就職に有利というよりも、働き初めたらパソコンは筆記用具と同じ。
「明日の朝までに、○○株式会社に提出する資料をまとめておいてくれ」
会社に就職すると、パソコンで資料をまとめる機会が増加します。立場によっては、毎日のように使いこなす必要も。
私の友人で保育士さんがいますが、あまり関係なさそうですが資料をパソコンでまとめています。
IT系の企業に限らず、「パソコンが使えないと不利ですか?」という質問すら、間抜けに聞こえてしまう。
パソコンは筆記用具
そもそもパソコンは筆記用具。
ワープロや、高級な電卓のような使い方をしています。
- 文章を見やすく色づけやイラストを付ける。
- エクセルなどの表計算で、試算表をつくる。
ちなみにマイクロソフトのワードやエクセルが使われますが、文書の作成にエクセルを使うところも多い。
これらは筆記用具と同じくらい使えるようになっておくと、最低限の作業がこなせます。
「パソコン使える?」という本当の意味
ある公的な組織の方とお会いしたとき、パソコンの使い方、用途について教えてもらったことがあります。
「パソコンは、どのように活用されているのですか?」
「うちでは、企業のデーターを活用しやすいように、パソコン画面で見やすいように加工して表示する作業を行っています」。
これだけなら、なんじゃそれ?って思いますよね。
数字や文字の羅列に見える情報を、分類したりグラフ化を自動で見られるようにしてくれます。
また、手書きで入手したデーターを、間違いのないように入力するのにも、パソコンを使えば楽。
たとえば手書きされたデーターを写す場合に、どうしても入力ミスが発生します。パソコンに入力する場合、
- 間違えないため、入力画面で数字の桁が間違っていたら警告をだす。
- あるいは数字で入力しなければならないのに、文字を入れていた場合も教えてくれる。
この程度のことであれば、エクセルできもできますが。このようにすれば、最低限、凡ミスを自動でチェックしてくれます。
イメージとしては、年賀状のソフトを使ったことがある方なら、名前や住所、郵便番号を表示する一覧表と、1人ずつ表示するカード型の画面が分かりやすいと思います。
印刷するとき、パソコンの画面に年賀状のイメージが表示されて、見やすくチェックできますよね。あんなイメージ。
年賀状を印刷するソフトがあれば、便利ですよね。
専用のソフトが便利
普通なら業者にまかせそうですが、規模が小さなプロジェクトの場合には予算が下りません。そこで、パソコンを出来る人が入力や編集画面を、プログラムしてツールを作るわけです。
企業系って、私たちがスマホで使うような都合の良いアプリなんてありません。自分の会社にあったソフトは専用になるので高額。
もし外部に委託すると、1つのソフトが数百万~数千万円なんてざら。
中小企業なんて、利益が見込めない事務作業に、そこまでのお金は投資できません。
そこで登場するのが、パソコンを使える人たちなんです。
プログラムできる人は有利
パソコンの資格を取得するのがブームになった時代もありました。
ところがいまは、要求されるレベルが違います。
就職してパソコンを使えないと不利どころじゃない。
「パソコンが使えないと不利ですか?」という質問すら、間抜けに聞こえてしまうと言ったのは、全く企業が欲しい人材のレベルが違うからなんです。
もし、質問するなら「プログラムを書けないと不利ですか?」が正しい。
パソコンは最低限、筆記用具程度には使えて当たり前です。
もしも先ほど言ったようなプログラムが書ければ、就職にはかなり有利だといえます。
プログラムを書ける友人の話
私がこれまで付き合った友人の中に、何人かプログラムを組める人がいます。
1人は銀行系のプログラムが書けるベテラン。
別の人は、中小企業のパソコン作業を効率化できるプログラム作れます。実際に営業して、スフの作成の仕事を取ってきています。
ちなみに銀行系のプログラムが書ける友人は、中学校時代、学年で下から数えて方が早いくらい勉強をしませんでしたが、当時からプログラムを書けていました。
すでにブラインドタッチ(キーボードを見ないで入力)が出来るレベル。
プログラマーって、当分の間、就職や仕事には困らないでしょう。全く人材が足りない分野。
これからの時代、ある程度のレベルに達していれば、プログラムができれば食べるのには困らないでしょうね。
最低限の作業
パソコンを使えるという最低限のレベルは、
- 日本語の文章を作成できる。
- イラストを編集できる。
- パワーポイントが使える。
- 表計算が一通りこなせる。
- ファイルをPDFにできる。
これらができれば、一応、パソコンが使えると言えるレベル。
その他、パソコントラブルに見舞われたとき、自分で解決できる検索スキルが求められます。
これらができれば、最低限の作業と呼ばれるものができます。どちらかというと、パソコンを清書代わりにできるレベルと言えるかもしれません。
パソコンを使って仕事ができるレベルは、マクロやプログラムを使って作業を効率化できるようになったら。
「マクロってなに?」と質問するレベルは、まだ初級レベルといえそう。
まとめ
大学の理系に限らず文系でも、パワーポイントを使って、説明するようなカリキュラムになっているところも。
友人の保育士さんも、初級レベルは使えますが、それは大学で必要に迫られて使えるようになりました。
もしまだ使えなくても、必要だと感じれば、いますぐパソコンを使ってみましょう。
ノートパソコン、デスクトップともに9~10万円のものを購入すれば、事務作業なら長く使えます。
家で使うのであれば、デスクトップパソコンが安くておすすめ。会社に持っていくなら、ノートパソコン。
まずはパソコンに慣れることから初めて、プログラムも挑戦していってはいかがですか?
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。