ルアーでバス、シーバスやチヌがが釣りたい。
そこで竿を買うために釣り具店に行ったら、たくさんありすぎて、どれが良いのか分からない。
そんな方は多い。
そこで購入の時に見るポイントをまとめました。
ルアー竿の選び方3つのポイント
初心者の方が購入されるときは、以下の3つのポイントをチェックしましょう。
- ルアーを投げられる重さ。
- 竿の長さ
- リールの種類
では、詳しく解説します。
ルアーを投げられる重さ
どんな竿でも、投げられるルアーの重さや限界が決まっています。
例えば1g(グラム)から10gまで投げられるとか。
一般に、販売されているルアーの重さは、1g(一円玉くらいの重さ)から、60gくらいまでが多く販売されています。
重さが違う理由は、いくつかありますが、魚の食べる小魚のサイズに合わせたルアーが釣れやすいからです。
例えばアジなら、数センチのエサを食べるので、小さくて軽いルアーをエサと間違えて食いつきます。
一方、50~60cmのシーバス(スズキ)クラスなら、10cmを超える小魚を食べるので、大きくて重いルアーを投げます。
簡単にまとめると、
- 数グラムの軽いルアーは、メバル(メバリング)やアジ(アジング)などに使われます。竿は柔らかい。
- 20~40gくらいになると、マゴチ、シーバス、サゴシなどの大型の魚を狙います。
このような違いで、ルアーの大きさや重さが異なるので、投げるルアーにあった竿が必要なわけなんです。
「じゃ、どんな竿を買えば良いのか?」
これくらいの竿だと、少し使いにくいですが、メバルも釣れなくはないですし、マゴチも私が良く釣るワインド釣法という釣り方であれば、20gのルアーを投げるのに最適です。
もちろんシーバスは最適。タチウオの狙えますよ。
私の場合は、予算が限られていたので、狙う魚に応じて、少しずつ買い足していくようにしています。
私がいまからルアー釣りを始めるなら、こんな感じて3本の竿を増やします。
- 1~10g(竿は柔らかい)。
- 5~25g。
- 10~60gまたは30~50g
購入される順番は、狙う魚に合わせてください。
船でカジキマグロでも狙わない限り、港や磯、砂浜など、大抵の釣りには間に合うハズです。
※注 竿の硬さ表記でUL、ML、M、Hなどの表記がありますが、メーカーや竿の種類によっても異なるので、投げられるルアーの重さを基準に選んでOK。
1つの竿で全部は無理
一番良いのは1~60gのルアーを、ぜ~んぶ投げられる竿が良いのですが。残念ですが、そんなものは世の中にありませんでした(涙)
例えば1~10gの竿は、穂先(竿先)が柔らかく、軽いルアーを投げやすくなっています。
もしこの竿で、60gのルアーを投げると、折れる危険もありますが、そもそも、竿がしなりすぎて投げにくい。
30~50gの竿は、先が硬いのですが、その代わり重いルアーを遠くに投げられるので、飛距離がでますし、大物の魚もグイグイ、引き寄せられます。
でも1gのルアーを投げても、竿がしならないので投げにくい。イメージとしては、ルアーを手で投げるような感じで、飛ばない。
このように投げるルアー釣りで、全部の性能を兼ね備えた竿は存在しません。
だから釣り方や狙う魚によって、最低、2~3種類の竿が必要になります。まずはその中で、自分が釣りたい魚種に合わせて1本を選びます。
投げるルアーの重さが決まったら、次に大事になるのが、竿の長さ。
竿の長さ
竿の長さは売れ筋は1.8~3m。
メーカーによって、いろんな長さがあるけど、ざっくり分類するとこんな感じ。
- 1.8m
- 2.4~2.7m
- 3m~
ちなみにメーカーによっては、メートルをフィート、インチで表示しています。これが分かりづらくて、換算するのがめんどくさい。
換算
- 1(ft)フィートは、約30.48cm。
- 1(in)インチは、2.54cm。
- 6フィートなら182.88cm
- 7フィート:213.36cm
- 8フィート:243.84cm
- 9フィート:274.32cm
- 10フィート:304.8cm
ダイワのダイワ ロッド ジグキャスター 96Mは9’6″(2.90m)
9フィート6インチなら約2.9m。
竿の長さは、初心者には分かりづらくなっています。メートル表記をしてくれると、パッとイメージしやすく助かります。
メーカーさん、よろしくお願いします!
