釣り具店で釣り具セットを購入すると、リールに糸が巻かれているので手軽ですね。
ところがいざ、糸を交換しようとする巻き方が分からなくて困ってしまいます。
そこで手軽にできる方法から、専門の道具を使うものまでを動画を交えて紹介します。
リールに糸(ライン)を巻く方法
リールに糸を2周ぐるっと巻きます。
(拡大)
もう少し丁寧に巻くなら、こちらの動画を参考にしてください。(1分47秒の動画)
糸に力(テンション)を加えながら巻く
糸をふわっと巻くと、ギュッと巻けていないので、投げると糸がグチャグチャになります。できるだけ強く巻かないと釣りになりません。
釣り動画を配信されている井嶋あきら(Akira Ijima)さんの巻き方ですが、分かりやすいので紹介しています。
糸を巻くときは、釣り竿にリールをセットした状態で巻きます。
釣りにいく1週間くらい前には、リールに巻いておいてください。巻いてすぐに使うと、糸がグチャグチャになりやすいです。
そういう糸(ライン)トラブルを防ぐのに、専用の道具を使って巻く方法もあります。 非常に便利で、糸によりクセが尽きづらく、トラブルを減らせるので1つ持っていると助かります。
- 糸巻き専用『スーパーラインマーキー(第一精工)』
自作(手作り)で糸巻き器を作ることも考えましたが、スーパーラインマーキーの機構を再現するのは手間がかかりそうなので諦めました。
道具を実際に使われる場合には、下記2つの動画を見てから使うと、失敗なくリールに糸が巻けます。
糸が回転しているのがミソ。あれがヨレを防ぐ機構です。ラインにテンションも張りながら巻けるので、キュッと締まって巻けます。
糸は定期的に交換しないと、紫外線や海水など劣化したり、糸に傷がついてライン切れになると、せっかくの魚を釣り上げられません。
そういうときのために糸の交換は必須。
さすが専用のアイテムは便利です。もっと高価なものだと思ったのですが、意外とお手頃な価格でした。効率的にできるので助かります。
糸を長く使うために上下を入れ替え
リールに150mくらいは糸を巻くことができます。
でも実際に投げ釣りで糸がでていくのは、50~70メートルまでが多いのではないでしょうか。
それなのに使っていない糸まで交換するのは、ちょっともったいない気がします。そこで糸を巻き替えます。
この上下の入替で、痛んだ糸はリールの下に埋もれてしまうので問題ありません。紫外線の劣化を防ぐなら、糸を半分くらい巻いたところでアルミホイールを巻くと良いかも。
高い糸の節約に覚えておきたい技
PEは細い糸なので、リールに相当に巻く必要があります。そんなとき最初に痛んだ糸や安いナイロンの糸を先に巻いて「上げ底・かさまし」します。
「糸がちょっと足りない」
糸を巻いていると、リールに全部巻くには足りないときがあります。このようなときに上げ底にすれば、高価な糸を節約して使うことができます。
遠投で100メートル以上も飛ばすならダメですが、防波堤や港でちょっと投げる釣りなら問題ありません。
糸を丈夫に結ぶ方法などは、こちらにまとめています。
下記の記事を読めば、さらに釣りに詳しくなります。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。