就職活動を始めると、気になり始めるのが企業の評判とランキング。
「ところでそのランキングで、評判を把握するのが危険だと知ってますか?」
そもそも世の中にあるランキングは、信憑性に欠けています。「その裏側を、ご存知ありませんか?」
そもそも順位づけのデータ、どうやって調査されているのか確認していないのに、信じるのは危険。
- 誰が、いつ、どこで、どんな調査をしたのか?
- 分母と分子は、どの数字を使って計算しているのか?
- いつから、いつまでのデータを基に算出されているのか?
条件を確認していないなら、そのランキングに価値はありません。ランキングで企業を選ぼうとしている時点で、終わっています。
企業のランキング 信憑性に疑問
ここではどこの、どれとは詳しくは紹介しませんが、企業の評判は発表する媒体によって異なります。すでにお気づきかと思いますが・・・
そもそも世の中に公開されているデータは、すべて何らかの加工がされていると考えるべき。
何かの思惑で調査方法や期間などが、特定の企業に有利なように工夫されていると考えるのが自然。
もし、そんなランキングを参考に就職先を決める材料にしていたら、入社後にひどい目にあうかもしれません。
就活する人が見るランキング
データは調査方法で全く別の結果になります。
おそらく、下記のような各企業の評判ランキングでチェックされていると思います。
- 【キャリタス就活】発表!2018年卒の就活生が選ぶ人気企業とは? 〜就職希望企業ランキング:総合編〜
- 就職企業人気ランキング 就活支援 – マイナビ2018
- 2018年卒 新卒就職人気企業ランキング│総合ランキング – みん就(みんなの就職活動日記)
- ダイヤモンド就活ナビ2018:ダイヤモンド就職人気企業ランキング
- 就職人気企業ランキング 朝日学情ナビ2018【あさがくナビ】
- 人気企業ランキング|リクナビ2018 – 就活ならリクナビ
1つ1つ丁寧にチェックしていくと、ランキングの差がありますね。
「なぜ、このような差がになるのか?」
データは見せ方で変わる
例えば新作の映画が公開されると、1位になりましたと伝えられます。
しかし、この数字、良く見てみると「おやっ」と思うでしょう。
- 日本週末興行成績1位
- 観客動員数1位
- 興行収入1位
- 公開3日間 観客動員数1位
- 公開3日間 アニメ部門 観客動員数1位
1位でも色々あります。数えれば、キリがないくらい。とにかく1位になるデータを探して見せているだけです。
つまり調査する側の思惑で、ランキングの順位は意図的に変えられる。
もし企業の評判だけを見ているのであれば、思惑にのせられて間違った判断をする可能性があります。
より多くの情報で企業の評判を検討
大切なのは、1つのデータだけで判断しないこと。ランキングサイトで確認するなら、できるだけ多く見ます。
そこで、おや○○株式会社だけ、1つのランキングサイトでしか見ない。これはもしかして・・・と分かるようになります。
そんなとき、データの信憑性を詳しく見ていくために、別のランキングもチェック。
例えばこんなランキング。
- 企業 売上 ランキング
- 企業 年収 ランキング
- 日経優良企業ランキング
- 日本の優良企業ランキング
- 日本企業 利益ランキング
- 人気企業ランキング 2018 2019 2020・・・
- 隠れ優良企業ランキング
ランキングを見て判断するなら、様々な視点からランキングのデータを見て評価します。単純なランキングの表面だけ、なぞるように見ている人より広い視野で検討できます。
1年後に後悔する人と、満足できる人の差に。
まとめ
企業に入社してから、ランキングと違う実態に唖然とする人が多いでしょう。数字は実態とは別の目的で、開示されていると実体験で感じることに。
日本は経済が好景気と言われていて、人手不足で就職内定率も高いと言われていますが、暮らしは豊ではないとも。
これもいつの時代との比較かというと、みんな忘れられないバブルの時代との比較で不満がでます。良いときのことが忘れられないから、いまだに夢を見ています。
ランキングの本質を見極めるため、様々なデータを駆使して判断でいる目を養いたい。
(文 なお)
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。