1.8mの竿の利点
- 短いので投げやすい。
- 狭い場所でも投げられます。
1.8mくらいの竿だと、100gくらいと軽量。一日中、投げても疲れにくい。
また野池などで、周りに木や草が生い茂っていたりして、竿を投げる空間が限られているような場所で有利。それほど飛距離も必要としないため最適。
ルアーなら1~10gくらい。
※補足 5~25gくらいが投げられる竿や、5~14g、上級者向けで150gという竿もあります。
2.4~2.7m 初めての1本ならこれ!
イチオシ
- 扱いやすい。
- 飛距離もそこそこ出せる。
2.4~2.7mくらいになると、飛距離もある程度、出せるようになります。
初めての方は、2.7mくらいが長すぎず、短すぎずオススメ。
竿が長くなると車に乗せるときや、徒歩で移動するような釣りでは、少し邪魔になるかもしれません。
飛距離をあまり必要としない、5~25gくらいのルアーに最適。とはいえ、そこそこ飛ぶので、私はマゴチはこの長さの竿を使っています。
※補足 1~10g用などの竿もあります。
関連記事 マゴチの竿は代用でOK!おすすめロッドのスペックはこれ!
飛距離重視なら3m(10ft)
- 多くにルアーを飛ばせる。
3mを超える竿は、長めなので飛距離を優先しています。
例えば、砂浜から遠くのナブラ(海の表層付近を、小魚を大型の魚が追いかけている様子)に、届かせるためにはこれくらいの長さは欲しいところ。
1本の長さが1.5mで、2本をつないで使うので、軽自動車などに乗せると邪魔かもしれません。皆さん、いろいろ工夫されて天井からぶら下げられています。
長くなる分、重量は重くなりますが、遠くのポイントに届くので、他の長さの竿では変わりはできません。
飛距離を出したいなら、3m以上で決まり!
ルアーなら、10~60gまたは30~50gが、ひとつの目安。
参考 1万円前後のショアジギングのロッド選び!青物対応のポイント
リールの種類
- 多くの初心者の方が、おそらく最初に手にするスピニングリール。
- バス釣りなどで一般的に使われる、ベイトリール。
竿もベイトリール用、スピニングリール用があるので注意してください。
初めての方なら、スピニングリールと竿で決まり!
リールをつけるところの形がぜんぜん違うので、見れば分かります。バス釣り用は、ベイトリール用が一般的。
こちらも参考に。>>ダイワとシマノ【1万以下・PE専用のスピニングリール】糸巻き量から調べた!
初めての方は、トラブルの少ないスピニングリールをおすすめします。最初にベイトリールとベイトロッドを使うと、ストレスがたまりそう。
ちなみに私は、子供の頃にベイトロッドにスピニングリールをつけて、普通に釣りをしていました。
いまでも、たまに組み合わせを無視して釣りますが、慣れれば実用上は問題ありませんが、ルールとか基本を重んじるベテランの方からは、白い目で見られそうですが・・・
まとめ
釣りに行って、たくさん投げて釣ることが上達の近道。予算は人それぞれですが、いま購入できる竿とリールで、釣りを楽しんでください。
とはいえ、あまり格安のものは、使い勝手が悪かったり、トラブルが多くて釣りが嫌になっては意味がありません。
まずは最低ライン、リールなら4000円以上、竿なら最低5000円、1万円超えの竿なら初心者の方であれば、十分に釣りを楽しむことができます。
それらで慣れてから、上級者向けのワンランク上のものを使うと、より良い物の良さが分かると思います。
下記の記事を読めば、さらに釣りに詳しくなります。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。