受験生の親としては、当日に食べる食事も気を遣います。
よくある失敗は、力をつけさせるためにがっつり食べさせて、胃がもたれてしまうケース。
胃腸を考えて消化が良すぎると、試験中に空腹になり気になることも。
では、どんな食事が最適なのか、見ていくことにしましょう。
【試験当日】朝食のメニュー
ご飯、鮭、梅干し、豆腐、ヒジキ、味噌汁のシンプルな和食は、胃に負担がかからずオススメ。
基本はいつもの食事がベスト。
受験当日はパン食メニュー
食パンを使ったサンドイッチがオススメ。
たまご、ハム、トマトのスライスなどを使えばサンドイッチが完成。レタスを敷くとオシャレに。
彩りも美しく、食べやすい。
揚げ物
受験生は試験当日、揚げ物は避けられる傾向に。朝から油ものは、胃もたれで集中出来ないという例もあります。
でも揚げ物が好きで、普段から朝食に揚げ物を食べているなら、いつも通り食べても大丈夫。
ただ、緊張から消化が悪くなる可能性があるので、普段よりも食べる量は減らす方が安心です。
縁起を担いでカツを食べさせる場合、胃がもたれやすいと敬遠される方は多いのですが、数切れ程度の少量であれば問題なし。
唐揚げ1~2個程度なら、胃がもたれる心配もありません。
またカロリーを考えてダイエットメニューなんて、意味がありません。それと健康的な食事も必要なし。
1日くらいサラダなどお野菜がなくても、体にはほとんど影響があるとも思えません。必要なおは、普段通りの生活ができること。
消化の良い特別メニュー
特別メニューといっても、特別な食事ではありません。どういうことかというと・・・
胃に負担をかけず、消化がほどほどで吸収しやすい食事がオススメ。
もし普段、朝食を抜くお子さんであれば、無理してたくさん食べさせるお腹が痛くなることがあるので要注意。
牛乳はセロトニンを分泌させる作用があるとされ、ストレスの緩和にも良いと言われています。
牛乳で、お腹が痛くなる方は避けてくださいね。
これだけではカロリー不足になりそうですが、毎朝、朝食を抜いているならこれだけでも十分。
食パンを半分とジャム加えるのもOK。お腹と相談してください。
受験当日の空腹予防
「ぐぅ~」
「消化が良すぎて10時頃に空腹になって、試験会場でお腹が鳴って恥ずかしくて、試験どころではなくなった』ということも。
お腹が空きすぎないように、食物繊維の多いお野菜などを食べると、消化が遅くなるので腹持ちが良くなります。
スーパーに袋に入った、カット野菜なども利用するのもこの際、良いかも。
サラダに軽くお茶碗1杯分で、おにぎり1個でも良いでしょう。炭水化物を採ると、エネルギーを補給できるので体が温まります。
食欲がなさそうなら、小さいおにぎりを3つくらい作ります。そうすれば量も調整しやすくなります。
体を温めるたべに豚汁も良い選択です。唐辛子が大丈夫なら、少量使うと冷えた体も温まります。
大切なのは特別なことをしない事
受験生の緊張を抑えるために、特別なことはしない事。
いつもと違うだけでストレスに。大切なのは、普段通りの食事。少し食事量を減らしたり、消化を考えて調整する程度で十分。
もし特別なことをされるなら、試験1週間前の休日~試験2日前までに済ませましょう。
いつも通りのことをする方が、ストレスが増えずに落ち着きます。
もし食事が喉を通らない状況であれば、ホットココアなどがおすすめ。多少の糖分を取らないと低血糖で、イライラやストレスが増す。集中力が続かない原因になるので要注意。
まとめ
受験生に当日の食事で、特別メニューを用意する必要はありません。
いつも通りが基本。
あれこれ考えてしまっている時点で、親が焦って緊張しています。それでは、逆に子共にストレスを感じさせてしまうので逆効果。
普段通りの生活を心掛けて、元気に送り出してあげましょう。
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。