塩イソメ(塩石ゴカイ)の作り方(保存期間)をまとめました。実際の写真入りで紹介していますが、一部、イソメの画像は自主規制のため、モザイクやぼかしを入れています。
塩イソメ(石ゴカイ)が余ってしまって、海に捨てて帰ることもあると思います。
「なんか、もったいないな~」と思いつつ、魚のエサになるからいいや~と言いきかせながら帰路についていました。
ところが捨てるハズのゴカイを、再利用するための方法が塩イソメ。
塩イソメの作り方レシピ
レシピといっても魚が食べるご飯ですからね^^;
完成までに3時間半~6時間半くらいかかります。(つきっきりではありません。)
用意するもの。
- イソメまたは石ゴカイ 1パイ。(余ったエサ)
- 数リットルの容器に入った水(ゴカイを洗うためのもの)百均製でOK。
- 塩 500g~1kg(これくらいあれば、何度か使える。)イオン系列で100円。
- 冷凍庫に入れられるポリプロピレン製(ゴカイを保存するための容器)
- 片栗粉 適当(100gもあれば余る)。百均で売っています。
- 新聞紙は複数枚(水分を吸着するために使う)
- 下に敷くビニール。
作業手順
注意事項
- 室内で作業される場合は、下にビニールなどを敷いてください。
- 手で触るのがダメな方は、割り箸や手袋で作業してください。
- 家族の同意が必要です。← 黙って冷蔵庫に入れておくと激怒されます!
- 片栗粉を使わないと保存性が落ちて硬くなって失敗します。
- イソメをさっと、洗面器やバケツなどで洗います。(砂・土のようなバーキュライトを落とすため)
- 洗ったゴカイを新聞紙の上に並べます。(水分を取るため)
少量であればキッチンペーパーでOK。 - 乾いた新聞紙に5mmくらい(適当)塩を敷きます。
- ゴカイに塩をまんべんなくまぶします。(ここ大事)
上から追加して塩をかけます。軽くゴカイが切れないように、丁寧にもみましょう。
- 乾いた新聞紙でゴカイを包みます。
浸透圧でかなり水がでるので、新聞紙は何重にもします。
くるんだら、ほどけないようにゴム紐や、輪ゴムで止めておきます。
立てておくと、水分が下に抜けやすい。 - 3時間ほど放置します。夏場は涼しいところで行いましょう。
大量にイソメがあるときは、さらに3~7を繰り返し、もう1回行います。
- 乾いた新聞紙と取り替えます。
- 水分で塩がぬれているので、再度、塩を追加してまぶします。
先ほどと同様につつみます。 - 塩をある程度、ふるって落とします。
- ポリプロピレンなどの容器にゴカイをいれます。
- 片栗粉をゴカイにまぶします。
最後に上からゴカイが隠れるくらい片栗粉を足します。
たっぷり片栗粉を容器いっぱいに足しました。
- 【祝 完成】冷蔵庫または冷凍庫で保存します。
かなり厳重に密封するため、チャックは冷凍保存用の袋を利用しました。この袋の中に、作った日付と塩イソメ(食べるの禁止)と記載しておくと良いかも。
家族の了解を得ています。
少量のゴカイであれば、1ぴきずつ並べて塩をまぶすと、1回目の3時間の放置でOKです。あまり長く水分を抜くと、かたくて使いにくくなります。
閲覧注意
下記の動画は、生きたゴカイのショッキングな映像が流れます。ご注意ください。
マルキューの「塩えび粉」を使うと食いが良くなるとの情報があります。
こちらは、釣りの当日に使うのに向いています。長期保存される場合は塩イソメ方式がおすすめ。
夏場など痛みやすいときに威力を発揮しそう。試す価値あり!
下記も生のイソメが動く映像があるので、閲覧には注意してください。
塩アサリもできる
作り方は、塩イソメ(ゴカイ)と同じ。
イソメの代わりに、用意したあさりを、むきます。アサリを塩でしめます。
新聞紙または、キッチンペーパーで水分をよく拭き取ります。塩をむき身にふりかけてまぶします。
塩でしめるメリット
- 長期保存ができる。
- 冷蔵庫で2週間くらい。
- -20度くらいの冷凍庫なら、1年くらいは保存できるようです。使ってしまうのでそこまでは試したことがありません。
- (青)イソメより生きた石ゴカイは切れやすくなりますが、塩イシゴカイにすると、切れにくくなりエサ持ちがよくなります。
釣果
ハゼは、気にせず食いついてくれます。グレ、セイゴ、メバルに・・・フグ ← すぐ食いつきます。
動かないので、その点では生きエサには負けます。その欠点はワームみたいに、誘ってあげると興味を引いて食いつきがよくなります。疑似餌と違って臭いがあるので、十分に釣れます。
さらに違和感を無くす工夫として、ライン(糸)をPEラインにして、オモリをできるだけ軽くしています。
塩イソメは水分がでて硬くなっていますが、海中に入ると元に戻っていくので、魚も違和感なく飲み込むようです。ここはワームと違うところですね。
私の場合はエサが足りない。暑くてエサが傷みやすいときに、塩イソメ(塩イシゴカイ)を使います。
塩と新聞さえあれば、現地で即席の塩イソメを作れるので助かります。
下記の記事を読めば、さらに釣りに詳しくなります。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。