々に消えてしまいます。二人とも名前すら忘れてしまい、いままで入れ替わった記憶もなくなってしました。

この辺りはややこしいのですが、一番最初にいた彼の生きた世界では、彼女は隕石が衝突して亡くなっています。その時間軸の彼女は存在しなくなりました。

しかし入れ替わりによって、過去の彼女の歴史を変えた瞬間、亡くなったときに生活していた彼の時間軸が変わります。

彼が入れ替わった世界は、すでに存在しないのです。

ちょっと横道

タイムパラドックスってご存知ですか?

疑問を感じた女性

例えば自分なんて、産まれて来なきゃ良かった!と思った主人公が、タイムマシンで過去にさかのぼって、両親を出会わないようにする。

産まれてくるハズのあなたは、存在しないことになります。

すると、あなたの存在は元からなかったことになり、あなたはこの世から消えてなくなります。

両親があなたを産まなかったので、タイムマシンで過去にさかのぼった歴史も、あなたが産まれてから、いまの年まで生きたもの、すべてが最初からなかったことになります。

あなたの友達も、あなたの両親だった人も、あなたの記憶も消えてしまいます。

時が流れ8年後

彼女と彼は再会を果たします。

記憶がなくなった二人は、お互いをかすかに認識します。消えてしまった過去の記憶を、二人はどこか(魂、心?)でお互いを感じ合っていたのです。

そしてお互いが、名前を尋ねます。

『君の名は。』はここで終わります。

この瞬間、劇場では涙を流す人が続出します。思い出すだけでも。。。(;_;)

評価が分かれる原因

喧嘩

人気になれば、それを叩く人も増えてしまうのは仕方がないです。

ただ私の周りでは、『君の名は。』を見てもいないのに批判的なコメントをする人がいて、ちょっとがっかり。

「せめて見てから批判しようよ」って思うのですが、間違っているのかな。

時空を超える入れ替わり

映画館

映画を1回見ただけで、全ての設定やストーリー、人間関係を頭に入れられるほど私は頭が良くないので、一言一句は覚えていませんので、あくまで感覚的な感想になります。

昔から星新一さんや、小松左京さんなどのSFが好きで、筒井康隆さん原作の『時をかける少女』も大好きな作品の1つ。

とくにタイムマシンや過去や未来にいくストーリーは大好物です^^;

時間旅行

と、ここまで書いたら時間を行き来するストーリーだと分かりますよね。

さて、映画『君の名は。』は、二人の高校生の間で、時空を超えて入れ替わるところ。

入れ替わりものは、いままでもありましたが、時を超えて人物の中身が入れ替わるストーリーはあまりありません。(エドモンド・ハミルトンさんのスター・キング(および、スター・キングへの帰還など)

やっぱりわくわくします。

私の場合、ストーリー性がどうとか関係なく、非日常のファンタジーな展開があると、それだけで好きすぎて、めまいがしてきます。

詳しくネタバレはしませんが、時間を取り扱ったストーリーは、大好きな設定なので満足しています。この部分を批判する人もいるようですが、まあ、好き嫌いはあるからね。

好きな人だけ見てくれれば、それで十分。全員を満足させることなんて不可能。だから別に良いんじゃない?

映画の対象者としてオススメな人

恋愛が未経験な純な人や、すれ違いの恋いを経験した人に見て欲しい♪

ストーリーや設定は、小中学生から高校生がはまります。おそらく私が子供の頃にこの映画を見たら、涙を流して感動していたと思います。

「じゃ、今回は涙しなかったのか?」と聞かないでくださいね。私は、映画の予告編を見ただけで感動して泣いてしまうくらいなので。

名探偵コナンなんて、オープニングが始まってすぐ泣きそうで。。。ややこしくてすみません。

寝ている間に入れ替わる設定に納得

なぜか夢の中でしか入れ替わりません。起きて活動しているときに、いきなり入れ替わることはないので、安全な設定ですね。

もしこれがどちらかがバスの運転手で、運転中にいきなり入れ替わっていたら大事故になって、その瞬間、映画が終わってしまいます^^;

だから寝ている間に入れ替わる設定なんだと思います。それでないと、ややこしいですから。

違和感は無視して楽しもう

どうしてお互いに入れ替わったときに、すぐに連絡をしなかったのか?

