「幸せとは?」「人生の目的とは?」
子供の頃からずっと考えていた疑問に、あるとき答えを得ることができました。
まず人生の目的は、幸せになること。これが答え。これ以上の目的はないことを実感しました。お金持ちになるとか、結婚するとか、それはすべて突き詰めていけば、幸せになるための手段だと分かりました。
幸せとは?
これが人生最大の難問でした。そしてその答えがついに・・・
目次
幸せとは?その答え
幸せについて調べていたら、あるテレビ番組がやっていました。
世界一幸せな国ランキングというのをTⅤ。
内容は、国民の主観的な幸福度(自分がどれくらい幸福だと感じるか?)を調査したランキングを紹介。これが答えのヒントになりました。
幸せ度の高い国
住民が幸せ!と感じている割合が最も高い国、第一位はデンマーク。
調査会社によって、年代によって、多少ランキングが違うみたいなのですが、TⅤで見たデンマークの暮らしを初めて知ったのですが、医療費は基本的に無料。
家庭医(ホームドクター)と呼ばれる主治医を国民ひとり一人に割り当てる制度があります。ご存知でしたか?
また命に関わるような重い病気にかかった時や、健康を害する症状が出た場合は、最大限の治療を施し、世話をしてくれるうえに病院には家族のための宿泊施設まであり、子供が入院したときには、親一人の滞在費も無料。
凄すぎる!
病院までの往復の交通費や、車のガソリン代まで退院後に払い戻されるそうです。
「ありえない・・・」
子供はすべて無料(ベビーシッターなどもすべて無料)で、老後を心配する必要もないくらい。医療サービスは完全で、人生の心配は何も無いと言い切れるくらい福祉の充実にはビックリしました。
これなら幸福度も高い理由が分かるというものです。
医療がすべて無料のデンマークは、教育も?
医療サービスが充実しているだけではなく、デンマークでは義務教育(小中学校)と 高校から大学まで授業料もかからない。
小学校の時から職業教育の準備をし始めて、自分が何に興味を持っていて将来どのような職業についたらいいのかを考えていくというのです。
日本ではありえない・・・
私は、短大・大学・専門学校には行かず高校を卒業したら就職しましたが、なりたい職業があったわけでも、興味のある仕事についたわけでもありません。 そして、失業しても国が仕事を紹介してくれる制度もあるとか?
良いことばかりではないけれど・・・
TⅤを見ていて幸福度が最も高いデンマークって、いいなぁと単純に思ったのですが、消費税25%・平均的な所得税が約46%と高納税国なんですよね!
もしも日本が同じくらいの税率にしたら、同様なことができるのか?
世界一幸せな国ランキング…気になる日本は?
国が裕福かどうかだけではなく、 国民が幸福かどうか?を基準にして世界で最も幸せな国ランキングの評価。
たしか調査結果によれば、40位にもランキングしていない日本。国民が日本で暮らしていても、幸せだとは感じていないということでしょうか?
ずっと経済は低迷したまま失業者も増え、直接家庭に受けるものも数多くあるかもしれません。経済成長とか政情とか治安とか国民性とか、色んなことが影響してくるかもしれません。
個人的な意見ですが、日本の治安良い方だし教育水準も高い方で税金や個人の社会負担率も安いのでは?
他国のニュース映像で見るような暴動も起きていないし、宗教戦争などがあるわけでもない。二極化が進んでいると言われていても、世界を見ると格差が少ない方に思います。
それでも幸福感が低い日本は、今後どうあるべきなのか考えさせられました。
結局、幸福ってなんだろう?
世界一幸せな国ランキングで、日本は40位以内にも入っていなかったという結果が出ましたが・・・
上位にランクされた国々では、国民の基本的なニーズがほぼ満たされているため幸福だと感じているそうです。
「誰でも今よりお金があれば幸福になれるかも?」と思ったりするものですが、一方では、収入は幸福と密接な関係があるものの心理的に得られる満足感や、社会との関わりも幸福のカギになっていると分析しているそうです。
一人一人「幸福」だと感じることが違うのは当たり前ですよね。世の中に本当に人生を幸福に生きているという人はどれくらいいるのでしょうか?
仕事柄いろいろな分野の方々にメンタルマネージメントの指導を行っている方の話によれば、
「この人は本当に幸福な人だと思える人は世の中の構成比でいうと5%くらいなのではないかと思う」とおっしゃっていました。
本当に幸福な人だと思える人って、少ないのですね・・・
幸福に関して4つのタイプと幸せの絶対条件は?
私のまわりには、「自分は幸福だ!」とちゃんと言葉にしている方が多いです。
その影響もあって私も、何事もなく普通に生活していることが幸せなんだなぁと思えるようになりました。
ただ気持ちの持ち方の問題であって、生活が豊かなのか?といえばそうではありません。きっと、まわりの友達も見えないところでは苦労もあったり努力もあったり悩みもあったりしているかもしれませんよね。
人から見られている見かけの幸福と中身では違うのだと思います。実は幸福に関して、人は次の4つのタイプにわけることができるという本を読みました。
- 一番多いタイプの方は、幸せそうで不幸な人。
- 見かけの幸福も中身も幸福な、幸せそうで幸せな人。
- 明らかに…不幸そうで不幸な人。
- 見かけは不幸そうだけど、実は幸福な不幸そうで幸せな人。
そして幸せの絶対条件は、感謝の心を持つこと!
「そこで問題です! あなたは最近、だれかに感謝しましたか?」
「・・・・・」
まとめ
自分が幸せなのか?チェックするポイントは、ズバリ、どんな時(環境)でも幸せを感じられるのか?
極端な話、借金取りに追われていても幸せを感じられるのか?
「お~借金を返すために、頑張って仕事しなくちゃ!」と、究極的に前向きで楽天家なら、どんな状況でも幸せかも。それはまるで仏様。
私はそういう点でいえば、まだまだ幸福度は低そう。でも、それって何と比べてなのか?
世界には数億人以上の方が、まだ電気もない生活をしているそうです。満足のできない電気環境になると、十数億人レベルとか。
幸せ、しあわせというけれど、実は贅沢を言っているだけかも。いまの先進国の大半の人は、江戸時代の大名や西洋の貴族以上の生活をしているんですけどね。
こうやってIT機器を使って記事を書ける環境にいること自体、感謝しています。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。