「お金なんて、貯められない」
当たり前ですよ。そんなの常識。
だいたい家計簿アプリを使っている時点で、お金なんて貯める気がないんですよ。
「三日坊主になるからって言うんでしょう?」
そういう意味じゃないんですよ。
家計簿アプリで何をするの?
「家計簿アプリを使ってるの、すごいでしょう?」なんて言ってる場合じゃない。
昔から家計簿もあるし、パソコン用のソフトもあったけど、それでお金が貯まったなんて聞いいたことがない。
その理由は・・・
家計簿アプリで清書してちゃダメ
ちまちまレシートを切ったり貼ったり、書き写したり。
スマホで管理している人だって、家計簿アプリでレシートを読み取って、小綺麗に清書しているだけ。
昔の私を思い出します。
電気、ガス、水道代。交際費、通信費・・・・細かく記録していったので、何にどれくらい使ったのは、すぐに把握できました。
ところが、お金はぜんぜんたまらない。
そりゃそうです。単純に写しているだけ。
お金を貯めようよ思ったら、やるべきことが違う。
支出を削らないとお金は貯まらない
様々な支出の項目は、家計簿アプリでハッキリします。
「わあ~食費にかなり使っているんだ」と分かってもお金は貯まりません。
必要なのは、支出を減らすこと。コストカット。
「今月も余裕が全くありません」という人に限って、支出を全く減らそうとしていない。
「なぜ!?」
「私はちゃんと節約してるわよ~」」
「ホントですか?スマホ代っていくらい払ってますか?」
「7000円だけど。それが何か?」
まだスマホがなく携帯電話と呼ばれていた時代。
通話が中心の時代は、例えばソフトバンクモバイルは、家族間が無料というホワイトプラン登場させ、だいたい通信費は1人当たり3000くらいで収まっていました。
ところがスマホになって、7000円くらいに。4人家族なら、通信費だけで3万円近くに。そんな数値を家計アプリに入力しているだけなら、なんの意味もありませんよね?
収入が増えづらくなってるのに、出費が増えてしまう。それじゃお金は貯まりません。
格安スマホに変えて、動画はWifiのあるところしか使わないように工夫したら、1人1ヶ月で2000円に抑えられる。
家でもWifiが基本ですよ。
ただし家も光通信の契約が必要です。ケーブルテレビやスフとバンクなどとのセットにすれば、光の料金も月額5000円か、それ以下に抑えられ通信費も割引が受けられてお徳。
削れるものは、すぐにカットして支出を減らしましょう!
支出の再チェック
一般論になりますが、これらを見直しましょう。
- 旦那や子供。自分のお小遣い。
- 食費(お米・おかず・菓子パン・お菓子・牛乳・ジュース・酒類など)
- 外食(食費とは別に管理する)
- 通信費(携帯・固定電話・光通信など)
- 服・靴
- レジャー(映画・レンタル・書籍・飲み会・旅行・その他)
- 交通費(定期・ガソリン代など)
- 美容費(美容院・化粧品・シャンプー・石けんなど)
- 日用品や雑貨(トイレットペーパー、テッシュ・文房具など)
- 家電やパソコン、自動車など(何年かでやってくる、定期的な出費)
- 教育費(塾代や学校での出費)
- ペット(食費や保険・医療費など)
- 保険(生命・地震・自動車など)
- 税金(節税できないか?)
- 家賃
赤字が続くなら
既に危険領域で破産寸前だったら、相当な反発が予想されますが、支出カットを思い切っておこないます。
まず家族に、いまの現状を訴えます。このままでは支払いができなくなり、食事も食べられなくなること。電気や水道、ガスなども止められることを、真剣に伝えます。
その上で、私だったら、これらをカットします。
- お小遣いは最小限度。高校生くらいの子供でも月額2000円。もしそれ以上を要求するなら、スマホはなし。(もちろん格安スマホに契約するのが大前提)
- 外食はなし。
- お米は、一番安いものを買います。
- 靴は、靴底がとれても接着剤で修理します。
- 服は、いままでのものを使い回し。けっこう古くて着ていないものがあるので、それを着ればローテーションできます。黄ばんでいても漂白すれば、かなり白くなりますよ。
- 書籍や雑誌などは、できるだけ図書館で読む。人気の新刊なども図書館に要望を出せば、買ってもらえることも。ブックオフなども活用して出費をゼロにします。
- トイレットペーパーは、我が家では2枚のものを使います。これだけは1枚タイプは許せないので。もちろん安いときに買いだめします。
- 塾はなし。自力でやってもらう。
ただし無料体験は、積極的に参加させます。夏や直前などの短期のものは、余裕があれば受けさせると、成績アップや合格に近づくこともあるので否定しません。
- ペットをもし飼っていれば、食費は安いものにします。人間の生存が一番大事。もし私たちが倒れたら、ペットは・・・
- 保険は見直しますが、我が家は辞めてはいません。(生命・地震・自動車など)
- 日本は地震が多いので、持ち家の場合には、加入した方が良いと思います。ほぼ確実に地震で家がダメージを受けると私は考えています。
さすがに家計が破綻しそうなら、取りあえず辞めると思いますが。
- 家賃が高ければ、安いところに引っ越しも検討すべきです。
- 地方だと自動車は必需品。でも自転車や徒歩で何とかなるなら、その方がベスト。どんなに古くても自動車は査定してもらうと、それなりにお金になります。
最低限、廃車費用くらいは出るでしょう。
車に乗る場合でも、できるだけ修理して乗ります。エンジン自体は、30万キロくらいまでは乗れます。
私の車はもうすぐ17万キロ。電気系統や消耗品(ベルト、エアコン)などは、故障していきますが、新車を購入するより修理する方が、ずいぶんと安いですよ。まだ乗れます。
さすがに頻繁にオイルが漏れたりするようなら、そこで考えますが・・・
まとめ
家計簿アプリを使い始めると、それに酔ってしまい肝心なことを忘れてしまいます。
大切なのは・・・
まだ何とかなりそうなら、少しずつ支出を見直します。家族もそれなら、反発も少なく協力してくれます。
ただし・・・あまりギリギリに節約していると、反動で、浪費家になってしまうこともあるので、たまには自分や家族へもご褒美もお忘れなく。
ようはバランスが大切です。
ということで、今月もガツーンと出費を締めていきましょう!
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。