「ショックリーダーって、専用のものは値段、お高いよね」。
「そうそう。昔、そんなの無かったよね!」
PEラインがまだない時代は、ハリス(フロロカーボン)やナイロンの糸を使っていました。
ショックリーダーもハリスも同じ材質。あれで、代用したくなりますよね。
ショックリーダーの代用にハリス
そういう私も、普通にフロロカーボンを、リーダー代わりに使っていますが、問題なく使えています。
そもそもショックリーダーとハリスの違いとは?
専用リーダーとハリスの違いとは?
はっきりいって、見た目は分かりません。
太さや品質が、より均一というのは予想はつくけど、強度も太さも同じなら、目の前に差し出されれたら、どちらも差は素人目には見分けは付かないでしょう。
シーガーというところが出している、ショックリーダーとハリスの商品のうたい文句を並べてみました。
シーガー フロロショックリーダー
- 参考価格: 340円 20m 20lb(5号)
しなやかなライン特性により、PEラインとのスムーズな結節を実現。かさ張らず、携行に便利な薄型連結スプール。ラインのスムーズな引き出しを可能にするスプールバンド付。
一方、同じメーカーが出しているハリス。
シーガー 船ハリス
参考価格:800円 100m 5号
「強さ」と「しなやかさ」の絶妙なバランスを持った船専用ハリスです。
大口径スプールと高い撥水性で実現した糸さばきの良さ、水に近い屈折率のクリアラインで、水中のカモフラージュハリスを演出します。
また、極めて低い吸水性で、長時間の水中使用でも高強度を維持します。
なんか、これだけ見てると、船ハリスの方が良さそうにも見える。ぶっちゃけ実釣していて困ったことはないです。
ちなみにPEラインとリーダー太さの組み合わせはこちらを参考にしてください。
参考 PEラインとリーダー太さ 組み合わせ目安を一覧表にしました。
専用とハリスの比較をしてみた
フロロショックリーダー | 船ハリス |
20メートル 340円 | 100メートル 800円 |
1メートル 17円 | 1メートル 8円 |
価格差は、圧倒的にハリスの方が、専用のショックリーダーよりも安い!
商品のうたい文句からは、性能差をイマイチ実感できません。性能差が、2倍以上もあるとは思えず、だったら私は船ハリスを使います。
まあ用途が違うので、無理矢理比べていますが・・・
もともと根ズレなどの対策で使っているので、正直、わずかな強度差などを気にするなら、もう1ランク上の太さを使えば良いだけ。
ちなみに後述していますが、ハリスではなく普通のフロロカーボンなら、さらに安くなります。
ナイロンも選択肢
私は硬い竿(Hの型番がついたロッドなど)には、ナイロンラインをリーダーとして使っています。
その理由は、ナイロンの伸びで竿の硬さをカバーして、魚がヒットしたときに口への衝撃を和らげて切れるのを防ぐため・・・という考えから。
正直、理論通りに、どこまで効果があるのか分かりませんが、いまのところ問題なし。ただし、ナイロンを使う場合は、無名のメーカーのものは避けた方が無難。
結論:ショックリーダーの代用にハリスは使える
ハリス用ではなく、普通のフロロカーボンも使っていますが、トラブルに見舞われたことはありません。
これなんて320mで1050円くらい。1メートルで3円ちょい。ただし、こんなのかさばるので、釣りに持っていくと邪魔。
そこでショックリーダーとして使う分だけ、こんな感じに小分けしておくと便利。
これならポケットにも入りるし、いくつか太さを変えて持っていけます。
私の場合、高価なショックリーダーを長く使うより、安いフロロカーボンを使って早めに交換するようにしています。
参考 フロロカーボンの安いおすすめライン!リーダーにも使える!
こだわる方、限界までシビアな釣りをする方「やっぱり専用が良い!」「予算に上限がない!」という、うらやましい方は迷わず最高級のショックリーダーをお使い下さい。
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。