はじめてPEラインを使ったとき、感度の悪さにがっかりしました。
「あんた、PEラインは余り伸びないので感度が良いのに、何を言ってるの?」
実はPEラインは、適切に使わないと感度が悪くなります。
PEラインの伸びと感度は違う
一般にはPEラインは伸びが少ないから、感度が良い?
そんな常識がまかり通っています。
実際、伸びが少ないから、感度が伝わりやすい特性は間違いではありません。ところが、伸びが少ないから、感度が良いというのは違います。
PEは糸を張れば感度が良い
PEラインは伸びがほとんどないので、いつもピーンと糸を張っていれば感度は良い。ルアーや投げ釣りしたとき、PEラインをピーンと張れば、手にアタリが伝わります。
しかし・・・糸がたるんでしまうと、アタリが伝わずPEラインの感度の良さは実感できません。
糸電話も糸がたるんでいると、相手に声がしっかり伝わりませんね。
ワームを沈めているとき(フォール)、糸がたるんでいるので魚が食べても、竿まで伝わってこないので合わせることもできません。
ナイロンラインは、それでもある程度はヒットを感じることができます。投げ釣りでキスを釣っていても、アタリを感じます。
陸から数十メートルを投げる程度であれば、ナイロンラインで十分に釣りを楽しむことができます。
※注 リールとのロッド(竿)のセットで980円などの激安品では、ラインを変えてもアタリが分かりづらいかもしれません。
また、激安ナイロンラインの中には、かなり質の悪いものがあるので要注意。
せめて、このくらいのラインは使いたい。>> 【釣り入門】ナイロンの安くておすすめライン!
アタリがないのに釣れているとき
たまにアタリがないのに、エサを交換するためにあげたときに、魚が釣れているときがあります。
- 考えられるのは、別のことをしていて、アタリを見逃した。
- 居食い。エサをその場で食べて魚が移動しないとき。キスやハゼ、カレイなど。
いくらエサを食べても、そのまま動かなければ、さすがにアタリはない。どんなに高級な竿やリール、ラインを使っても無理です。
初心者はPEよりナイロンラインが使いやすい
格安リールに、元からついている糸はダメダメなことがありますが、ある程度のレベルのナイロンラインと、そこそこのレベルのリールを使えば、トラブルはあまりありません。
糸ヨレは、ダイワやシマノさんの3000円以上のリールを使えば、かなり防ぐことができます。
またヨリモドシをつければ、ヨレも防げます。
まとめ
PEラインは、ルアー(プラグやスプーン)を糸をたるませずに、巻続けるような釣りでは、PE本来の感度の良さ活かせるのでおすすめ。
投げて置き竿にするようなら、たるませないように、しっかり糸を張らないと意味がありません。
ぶっちゃけた話し、5~20メートル程度なら、ナイロンの伸びも気にならないし、PEでも、フロロカーボンでも、好きなラインで良いと感じています。
それでも初心者の方は、万能なナイロンラインをオススメします。
下記の記事を読めば、さらに釣りに詳しくなります。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。