例えばPEライン1.5号に、リーダーは5号を使うけど、なぜ4号じゃダメなのか?
そんな疑問や、糸のつなぎ方などを下記にまとめました。
目次
PEラインとリーダー太さの組み合わせ
PEの号数の4倍のフロロカーボンラインをリーダーに使うのが一般的。
PE1.2は5号、1.5号は6号のフロロカーボンを使います。
換算表から分かるのは、PEは細い糸でも強度があるので、空気抵抗が少なく遠くに飛ばすのに向いていることが分かります。
PEラインとリーダーの目安 一覧表
PE | フロロカーボン |
0.3~0.6号 | 1.5~2号( 6~8lb) |
0.8号 | 2.5~3号(10~12lb) |
1号 | 4号(16lb) |
1.2号 | 5号(20lb) |
1.5号 | 6号(22lb) |
※上記の一覧表は、経験値も加味しています。砂浜はワンランク下でも良さそうですが、磯など根があるところでは、ワンランク上のラインが安全。
船釣りは別として、砂浜や堤防から、PEライン2号以上の太さを使うことは、滅多にありません。PEラインを使う一番の目的は、遠投性を重視しているからです。
下記はシーバス釣りのリーダーは2号以上を使うと述べられているので参考に。
2号は必要?! 年々シビアになるシーバスゲームはリーダーの太さにこだわる(小沼)
イメージ (シーガー・ショックリーダープレミアムマックススプールを見て)
小沼:これいいよね、この大きさ。泉 :ベストの隙間の薄いところに入れたりするのにいいっすね。 小沼:何号からですか?
クレハ:シーバス用で12ポンド・3号、16ポンド・4号からの規格となっています。
小沼:2号も必要ですよ(笑)。実際、釣り場では2号でもシーガーのラインは強いから、僕らは使いますよ。シーガー・グランドマックスFXの2号使ってますし。
参考元:迷わず選べ!シーガー ショックリーダープレミアムマックス|特集ページ|フロロカーボンのパイオニア・釣り糸のシーガー|Seaguar(リンク切れ)
※注 言い出したらキリがないのですが例外はあります。沖縄の離島などの磯などでは、かなりの大型のGTなどが釣れるので話は別。ただ一般的には、上記の表に選定で十分。
リーダーの太さ選定の考え方
もし道糸にPEライン0.8号を使い、リーダーにフロロカーボン10号を使ったら、道糸のどこかで切れることになりますよね。最悪、その日は釣りが出来なくなります。
でもリーダーの方が弱ければ、そこで切れてくれるので、道糸は助かります。もちろんルアーは失いますが・・・
何を助けるのか?というので考えられています。高いルアーは痛いけど。
実際の釣り現場では計算通りにはならない
根魚(ロックフィッシュ)を釣る場合、かかったとき岩に隠れられると、ラインが傷つき切られる確率が高くなるので、太めのラインを使います。
また、PEとフロロカーボンの糸同士を結ぶと、どうしても結束部分の強度は糸よりも低下するので、そこで切れる場合が多いからです。まあ、つないだところで切れるのが理想的。
だから、実際に釣りをする場合、リーダーを表の数値より、1ランク大きい号数にする場合もあります。
売られているラインの値が異なる
「あれ、数字が違う」。
フロロカーボンのlb(ポンド)は、メーカによって同じ号数でも若干、表記・数字が異なります。
規格が統一されていないためです。
例 )
ガン玉の3Bくらいの重りで、カニをエサにチヌを釣る場合のリーダーの目安はこちら。
- PE 0.6号 リーダー(フロロカーボン2号)
- PE 0.8号 リーダー(フロロカーボン3号)
ちなみに伸びの少ないPEを、あえてリーダーで使うことはありません。もし使ったら切れやすい。
ラインとリーダーの結び方(FGノット)
ここでは結び方の定番・基本系ともいうべきFGノットで、かなり接続強度の高い方法の動画と、FGノットよりも簡易的なものの2種類を紹介します。
いずれの方法も超大物でなければ、まず糸が抜けることはありません。
抜けるとき
もし簡単にすっぽ抜ける時は、結び方が動画通りになっていないので、再度よく見直して練習してください。
様々な結び方がありますが、基本系のFGノットという方法を1つ覚えておくとOK。慣れが必要なので、練習あるのみ。
ユニーク 100均の釣り道具を使った釣りは興味深い。ほぼ毎日更新。
最初はたこ糸など太めの糸で、実際に動画を止めながら練習しましょう。映像をただ見ているだけだと、さっぱり覚えられませんから。⇒ これ、私のことです^^;
基本型・強度が高い
なおFGノットをアレンジしたやり方や、その他にも多くのつなぎ方がありますが1つ覚えて、不具合がでたときに、新しいやり方を覚えれば十分です。
私はたくさん覚えようとして、結局、どれもできなかったので1つに絞って練習しました。
釣りの現場向きの結び方
お子さんとの、ほのぼのとした釣り動画を配信されている『ぱぱえもん』さんのやり方を紹介します。
参考 ファミリーで楽しめる釣り情報が満載。『捕まえたベイトを餌にしたら何が釣れるか試してみた❕❕ 』など、ぜひ真似してみたい動画は必見!
さて、FGノットではなく、『簡単最速10ノット!10回巻き!10秒結び!初心者の方でもすぐ出来るリーダーとPEラインの結び方♪』を紹介します。
この方法は、『ぱぱえもん』さんのオリジナルな結び方になっていて真似しやすい。10秒で結ぶには、熟練しないと無理かもしれませんが、かなりの速さでつなげられます。
これがもっとも簡単でライントラブルのときにナブラが発生したり、寒い冬でもすぐできるので釣りに行けない日に練習するといざというときに役立ちます。
まとめ:peとリーダーの太さ
また真冬になると、慣れていないと手が冷たくて思う様に結べないので、慣れていないと難しい。
たまにしか釣りをしないので、すぐにつなぎ方を忘れてしまうので、そのたびにこれらの動画を参考に練習しています。
こちらの【糸ガイド】も読まれています。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。