我が家で潮干狩りと言えば、当然、マテ貝取り。
昔はあさりだったのですが、独特な取り方に魅せられていまでは、みんなマテ貝にはまってしまいました。
あの面白さを1度でも味わうと、やめられません!
でも取り方のコツを知らないと、ぜんぜん採れずにがっかりして帰ることになります。
そこでコツと道具についてまとめました。ぜひ参考にしてチャレンジしてくださいね。
※マテ貝(マテガイとも書かれます)。
マテ貝の取り方のコツと道具
アサリと違ってマテ貝は、砂の上に空いた穴に塩をかけて、貝が飛び出してきたろころを手で捕まえるやり方。
まずは、マテ貝を取るための道具を用意してください。
形状としては、平らな部分がある道具が最適です。のちほど取り方については解説していますが、この形状がベスト。
あさりと違い、熊手(くまで)では、マテ貝は全くとれません。私が一番最初に失敗しました。
いろいろ工夫しましたが、やはり形状がダメでした。
なぜ熊手はダメなのかというと、砂を耕してしまうから。あさりなら良いのですが、マテ貝でこれをすると1つも見つけられません。
車ならクワが、柄が長くてやりやすい。電車であれば、草取り用の柄の短い持ち運びしやすい道具を使いましょう。
マテ貝取りコツ
砂を平らに削ること。
ぐちゃぐちゃにすると、どこにマテ貝がいるのか分からなくなります。
右の理想的な状態を見ていただくと分かると思いますが、砂を削るとマテ貝がいれば穴が開いています。
穴に塩をかけると、マテ貝がにょきっと出てくるので、そこを手で捕まえます。
なかなか出てこなければ、もう少し塩をかけて様子を見ます。5~10秒してもでなければ、次の穴を探します。
こちらの動画も参考にしてください。
動画では解説されていませんが、水が引いて無くなったところで取られています。あの位置が取りやすい。
水があると砂を削りにくく、塩もかけづらい。何度も動画を見て覚えてくださいね。
マテ貝とりのまとめ
- 水が完全に引いたところで採る。
- 土を平らに削る。
- ひし形の穴を見つける。
これでマテ貝は、9割くらい取れたようなもの。
あとはマテ貝の良そうなところを、多く削って穴に塩を入れて取っていくだけ。
塩を穴に入れる
マテ貝のいる穴を発見したら、次々に塩を入れていきます。
慣れない間は、あまり広範囲に塩をまかず、2~3ヶ所ずつ塩を巻いて、マテ貝がでてくるのを待ちます。
慣れれば、こんな感じでどんどん取れますよ~
さらっとした塩の方が使いやすいですよ。粗塩は、ちょっと粘りがあって穴にかけづらい。
手は濡れるので、容器に入れてふりかける感じがベストですよ~。それを知らずに始めてマテ貝を捕りにいったら、塩がべちゃっとなって穴に入れるのに苦労しました。
ちょっとしたコツを知っていれば、簡単に取れるのですがやり方を間違える大変ですから。
砂出しは基本必要無しだけど・・・
さて、たくさん取れたら調理へ。
マテ貝はあさりと違い、砂をほとんど吸い込みませんので、砂出しが必要ありません。
心配な方は、あさりと同様なこちらの方法で4時間くらい砂出しすればOK。
ちなみに私は取り立てのマテ貝を現地で焼きましたが、砂がガリッとしたことは記憶の限りではありません。
しかし汚れやヌメリなどを取り除くのに、砂出しをされる方もいらっしゃいます。私の場合には、持ち帰るときに砂出ししているようなものですが。
参考 貝の持ち帰り方
浜焼きも美味しい。
マテ貝の食感が気になる方は、しっかり焼いてください。そうするとカリッとして美味しい。しょうゆを垂らすと最高♪
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。