受験生が試験の前日に、験を担ぐ(げんをかつぐ)意味で食事にカツやカツ丼を食べる人も多い。
我が家でも、祖母が孫のためにカツを前日の夕食に出していました。
しかし最近は、胃がもたれるからという理由から食べないという方もいます。
では、メニューの一品に出してはダメなのでしょうか?
カツがNGではなく食事の量の問題
受験の前日に、いつも口にしている物であれば、基本的には何を食べても問題ありません。
見た事もない怪しい果物や、初めての調理法で料理をしない限り、お子さんへの影響はないと断言できます。
もし不都合があれば、普段から何かお腹を壊すなどの症状がでているでしょうから。
験を担いで食べる量
まあ、昔の人は、あれも食べろ、これも食べろと妊婦さんに食べさせた結果、10kgも太ったというご家庭もあるようです。
そんな家なら、受験生にもカツ丼やトンカツ、チキンカツなどを、ドーンと出しそうです。
しかし受験生は、試験前日はストレスもあり食欲が低下しがち。そんなとき、揚げ物をたくさん食べると、胃がもたれるどころか消化不良を起こして、翌朝、下痢で苦しむなんてことも。
これでは集中して問題も解けません。
そこで大事になるのは、前日にカツを食べるなら量を少し控えめにしましょう。
カツを揚げたら、しっかりとキッチンペーパーで油を吸収させてからにしましょう。一度、揚げたカツをもう一度、オーブンで加熱して油を落とす一手間も効果があります。
油を適度に落とせば、胃への負担も減り栄養も摂れ一石二鳥。量さえほどほどにすれば、前日に験を担いでカツもOK。
験担ぎの例
受験前に爪を切らないというのもあります。
科学的な根拠はありませんが、深爪をすると文字を書きづらくなると考えられます。
爪を切りそろえるなら、冬場は爪が硬くて、切ると裂けたり割れたりすることがあるので、お風呂に入って爪が柔らかくなった時に切りましょう。ヤスリで削るのが安心です。
また明るいところで切るようにしてください。暗いところで、傷をつけてしまうのを避けられます。
『朝茶は福が増す』と言われています。朝にお茶を飲むと縁起が良いとされるので、受験の朝に飲むのも良さそうです。
また体も温まり、緑茶に含まれるカフェインは覚醒作用があるとされ、脳を覚醒さえ集中力が高まると言われています。
注意したいのは、いくら良いとされているものでも、冬は飲み過ぎるとトイレが近くなるので1杯にした方が良いでしょう。
まとめ
「験を担ぐのは非科学的だ」という方がいらっしゃいますが、やっぱり私はこだわりますね。
一生懸命に努力してきた子供の集大成の日くらい、縁起良く送り出して上げたいと思います。
また験を担ぐだけでも、親も多少のストレス解消にもつながります。こちらが緊張していると、子供にもそれが伝染しますので避けたい。だから効果あり。
ということで、食事だけではなく何でもほどほどにするのは、有効だと実感。
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。