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指示待ちの部下が訴えるやってもらいたい指導とは?

部下の考えに悩む上司

最近は指示待ちはリストラ対象者になりやすいので、何とか指導をしなければならないと考える上司が頭を抱えています。

指示しないと動けない人材ばかりなのは、「お前の育成する能力がないからだろ?」と、会社側から自分が左遷やリストラ対象者に変わる可能性があるからです。

もちろん、そう上司にいうさらに上の上司も人ごとではないから、そのように伝えるわけです。巡り巡って、自分の責任になるのはピラミッドの会社では当然です。

さて腫れ物のような存在の指示待ちする部下。問題は、当事者の意見を聞かないから、適切な指導ができないのではないでしょうか?

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指示待ちの部下が希望する指導

指示待ちする部下も好きで、そのような状況になったわけではないと考えます。

最初は誰も新人の頃、希望に燃えて「全力で仕事をやろう!」という意欲で入社しているはず。ところがいつまでも、指示されるまで動かなくなる現状を見て上司がイライラ。

そのようになってしまったのは、部下が希望する指導とは異なるから。

希望する指導で指示待ちを脱却

女性と部下

新人の頃に指示待ちなのは当たり前ですが、問題は2年目以降ということをこちらで伝えています。

いよいよ2年目になり、自分の下に新人も入り先輩と呼ばれる立場になったとき。この段階になったとき、今まで通り指示を受けて動く案件と、自分で考えて行動するものを徐々に分けていく指導ができるかどうか?

その区別をできるように指導できるかがカギ。

  • 自分の責任でできること。
  • 上司や先輩に相談しないと勝手に動いてはいけない案件。

ここをあやふやにしていると、部下は何をして良いのか分からない。自分で考えて行動したら、「なに、勝手なことしてるんだ!」と叱られることになります。

せっかく自分で考えて動こうとしたら、叱られる。あるいは激しく怒鳴られる。これではその人材は、いつまでも指示待ちする人になり続けます。

責任の範囲を明確にする

部下いわく「やって良いこと、悪いことを明確にしてもらいたい」。

部下は、自分の責任の範囲が理解できないと、戸惑いなにも自分からは動かなくなります。

最低限、自分が動いていい仕事、作業が何かを把握させることが大切です。それをしないで、あやふやなままでいたら、いつもまでも動けません。そのためにミーティングなども必要になるかもしれません。

ミーティング

もちろん自分で考えて行動すると、どれくらい自分の責任になるのかも指導しておく必要があります。

せっかく自分で考えて行動したら、怒鳴られた挙げ句に配置転換や減給処分になってはたまりません。

失敗したら責任をとらされ、上手くいったら上司の手柄にされてしまう。そんなことがあれば不信感しか持たなくなります。最悪、その部下は、どうにかして上司を落とせないかと考え始めます。

もしも優秀な部下なら、他の上司に取り入って蹴落とす協力をするくらいは考えます。ドラマではなく、現実にあり得る話しです。

やる気に満ちていた人材が、人を陥れる側になってしまうきっかけが指導のミスにあるとしたらお互いにとって悲劇でしかありません。

責任の範囲を把握して、もし仮に部下がそれで失敗したら「オレが責任をとるから、お前は全力でいけ!」みたいに言われたら部下も燃えます。

それで失敗してあなたが責任をとらず逃げたら、先ほどのように悲劇の循環が始まるかもしれません。もちろん自分が責任を取れないなら、大きなことは言わないことです。そうやって、どんどんこぢんまりとした組織になっていきますが・・・

まとめ

指示待ちの部下が訴えるやってもらいたい指導は、自分がやって良いこと、悪いことをハッキリさせること。

自分のレベルなら、どこまでやって良いのか?それがまだ判断できないから、指示待ちになりがち。だったら明確にしてあげれば、そのように動けるようになります。

赤ちゃんの食事

思えば私たちも、赤ちゃんの頃から親の顔を見ながら、何が良くて何が悪いかをかなりの時間をかけて覚えてきました。でも会社では、10年も15年もかけられません。

そこで短期間で把握してもらうことで、どんどん仕事を前に推し進めてもらう必要があります。

ただこの指導は難易度は高い。指導者側が、部下の仕事の熟練度や能力などを適切に把握しなければできないので、手間も時間もかかります。

こちらが話題になっています。

話題 マツコ「指示待ち人間の何が悪い!」という意見

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