「グレの撒き餌って、たくさんあって、どれを選べば良いの?」
「1社だけで30種類以上もあって、分からないですね」
グレのフカセ釣りの撒き餌は、釣り人の数だけ種類があると言われるくらい、人によってまちまち。
そこで初めての方向けに、配合をまとめました。
グレの撒き餌(コマセ)の配合
撒き餌(マキエサ)の種類は、お金をかければ無限に作れますが、そこは限界がありますね。
バランス重視の配合レシピ
予算は2500円前後。
半日くらいは、これで釣れるはずです。
用意するのは、こちら。
- オキアミ 1枚(3kg)
- グレパワーV10(ブイテン)スペシャル
配合エサは、1/2袋 を使う。
- イワシパワーグレスペシャル
1/2袋を使用。
- 適量の海水。
オキアミを6kg、使う場合は、配合エサ(グレパワーV10 スペシャル、イワシパワーグレスペシャル)は、それぞれ1袋を使ってください。
これらをブレンドして使います。硬さは、後ほど紹介する動画を見て少しずつ入れて調整してください。ちょっと硬めにしておくと、あとから調整できます。
各エサの袋に分量などの記載があるので、そちらを参考にしてください。ただし入れる分量が1/2袋の場合は、水も半分にしてくださいね。
エサの分量や補足
オキアミは、付けエサとして使えます。
半解凍になったら、状態の良いオキアミをエサバコに分けておくと良いでしょう。
- グレパワーV10 スペシャル
バランスのとれた配合エサです。
1袋で1.7kg遠投性が良く、集魚力や拡散性は標準。色は白系。
グレパワーとオキアミだけでも、十分に釣れます。
動画を見ると分かりますが、コマセが細かく割れて拡散していくのが分かると思います。
- イワシパワーグレスペシャル
1袋で2kg
集魚効果が高いイワシ粉末がたっぷり入っています。
遠投性があり、拡散性は標準的。
イワシパワーグレスペシャルは、ひとかたまりが、少しずつ崩れて拡散している感じなのが分かると思います。
この2つの配合エサをブレンドすることで、集魚効果をアップさせつつ、魚へのアピール力を強化します。
こちらは、1つ前のグレパワーV9スペシャルとイワシパワーグレスペシャルのブレンドしたときの水中映像です。
改良されているので、全く同じではありませんが、水中でどのようにコマセが散らばっていくのか、イメージできると撒き餌がしやすくなりますね。
安いコマセのレシピ
予算を抑えたコマセのレシピです。
- アミエビ 1kg 500~550円前後
- 湧きグレ500遠投 1.5kg 420~480円前後。
- 海水:適量
- パン粉 (業務スーパー 330gで100円以下)。
湧きグレ500遠投は、増量効果が高い。欠点は集魚力は低い。
そこで集魚効果が極めて高い、アミエビを入れてバランス良くしています。
雨が降ったときや、水を入れすぎたときはパン粉を入れて水分の調整をします。
米ぬか、砂だけを混ぜても魚の活性が高いと釣れますが、できれば集魚力を考えると、オキアミやアミエビをブレンドしたい。真夏の高活性のときは、フグなどのエサ取りが増えますが。
配合する場合の注意点
初めてコマセを作られるときは、水は少なめに入れてください。
しっかりかき混ぜて、少しずつ水を足していきましょう。料理をされている方だと、イメージで分かると思います。
雨が降りそうなときは、ちょっと硬めにしておくと雨が入っても撒き餌として使えます。
グレの撒き餌(コマセ)まとめ
紹介したブレンドは、マキエの配合に悩まれた方への一例です。
人の数だけ配合する分量や種類が異なります。また地域や季節、その日の海の状態(水温やエサ取り)によっても、ベテランの方は配合を変えています。
ぶっやけ、エサのブレンド比率などよりも、その日の水温やエサ取りの多さ、魚影の濃さで釣果に大きな差がでます。
釣れにくいとき、食い渋っているときは配合が威力を発揮するかもしれませんが、あまり難しく考えすぎないで、まずは釣行の回数を増やして楽しんでください。
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。