相手が誰で、どこに住んでいるのか住所を確かめればすぐに分かるはず。電話番号ですぐに電話すれば連絡が取れたはずです。

結果的には、3年前の彼女が、彼とコンタクトをとっても、通じるハズがありません。3年前の彼は、まだ入れ変わっていない中学生なのですから。

そのとき、彼はまだ何も知らないのですから、「お前、誰だよ! オレのストーカー!?」くらいにしか思わないでしょう。

実際、そんなシーンがあります。

もしあなたのところに、そんな女子高校生が来たら「頭がいかれた奴」か、テレビのバラエティ番組のモニタリングくらいにしか思わないハズです。

これを本気で信じる人の方が、頭がイカれていますよね。

また現在の彼が彼女に電話をしても、すでに3年前に彼女は亡くなっているので、やはり連絡はできません。映画では、こちらを主人公が試してみましたが携帯にはつながりません。

スマホ

彼女もまた3年前に彼に電話していますが、彼はまだ電話を持っていない。その番号も使用されていなかったので、「その番号は現在使われておりません」というアナウンスのみ。

ここが引っかかる人

ストーリーの最後の方まで、お互いに連絡を取ろうとはしなかったところに、ひっかかる人もいますが、あまり細かいことを深入りしても意味がありません。

私はこういう映画は、細かなつじつまが合わないことは、考えないようにしています。マジックと同じで、仕掛けを気にしないで素直に楽しむようにしています。

そもそも実話ではないのですから、重箱の隅をつっくのはナンセンス。楽しみましょう。

そんなに現実に忠実にしていたら、面白くもないしファンタジーはそもそも楽しめません。機動戦士ガンダムも、ゴジラもスペックも成立しない。

だから楽しみましょう。

まあ~でも、賛否両論が巻き起こるということは、それだけ真剣にストーリーに入り込んでいたということで、監督の作戦勝ち・・・かな。

そのおかげで、どんどん拡散していくのですから。タダで広報してくれているようなもの。

みどころ

人によって見所は違うと思いますが、私はこういったところを見て欲しい。

  • 高校生の男女が体を入れ替わったら、どういう反応をするのか?
  • 最初の入れ替わり、声だけで分かる。
  • 周りの人々と、どうやって付き合っていくのか?
  • 彼女の街で昔、大火事があった出来事の話しを頭の片隅に入れておいて欲しい。
  • 彼女が3年前に亡くなっていた事実を知ったときの主人公の表情。
  • 8年後、主人公の男性『立花 瀧(たちばな たき)』が憧れる女性には指輪が・・・
  • 圧倒的な映像美(実写よりも綺麗な渋谷の風景などが見所。)
  • 主人公2人の声にも注目。

どうなった?

  • 女性の主人公、宮水 三葉(みやみず みつは)は、3年前、立花 瀧と再開した時に渡した、あるものは、渡さない歴史に変更されたのか?
  • 書き換えられた記憶は、あの場所に行けば思い出さないのか?
  • あの場所とは、山頂にある○○のところの、あこそです。← 映画を見ないと分からない。
  • 破壊された町にはもう住まないのか?
  • 犠牲者がわずかにでたというところが気になる。誰が亡くなったのか?
  • 宮水家の伝統は、町が破壊されたので終わりになるのか?

宮水 三葉の舞台となった岐阜県飛騨市(モデル)は、どんなところなのか? → 実際に私の友達が住んでいます。何度か訪れたことがあります。

古い街並みが残る素敵なところです。観光地としても有名です。古川町など。

湖の町は諏訪湖がモデルという噂もあります。確かに似ています。

新海誠 監督

新海誠 監督

生年月日:1973年2月9日(43歳)
出生地:長野県小海町

制作期間2年、

新海誠 監督はこの2年間、毎日15時間、作品に関わっていたそうです。

新海誠 監督作品

  • 2000年公開。彼女と彼女の猫 自主制作。
  • 2002年2月2日公開。ほしのこえ 自主制作。

【 下記は原作・脚本・監督。】

  • 2004年11月20日公開。雲のむこう、約束の場所
  • 2007年3月3日公開。秒速5センチメートル
  • 2011年5月7日公開。星を追う子ども
  • 2013年5月31日公開。言の葉の庭
  • 2016年8月26日公開。君の名は。

新海誠 監督作品集&新作特報

君の名は。最後に

『君の名は。』

映画はハッピーエンドで終わりますが、もし、あのまま二人が出会わないままだったら、せつな過ぎました。

えんでもう少し未来を観てみたかった。

ちなみに、今回の入れ替わりストーリーは、古今和歌集をヒントにされているそうです。(ZIP 9月2日に紹介されていました。)

映画関連のDVDやCDなどが発売されています。

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