引っ越しで育てていた植物をどうやって運べばいいのか、困ったことはありませんか?
小さな鉢植えならなんとか持っていけそうだけれど、大きな木や庭に植えた花やハーブはどうしたらいいのか迷いますよね。
枝が大きくて処分も難しい、でも愛着のある植物は手放したくない…。そんな悩みを抱える方のために、今回は植物や木を安全に梱包して引っ越し先まで運ぶためのコツをまとめました。
しっかりとした梱包と運搬の方法を知って、大切な植物を無事に新しい家に連れて行きましょう!
目次
引っ越し業者に依頼できる?
これくらいの観葉植物は、引っ越し会社が用意している梱包用の段ボールに鉢が入れば、大抵は運べます。
植物を運んでもらうときは、水やりは遅くとも前日までに済ませます。鉢から水が落ちると家財道具が濡れてしまうので、鉢の底は乾いているのが前提。
問題は庭木などの大型の樹木。これはさすがに引っ越し会社に頼んでも断られます。
海外では特殊な機械で運びますが、コストがかかります。
大型の樹木を運ぶには?
ブルーベリーやイチジク、みかん、レモンなどの柑橘類の場合は、時期にもよりますが強剪定をして樹の負担を減らし移植します。
下記の動画は、移植しやすいように樹をまとめた様子も見られます。
もし難しいと感じた方は・・・
造園業者さんに依頼するのが一番!
調べ方は簡単です。
造園業者とあなたの街の地域名を入れればOK。
ただし市で検索すると、業者さんが見つからない場合があるので、そのときは地域名のところに都道府県名を入ればOK。
「引っ越し業者なら運んでくれそう」だと思っている方へ
引っ越し会社は、段ボールに入る大きさのものを運ぶのは得意です。家具なども事例が多く、トラックで運びやすい形状です。
ところが生きた木は、大きさや形がバラバラで樹形も一定ではありません。また季節によっては葉が落ちたり実がついています。また季節によっては、枯れやすいのもデメリット。
そこで大型の樹木を運ぶには、その扱いに慣れた造園業者さんに依頼するのが一般的。
専門業者さんなので庭に植わっている状態から木を抜き出して、引っ越し先の庭に運んで植えてくれます。
水やりなども、おまかせできるので楽です。これを自分でやろうとしたら、いろいろやることや調べることがいっぱいあります。
自分で運ぶなら調べることや、頼むことが多いので大変
- 木を抜くための方法を調べる。
- 必要な道具を揃える。
- 運ぶトラックをレンタルする必要がある。
- 木を植える時間もとられる。
- 枯れるリスクもある。
人の手もかかります。また自分で運ぶなら、水やりのタイミングも考えないと、トラックが汚れて、ひどいことになります。レンタルの別料金も確定ですね。
自分で運転できなければ、運転手の確保も必要です。
そこまで考えるなら、専門業者さんに依頼した方が、引っ越し準備の時間を有効に使えます。
また造園業者さんであれば、木をできるだけ切らずに運べますので、病気にかかるリスクも減らせます。
自分で運ぶとなると、大きい枝は切らないと運べません。これもかなり大変。ノコギリやしゃべる、その他の道具も買うかレンタルになりますね。その業者さんも調べないとね(汗)
「そんなに忙しいのに、やってられない!」
お金はかかりますが、完全におまかせが楽だと思います。自分で運んで事故でも起こしたら、それどこじゃありませんからね。
まとめ:植木鉢の梱包手順
- 植木鉢の梱包手順
- 水の管理
引っ越し数日前から、水やりを減らして準備しましょう。 - 余分な枝葉を剪定
枝葉を整えて、コンパクトにします。 - 植木鉢をビニール袋に入れる
鉢をビニール袋で覆い、土のこぼれを防ぎます。 - ダンボールに詰める。
植木鉢をダンボールに入れ、隙間には緩衝材や新聞紙を詰めて動かないように固定します。 - ガムテープで固定
ダンボールの側面と鉢をガムテープでしっかりとつなぎ、倒れにくくします。 - 背の高い観葉植物の保護
はみ出た部分にはビニール袋やネットを被せ、保護します。
ビニールを巻く際には、通気のために適度に穴を開けてください。 - 注意シールを貼る。
葉が見えないサイズのダンボールに入れる場合は、「割れ物注意」や「天地無用」のシールを貼って、注意喚起をしましょう。
配送手続き
- 各運送業者の営業所、コンビニ、自宅から手続きを行います。
- 必要書類を記入し、サイズや重さを測ってもらいます。
- 植木鉢が入っていることを伝えると、「割れ物」や「上下注意」シールを貼ってもらえますので、しっかりと伝えておきましょう。
業者さんに依頼する場合の確認事項
業者さんに依頼する場合は、次のことを確認しましょう。
- いつ、現地に来て確認してくれるのか?
- どこまで運んでくれるのか?
- いつ、運んでくれるのか?
- 料金はどれくらいか、見積もり。
庭と木を確認されたら、自分がやって欲しいことを伝えます。それを元に植物や木の引っ越しプランを作成されます。
見積もりと予算を天秤にかけて、依頼する業者さんを決定したら契約です。
合い見積もりは忘れないようにしてください。1社だけでは、高いか安いか分かりませんからね。
小さな造園業者さんだと、すでに仕事が入っていると急な引っ越しには対応してもらえなかったり、遠くまでは運んでくれないケースもでてきます。
大抵は市内だけで仕事をされているので、業者さんも人の手配や予定が大変なので、余裕を持って調べて依頼しましょう。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。